概要
魔界の王を決める戦いに参戦した魔物の子の一体
CV:うえだゆうじ
本の色:ブルーウォッシュ
パートナー:サウザー
黒い子馬のような姿の魔物。オリックス類のように、後頭部から後方に向け二本の角を生やしている。また額にも特徴的な模様を持つ。
基本的に「パルパルモーン!」としか喋れないが、パートナーとの意思疎通は完璧。
ウマゴンの言葉を解している事やその外見・使用術の一致などから、ウマゴンと同じ馬族の可能性があるが詳しくは不明。
以下ネタバレ
北海道にて単独行動をしていたウマゴンと交戦する。
過去の経験から仲間と組み戦う魔物をパートナーと共に嫌っており、ウマゴンに対しても軽蔑と敵意を露にして戦いを挑んでいた。
実力差を見せつけたが、新呪文を発動したウマゴンの気迫を前に怯えてしまい、彼らを取り逃がし自らの負けを認める。
以後ウマゴンをライバル視。
その後、ニュージーランドで修業中にアースと交戦しかけるが、事情を知るとアース達に同行。後にファウードを魔界に帰す装置を巡りガッシュ達とも対立しかけたが、エリーを助けるためガッシュ達に協力する事になる。
ファウード復活後は、ファウードを魔界に帰す装置を起動までの間守り抜くべくアースと共に心臓の体内魔物と戦闘。
「共に生き残り、
この装置を守りきる!!!
カルディオ、この王を決める戦い、つれえことばかりだったけどよ…最後に…嬉しい戦いができたな。」
「パルパルモーン。」
慣れないコンビでの戦闘に苦戦を強いられたが、最期は命を賭して最大術を使用。
心臓の体内魔物を完全に凍らせ倒し、本が燃え尽き死ぬ前に魔界へと帰っていった。
ウマゴン同様、馬に似た獣型の魔物で頭に2本の白いガゼルのような角が生えている。
「パルパルモーン」「パルゥ」としか発音できないが、サウザーとは完璧に意思疎通ができており、ウマゴンの言葉も理解できる。
また作中では心情を現すモノローグとしての台詞はあり(その際の一人称は「俺」)、アニメではそれが多くなっている。
術はウマゴンと同系統の肉体強化系だが、術の属性が氷である点が異なる。
北海道でウマゴンと対決し一度は追い詰めるも、ウマゴンの新呪文と凄まじい気迫に押されて痛み分けに終わる。以降ウマゴンのことをライバル視するようになる。
その後ウマゴンの匂いを追ってファウード付近に到着し、アースと対決するがリオウの呪いにより弱ったエリーを放っておけずファウードに同行する。「ファウードを魔界に帰す装置」を巡ってガッシュ達とも戦いかけたがアースと同様、彼らの仲間になる。
その後はファウードを魔界に帰す装置を守り通すため、アースと共に心臓を打つ魔物と対決する。絶体絶命の危機に陥るが、エリーを守るために捨て身の最大呪文で心臓を打つ魔物を倒し、魔界へと帰っていった。
アニメ版ではウマゴンと共にファンゴ・ジェデュンと対決する。最初はサウザーとサンビームの息が合わなかったことと自身の氷とウマゴンの炎による属性の相性の悪さに苦戦するも、最後はエリーの説得でサウザーがサンビームとの共闘を受け入れ、息の合ったコンビネーションを見せつけて勝利する。最後まで本を燃やされることなく出番を終えた。
呪文
氷のイメージが強いが、本来の力はウマゴン同様にスピード重視の肉体強化呪文。
1. ギドルク 全身を鎧で覆い、強化する。移動速度も上がる。
2. ゴウ・ギドルク 「ギドルク」よりも更に強化する。二本の角が前方に伸びる。
3. ディオギコル・ギドルク 身体を冷気の鎧で武装する上級肉体強化術。
前方に一本、後方に二本の氷の角が形成され、氷の結晶のようなトゲが各所に生える。
氷属性を専門とする魔物に匹敵するほどの冷気を操るが、ウマゴンの「ディオエムル・シュドルク」同様、力の制御ができなければパートナーにも危険が及ぶ危険な術。
カルディオ達はこの術をコントロールするのに半年を費やした。
4. ディオウ・ギゴリオ・ギドルク カルディオの最大呪文。
頭部の角はより肥大化し、身に纏う氷の鎧もさらに刺々しい形状となる。
「ディオギコル・ギドルク」よりも更に強烈な冷気で武装し、より強大な冷気で攻撃する。しかし、カルディオ自身も命を落としかねないダメージを受けるほどの威力を持つ諸刃の剣の術。アニメ版では未使用。
◆サウザー
CV:渡辺久美子
カルディオの本(ブルーウォッシュ)の持ち主。モンゴル出身のマリモな少年。南斗鳳凰拳は継承していない。
カルディオとは故郷の村で出会った模様。過去に一度戦ったコンビの魔物が卑怯な手を使ったため、仲間と組まないと戦えない魔物達を嫌っていたがエリーやサンビーム達との出会いで考えを改めるようになる。
意地っ張りでややツンデレ気味。炎を凍らせようとして「何!?凍りきらない!!?それだけ強い炎なのか!!?」とか真面目に言っちゃう。
エリーに故郷の妹の姿を重ねている。
原作ではエリー以外のパートナーの名前を呼ぶシーンはないが、アニメではサンビームの事を「オヤジ」と呼んでいる。