ラプトール
らぷとーる
玩具・アニメシリーズ『ゾイド』に登場する架空の金属生命体の一種でメイン画像の女性が騎乗している肉食恐竜メカなキャラクター。
スペック
概要
歩兵的役割を持つヴェロキラプトル種の小型ゾイド。1体1体の力は強くないが、集団での戦闘を得意とし、本能解放すると背中の大爪ドスクローを展開する。発掘時に同じ場所から一度に数十匹のラプトールが発見されたことから群れをなして活動することが判明している。本能解放技はドスクローで敵に切り掛かる『リッパーエッジ』。
通常時は噛み付きや爪で攻撃を行い、脚のかかと部分のダンパーにより、走行時の衝撃を吸収したり、より高いジャンプ力を生み出すことができる。
瀕死状態になるとオーバルボムで敵ゾイドもろとも自爆することもあるという。
デスメタル帝国の尖兵として多数配備されている他、第8話では街の自警団がカーキ色の装甲を持つラプトールを運用しているのが確認できる。
第10話には、緑色の装甲を持つ野生個体も登場した。
デスメタルに操られているが、解放されると途端に大人しくなる。
キットについて
キットはゼンマイの竜頭が着脱式となっており、ディスプレイ時は腹部にオーバルボムとして装着する。本能解放ギミックとしてドスクローを引き出すと首から上が連動、頭を下げ口を開き、トサカを逆立てる。ゼンマイを回すと切りかかるように身体を前後に揺らしながら歩行する。
余談
ヴェロキラプトル種とされているが、頭が大きい・前足が小さく指が2本・尻尾が短い・後足に鉤爪がないという特徴からモチーフとなったヴェロキラプトルにはあまり似ておらず、むしろラプトレックスに近い。
なお、声のエフェクトは、『ゾイド-ZOIDS-』に登場したオーガノイドの声に似ている。