概要
ST AR-15とは、ドールズフロントラインに登場する戦術人形である。
キャラクターデザイン: LIN+
CV: 加藤英美里
レアリティ: 4(EPOCHAL)
種別: AR(アサルトライフル)
キャラクター像
公式デザイン、LIN+氏によるイラスト。※クリック推奨
ピンク色のロングヘアを、右側で特徴的なアクセサリーを用いワンサイドアップにした、碧眼をしておりハイライトが薄め。
服装は黒地とチャック部は朱色のパーカー(AR小隊隊章付き)、白のショートワンピースを着ており手袋は指貫き、左足のみサイハイを着用しており、公式デザインのLIN+氏によると腰部に留め具がありずり落ちない設計で軍用ナイフが入ったポーチが付属しており「SPR」の文字が書かれている。
「SPR」は「Semi-automatic Preaision Rifle」または「Special Purpose Rifle」の略称。
損傷絵では所持銃まで損傷し、部品が散乱する様子が描かれている。
所持銃はSpike’s Tactical社の限定モデル、ST-15とされておりバレル長は16インチ、ハンドガードは14.5インチと非常に長い設計、フレーム部は白く塗装されておりマガジンハウジングにはXの文字等が刻印されている。
アタッチメントはサイレンサー、アングルフォワグリップ、狙撃用スコープとフロント・リアフリップアップサイトが装着されマガジンとストックがマグプル社製に換装されている。
マークスマンライフルに近しい形状をしているため一見するとライフル種と勘違いされそうだがアサルトライフルの種別である。
スキン「新学期」
AR小隊の中で唯一スキンが実装されており、武装学園を連想させる立ち絵となっている。
着崩した学生服とスカーフ、銃を入れておくガンケースを所持しており所持銃のアタッチメントはスコープがショートスコープに変更され、ストックも伸縮可能なPDWストックに換装されている。
ゲーム内では
穏やかで冷静沈着、強い責任感を持ち仲間思いだが自身が所持する銃が民間用である事にコンプレックスを感じている。
ゲーム表記では「ST AR-15」だが仲間からは「AR-15」と呼ばれている。
ストーリー中では強い責任感が災いとなり単独行動の結果、敵の「傘ウィルス」に感染してしまい隔離されるも脱走し敵と手を組むといった逸脱行動を図り同小隊のメンバーを窮地に陥れてしまう。
ただしこの行動はAR小隊の隊長である「M4A1」を思う節があり、優柔不断で決断力の欠けるM4A1に本来の自分を取り戻させようとした所を敵である鉄血製人形に漬け込まれた可能性があり結果に不本意である様子が伺える。
「私はあなたが嫌いだ」と言ってはいるがあくまでも表面上での様でM4A1を思う気持ちはAR小隊内では随一である。
もしかすると、M4A1の特異性に真っ先に気付いていたのかもしれない(ストーリー中に建造直後のM4A1と会話するシーンらしきものが見られる)
性能
射速型のアサルトライフル、時速火力に長けており長期戦向け、
陣形範囲はキーパット基準369と前方をカバー出来るが効果はサブマシンガンに回避上昇12%、射速上昇10%と他のアサルトライフルと比べるとやや控えめ。
彼女の真価はスキルにあり、開幕4秒で発動、最大スキルレベルで射速上昇45%、持続時間15秒と非常に長くスキルのクールダウンが16秒とあって1秒の待機時間でスキル効果を持続させる事が出来る。
ネックとなるのは攻撃力が自身で補えない事、これは前衛となるサブマシンガンの陣形効果や同小隊の「M4A1」とタッグを組ませ、専用装備が用意されているため装備させる事で足りない火力を補うことが出来る。
ストーリー進行によって入手する事が出来るが、他のAR小隊のメンバーと同じく建造やドロップはしないため編成拡大にはコアが必須となる。
上記の性能に加え後述するMOD(改造)が控えているため他のAR小隊のメンバーと同様優先的に育成するといいだろう。
MOD(改造)について
公式デザイン、LIN+氏によるMODⅢ設定イラスト。※クリック推奨
本国版では改造が実装されており、M4A1 MODⅢと同じく容姿とセリフが一変する。
→STAR-15 MODⅢ
実銃
前記したがベースは「Spike’s Tactical社の限定モデル、ST-15」であり検索では出てこない点には留意されたい。
「AR-15」と言う点ではM16やM4の「元祖」に当たる。
余談
彼女が使用する銃の弾丸は5.56x45mm NATO弾では無く.300BLK弾(正式には.300 AACブラックアウト)を使用する事が専用装備で判明している、これは5.56x45mm NATO弾の欠点を無くすために開発された実在する弾丸。
前述した通りAR-15は元祖であるがゲーム内では姉妹銃扱いであり、ファンと間では「AR小隊の末っ子」と呼ばれていたりする。
公式デザインを担当するLIN+氏の設定資料は一線を凌駕しており、ガンマニア達を唸らせる程であり、アタッチメントの種類等も事細かに書かれており必見である。