概要
来歴
なにぶん古い時代の馬だが、兎に角現代の基準でも当時の基準でも無茶苦茶な記録づくめの競走馬である。
まず何といっても彼女を語る際に外せないのは変則三冠である。(内訳は日本ダービー、オークス、菊花賞)
デビューが遅れて皐月賞、桜花賞(の前身競争)には間に合わなかったのだが、5月にデビューするや圧倒的な勝ちっぷりを見せつけ連闘で、ダービーに出走、何とレコード勝ちをしてしまう。
その後も出れば勝つと言った有様で、11戦中7戦が大差勝ち、なお80年以上に及ぶダービーを牝馬が制し例は彼女を含めわずか三頭、菊花賞は二頭のみである。
当時は折しも戦争中で出走馬の質も量も低下しており、10頭立てを越えたのは3回だけだったが、無茶苦茶なローテーションも斤量も牡馬相手も苦にせず無敗での引退は十分に伝説と言っていいだろう。
近年ウオッカが日本ダービーを制するまで半ば忘れられた名馬だったが、彼女が64年ぶり牝馬でのダービー制覇を行い、にわかにその偉業に注目が集まった。
pixivに於けるクリフジ
白黒写真しかない時代の馬だが、主に競走馬擬人化イラストが投稿されている。時代を反映させての大和撫子の様なデザイン、圧倒的な成績の無敗の牝馬という点を反映させてか威圧感の有る女傑のようなデザインの二通りが投稿されている。
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