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浮舎

ふしゃ

オープンワールドRPG『原神』の登場キャラクター。璃月を守護する仙衆夜叉の一人。
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概要編集

璃月を守る仙衆夜叉の一人。

騰蛇大元帥という雅号を持つ、雷の力を操る男性の夜叉。(CV:松田健一郎

四本の強靭な腕と紫の模様、屈強な体が特徴的である。

最も強い五人の夜叉の中でも長兄のような存在で、かつては岩王帝君の下で五夜叉の長を務めており、将たる才を有する神兵だった。




以降、魔神任務のネタバレを含みます。






浮生は散り、万般を舎す




人物編集

『護法仙衆夜叉録』で語られる、業障に飲まれ魔物と化した夜叉

戦う前には必ず名乗りを上げる誇り高い夜叉であったが、自分自身が何者かすら忘れてしまっていた為『無名の夜叉』として語り継がれている。

曰く、岩王帝君の配下の中でも随一の夜叉だったとのこと。

身を隠し闇討ちする戦術をよく用いていたようだ。

聖遺物『辰砂往生録』には、「体捌きは鬼の如く俊敏で、紫に光る眼からは獰猛な殺気を感じられた」と書かれている。彼の操る雷光はまるで蛇のようで、轟々たるそれは深淵の谷(層岩巨淵)の死の霧を払っていた。


数々の伝説を残している浮舎であるが、平時では弥怒が作った服を拒んでいたり、眠る魈の顔に落書きをしたりする様子が明かされている。兄弟たちとは仲が良かったようだ。

夜叉一族の銅雀が戦争で亡くなった際には深く悲しんでいたのだという。


なお、応達からは「兄者」、伐難からは「浮舎の兄者」と呼ばれているが、弥怒と魈からは「浮舎」と呼び捨てにされている。


経歴編集

500年前に層岩巨淵で起こった戦闘に参加し、カーンルイアの魔獣を地下空間へ封印する為に犠牲となっている。


記憶を失ってはいたが、浮舎は夜叉の本能から戦いに引き寄せられていた。

層岩巨淵の地下にて夜蘭の先祖の一人(伯陽)と共に、魔獣を閉じ込めることに成功する。無謀な戦い方をした影響で力尽きたが、死の直前に兄弟のような存在であった他の五夜叉たちを思い出し、ついには己の名を口にすることができた。


「我の兄弟たちが、迎えに来てくれたぞ」


時間が錯綜する地下空間で彼が最期に見たものは、かつての記憶なのか、それとも迎えにきた現在の魈であったのか。地下の謎は未だ解明されていない。


浮舎は世が康寧となったら人と共に暮らすのだと考えていたが、業障による狂気に飲まれ、記憶を失い、最期までそれは叶うことはなかった。

彼が人と共に魔獣の侵攻を防いだことにより、被害を最小に抑え込んだのだと考えられる。


彼らの命の上で、現在も璃月は平和が続いている。


その他編集

  • 浮舎は生前「互いに助け合い、生死に関わらずその居場所を把握するべきだ」と言っており、魈にはその義務があると長らく浮舎の行方を探していた。前述の通り常の彼であれば必ず名乗りを上げる為、「無名の夜叉」が浮舎であるという確証が持てなかった。加えて、魈は層岩巨淵の地下が危険な場所であると理解していた為、易々と出向くことができなかったと思われる。(間章第一幕で璃月が人間だけで守ることができたという実績が、彼に危険を承知で層岩地下へと向かう決意をさせた可能性がある)
  • 浮舎は聖遺物『辰砂往生録』と『千岩牢固』、長柄武器『息災』に深く関係している。また、璃月内で名を忘れたとされるキャラクターが現状浮舎のみであるため、『磐岩結緑』のストーリーに書かれている「名を忘れた友」は浮舎の可能性がある。(磐岩結緑は魈のモチーフ武器である和璞鳶と同シリーズである)
    • 名を表せないという共通点で、若陀龍王を封印した三人の仙人のうち一人の名前が消されているというものがある。現状名が伏せられていたのは浮舎しかおらず、彼は若陀龍王も関わっていた天穹の谷を訪れている為、何らかの形で関わっていた可能性があるのかもしれない。
  • 『息災』のストーリーには浮舎が槍を持つ描写があるが、ムービー中の彼は武器を持っている様子がない。魔神任務間章第二幕では浮舎の幻影が複数の「手」を召喚して魈を追い詰めていた。
  • 世界任務「夜叉の願い」には浮舎が遺した石碑が登場する。そのギミックは非常に古いもので、天穹の谷や風龍廃墟にあるものと同じである。モンドの魔神任務では『導光装置』と呼ばれている。
  • 騰蛇大元帥という雅名から、元ネタは十二天将の「騰蛇」であると考えられる。騰蛇は中国の伝説上の蛇または龍の一種とされる。夜叉一族にはそれぞれ動物の名が入っているが、彼は騰蛇であり、また雷光は蛇のようと喩えられているため、対応動物としては蛇がモチーフかと思われる。
    • 魈の元ネタには十二神将の迷企羅大将があるため、浮舎は蛇(巳)に当たる因陀羅大将の設定も含まれると考えられる。因陀羅は元はバラモン教の雷神インドラであり、ガルーダ(魈の元ネタの一つとされる)の友人。また、ガルーダが蛇を喰らう理由となった存在である。
    • 大元帥の方は大元帥明王が元ネタの可能性がある。毘沙門天の眷属である八大夜叉大将の一尊に数えられ、インド神話においては弱者を襲って喰らう悪鬼神とされたが、密教においては大日如来の功徳により善神へと変じ、国家をも守護する護法の力へと転化させた。 ちなみに毘沙門天(クベーラ)は富と財宝の神であるため、岩王帝君の一部の設定と合致する。

関連タグ編集

原神 璃月(原神) 岩神モラクス

仙衆夜叉

魈(原神) 応達 弥怒 伐難

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