罪は許されるのか―
概要
放送開始前はアニメ版デモンベインが厳しい評価となった前歴を持つニトロ作品の映像化と原作破壊と作画のムラに定評のあるGONZOという事であまり評価は高くなかった。
しかし、いざ蓋を開けてみれば板野一郎特有の美麗なアクションと社会的弱者達の苦悩が描かれたハードなストーリー展開、各キャラクター達の熱い生きざまなどが視聴者の心をつかみ、高い評価を得る事となった。
Pixivではハードな展開である事へのギャップの差からか、しばしばネタ絵(主にジョセフとゲルト)を見かける事も少なくない。
ストーリー
近未来のドイツのとある市街。
そこでは死体が突如「デモニアック」と呼ばれる悪魔を思わせる怪物に変貌するという事件が多発し、XAT(ザット)と呼ばれる組織がこれらに対応していった。
そんな中、デモニアックの戦闘に巻き込まれ半身不随に陥った元バイクレーサーのチャンプで英雄と呼ばれた男『ゲルト・フレンツェン』は生きたままデモニアックに変貌、他のデモニアックを倒していく。
ゲルトが再び英雄として祭り上げられる中、彼を別の目で見ていた者がいた。
物語はここから加速していく。
登場人物
ジョセフ・ジョブスン
デモニアックを狩り続ける正体不明の青年。
一応作品の主人公といえる人物なのだが、劇中ではあまり活躍せず、他のキャラクター達が活躍し続ける中、自分は寝てばっかりの姿が多く見かけられたため、ネタキャラの地位も確立してしまった。
エレア
CV:花澤香菜
ジョセフが乗るバイク「ガルム」の端末を介して登場する妖精かつ悪魔の様な姿が特徴の少女。
「美しくないわ」が口癖。
ゲルト・フレンツェン
CV:石塚運昇
バイクレースのチャンプだったが、1話でジョセフとデモニアックの戦闘に巻き込まれて半身不随になってしまう。
その後、謎の女性から渡された謎の薬によってデモニアックに変身する力を得る。
1話では完全に彼が主人公の様に描かれているため、主人公は彼だと勘違いした人も多い。かくいう著者もそうである。
ちなみに、あっちのゲルトとは何の関係もない。
ヘルマン・ザルツァ
CV:三宅健太
XAT第2班に所属する赤毛の男。以前はゲルトの所属していたバイクチームのレーサーだった。親友でもあるゲルトを尊敬しており、彼の事となると周りが見えなくなる事も多い。
ゲルトオオオオオオオオオオオオ
アマンダ・ウェルナー
CV:伊藤静
XAT第2班に所属する女性。物語のヒロイン的人物。
ジョセフを初めとする多くの人物に関わりを持つため、彼女を真の主人公と捉える人もいる。
スーツのサイズが合わないせいか、胸元は常時はだけっぱなし。
スノウ
CV:中原麻衣
漫画版のヒロイン。
かつてジョセフと共に旅をしていた。
アニメでは18,19話にゲスト出演。