注意!!
この記事には、一部Wikipedia及び公式オフィシャルコンプリートワークスよりの引用が含まれています。
概要
異名:水晶の魔術師
モチーフ:カタツムリ(カタツムリの呼び名のひとつ、マイマイが元ネタか)
出自及びシグマの反乱に参加した理由は不明。エネルゲン水晶が取れる鉱山を占拠し、反乱を起こした。
行動パターン
クリスタルハンター発射
クリスタルハンターをエックスに向けて発射、動きを封じようとしてくる。
食らってもダメージはないが、凍結してしまい後述の体当たりがかわせなくなるので、レバガチャを行い、解凍すること。
殻にこもっての体当たり
殻にこもった後、殻のブースターで天井まで上昇、高速回転する動きを見せた後、エックスに体当たりしてくる。
時を緩やかにする
体力が少なくなってくると使ってくる。攻撃がかわしにくくなって、とても厄介。
弱点武器
マグネットマイン(マグネ・ヒャクレッガーから入手可能)
ヒットさせるとマイマインの全身に電流のようなものが流れ、その後本体と殻が分離、ダメージを与える。
この際、マイマインを壁にぶつけることで、大ダメージを与えることが出来る。
獲得武器
クリスタルハンター
通常:ゲル状(スライム状?)のクリスタルを発射し、一部の敵をクリスタルで覆い、凍結させる。早い話が、放物線上を描いた軌道で放たれるアイススラッシャーである。
Xシリーズで敵を直接凍らせる武器はコレとドリフトダイアモンドのふたつだけである。(そしてこれらふたつは無色透明の宝石の名を含むという共通点がある)
※一応氷属性が弱点のボスが演出として氷漬けになることは頻繁にあった
凍らせた敵は足場に出来、ダッシュで体当たりすると液体窒素で凍らせた薔薇を叩き付けた時のように粉々に砕け散り、武器エネルギー回復アイテムを落とすので非常に使いやすい。
最大で3体までしか固められないが、メニュー画面を一度出した後で戻ると、固めた敵が消え、再度発射できるようになる。
ただし、上記の通り一部の敵にしか効果がなく、効かない敵にはダメージも与えられない。
チャージ:エックスを含むすべての物体の動きを緩やかにする。
直接敵を攻撃できるわけではないが、慎重に動きたいときに役に立つ。
コミック版では
岩本佳浩氏が描く「ロックマンX2」では、シグマの手によって生み出されたレプリロイドで、醜い自分の姿にコンプレックスを抱いている人物として登場。美しい輝きを持つ【マグナクォーツ】を友として溺愛していた。それは、エックスに破壊されて粉微塵に砕け散った欠片を食べ、これでずっと一緒にいられる、と言っていたほどである。
マグナクォーツがエックスによって破壊された直後に姿を現し、恨みを晴らすためにエックスに戦いを挑む。チャージクリスタルハンターによってエックスの動きを鈍らせ、足を固めて完全に動きを奪う。その中で自身の本心を打ち明けながら突進攻撃によってエックスを倒そうとするも、激突寸前にチャージクリスタルハンターが解除されたため、反撃のチャージバスターが直撃し、殻ごと破壊されて吹き飛び落命した。
その後、エックスはマイマインに恐怖を感じて結果的に殺してしまった事を深く悔やみ、相手を傷つける事の痛みを再認識するに至る。結局マイマインは心の傷を負ったまま落命し、エックスも自身も彼を倒した事で逆に深い傷を負う、つらいエピソードとなっている。
余談
弱点武器を当てると、殻が外れるが、この状態でボスを倒すと、殻だけが破壊されずに残る(普通に倒すと、殻は残らない)。
また、エックスがダッシュで体当たりすると、殻を吹き飛ばすことが出来るが、実は開発中のお遊びによるもので、その結果、弱いボスになってしまったと企画を書いた人は涙が止まらなかったという。
とはいえ殻を外した状態では素早く動き回るので簡単にパターンにはめることはできない上、弱点武器を使うとボスの攻略が楽になるのはシリーズ全般の特徴でもある。また、そもそも弱点武器を持ってるボスとステージの難易度が高く後回しにされることも多いので、弱点武器を使わずにクリアするプレイヤーも少なくなく、開発者の思惑は別にして特にX2内で弱いという印象を持たれているわけではないようだ。
なお、クリスタルやダイアモンドなど無色透明の宝石の名を冠する氷属性は数多くあるものの、武器のクリスタルハンターは水晶そのものなので厳密には氷系のボスではない。(ポケモンでいうところのオーロラビームのようにこおりタイプだけど氷そのものではないとかんがえればわかりやすいだろうか?)
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