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芥川龍之介の編集履歴

2011-07-03 22:21:16 バージョン

芥川龍之介

あくたがわりゅうのすけ

大正期を代表する日本の小説家。

芥川龍之介(1892-1927)とは大正期を代表する日本の小説家である。


概要

 怜悧な人間理解による理知的な作品を多く残し、現在でも非常に人気の高い作家である。

 東京帝国大学在学中に菊池寛・久米正雄等と共に刊行した同人誌「新思潮(第四次)」創刊号に掲載した『鼻』が夏目漱石に激賞を受け、多く王朝時代や幕末のキリシタンに材を採った短編を続々と発表する。卒業後は海軍機関学校の嘱託教官を勤める傍ら執筆活動を行い、後に毎日新聞社に就職して創作に専念する。後期には、私小説的傾向の強い小説や、谷崎潤一郎との論争で肯定した「話らしい話のない」作品を意図したと思しき小説を発表した。

 1927年、自殺。友人小穴隆一宛の遺書に動機として書かれた「僕の将来に対する唯ぼんやりした不安」はあまりにも有名。命日の7月24日は晩年の作品から「河童忌」と呼ばれる。

 現在は著作権が切れており、多くの作品が青空文庫等で読む事ができる。ちなみに、芥川は遺稿の『闇中問答』で「お前の読者は絶えないだらう」という声に「それは著作権のなくなつた後だ」と応えている。


代表作

  • 羅生門
  • 地獄変
  • 河童
  • 歯車
  • 西方の人
  • 或阿呆の一生

関連タグ

文豪

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