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ヨクバの編集履歴

2019-02-08 21:00:28 バージョン

ヨクバ

よくば

ヨクバとは、MOTHER3に登場するキャラクターである。

概要

MOTHER3の登場人物。

タツマイリ村に現れた謎の行商人。しかしその正体は、ブタマスク達の親分と言える存在。ただし、人望は無い。

サルサを利用して「シアワセのハコ」を配り、村の暮らしを変えようとした(村人達への洗脳と同義)。

恋人同然であるサルコを人質(もといさるじち)にして、反抗したらおしおきマシンで電気ショックを浴びせたりするなど、サルサを奴隷同然の扱いをしたりするド外道でもある(しかし、戦闘力はNPCの中では最強レベルである)。

「ヌヘヘ」と下品に笑ったり、大好物である高級バナナを食べた後、皮をすぐ近くに放り投げる癖がある。

しかし皮肉な事に後者の癖が災いし、イカヅチタワーの頂上から真っ先に脱出しようとした時、振動でバランスを崩したところにたった今己が捨てたバナナの皮を踏み、滑って頂上から転落するという自業自得とも言える最期を遂げた(ちなみに、滑り落ちる時は何故か肉声が入っていた)。


メカキマイラとしての復活

ヨクバは死んだかと思っていたら、なんとメカキマイラとして改造を受け、ニューヨクバ(『入浴場』ではない)として蘇った。火山で針を目指すリュカ達の前に現れ、イカヅチタワーから落とされた恨みから襲って来る(ただし、前述通り完全な逆恨みである)。

下半身が機械となっており、飛行用ロケットを装備している。そして鼻からラッパが出ている。それはギャグでやっているのか……。

声帯に甚大な損傷でもあるのか喋ろうとするとラッパを吹いてしまい

まともにな会話にならないため、通訳用のロボであるツーヤクを通して話す。が、このツーヤクもどこか抜けていると言うか、糸井節である。

見かけに寄らず高い戦闘力を持っている(と言うか、これまでの相手とは間違いなく一線を画する強敵である)。高ダメージの攻撃に加えどわすれ状態やノミ状態といった相手を状態異常にする攻撃を使ってきたり、高級バナナにかぶりついてHPを回復したりする。リュカ達に負けると大人しく撤退する。


その後ニューポークシティの下水道にて、さらにパワーアップしたミラクルヨクバとしてリュカ達の前に現れる。更なる改造によって戦闘能力も、ラッパの本数もかなり向上している。

一定のダメージを与えるとラッパがはがれるが、憎しみに心を支配され、本気を出す。具体的には、最強の攻撃PSIであるPKスターストームを何度も使ってくる。

敗北後は下水道の水の中に墜落するという無残な結末を迎える。

ちなみに、キングPに対しては忠誠心が非常に厚く、自身がサイボーグ(メカキマイラ)に改造されても最後まで従っていた。


ヨクバの正体

彼の正体は、実はマジプシーのひとりであるロクリアである。他のマジプシーとの関係は良かったはずではあるが、なぜかポーキー側に寝返った。

リダは「7人のマジプシーの中に独りだけいた裏切り者は、まだ君達があっていないはずのロクリア」と語っている。

リダ自身もヨクバとなったロクリアを作中で目撃しておりが、ロクリアが裏切った事自体も知っていた。

それにも拘わらず、ヨクバがロクリアだとは気づかなかったらしい。

糸井重里自身も実は答えを用意していないらしい。しかし、「きっと悪いヤツに会っちゃったんでしょう」とも発言している。

二次創作などでもポーキーやタツマイリの村人達が来るより前にノーウェア島への闖入者がいた。先代のマジプシーと確執があった。タツマイリ村設立の記憶操作に反対の立場だったなど様々な解釈がある。

なお、ロクリアの家にいるペットのネズミをとても可愛がっており、ネズミ自身も彼がいなくなって寂しいと言っていたようだ。


このキャラクターは、いわば善悪どちらも併せ持つ立ち位置の1人。糸井氏曰く、「こういうどっちつかずな面を楽しめないと、MOTHER3とは相性がよくないかも」とのこと。

人間誰しもが、多かれ少なかれ良い部分と悪い部分を持っており、その配分は人によって大きく違うだろうが、完全に「この人は全面的にいい人」「全面的に悪い人」と言い切れる人間はめったにいない。そういう意味で、リアルな人間像とも言える。


関連イラスト

ヨクバとネズミ


関連タグ

MOTHER

MOTHER3 ブタマスク

マジプシー ロクリア ポーキー

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