CV:古川慎
概要
本作のもう1人の主人公。秀知院学園高等部2年、生徒会会長。身体的特徴:目つきが悪い
校内模試では不動の学年一位。その模範的な振舞いと鋭い目つきから学院中の生徒から尊敬と畏怖を集める存在。
秀知院では少数派の外部からの入学生であり白銀自身も裕福な家庭ではなく日々バイトをして家計を助けている。生徒会長としての職務、バイト、学業などハードな日常を送っているせいか慢性的に寝不足でカフェインが切れるとすぐに寝入ってしまう(目つきの悪さも寝不足のせいである)。
生徒会長として生徒会の面々や他の組織に負担をかけさせない仕事のやり方を方針としており、利己のために他人を傷つける行為を許さないという信念を持つ善良で優秀なリーダー。
副会長である四宮かぐやとは周囲の生徒から噂されるような関係であり、白銀も満更でもなかったが四宮がどうしても付き合ってほしいというなら付き合ってやらなくもないという上から目線の態度で受け身で居続けた結果、半年間何も進展がなかった。
これにより「付き合ってやってもいいから何としても相手に告らせる」と決意し、白銀とかぐやの恋愛頭脳戦の幕が上がることになる。
性格
お人好しで努力家、ナイーブで傷つきやすく、ちょっと女々しいところがある。目つきが悪いのがコンプレックス。
非常に奥手でプライドが高く、恋愛経験は皆無だが「自分はモテる」という強い自信を持っている。やや場当たり的でロマンチックな一面があり、四宮に対して気障なセリフを吐いては、後になって悶絶することもしばしば。
かぐや同様、彼もまた相当な食わせ物であり、窮地を脱するためには相手の動きを逆手に取るような大胆な手を使うことも。目的のためには並々ならない努力も惜しまず、どんな状況にも対応できる入念な準備、時として瞬間的な閃きを駆使して、四宮の策略を切り抜けていく。
基本的には善良な人間であり、困っている人は誰であっても見捨てられず、身内や他人の区別なく損得勘定抜きに手助けしようとする。
学年一位の成績を死守するために必死に努力しているが、これは二位のかぐやに絶対に負けないためでもあり、大財閥の令嬢であり天才の四宮と対等の存在でありたいと強く思っているため。後述の弱点も、かぐやにはかっこいいところを見せたいと思っているため、中々見せられないでいた。
一般的に秀知院の生徒からは、何でもできる万能で近寄りがたい存在として扱われているが、実際は弱点がものすごく多い。
- 泳げない
- 虫が苦手
- 運動音痴
- 音痴
- 生の魚が捌けない
- ダンスができない
- ラップができない
- 私服がダサい
- バルーンアートが作れない etc...
本人は判明する度に「○○だけはダメなんだ」「ちょっと苦手なだけ」などと言っているが、'ちょっと'だった試しはない。しかし彼が苦手なものに直面する度に克服しようと必死に努力していることもあって、白銀のポンコツな本性を知る人間は少ない。
藤原書記は白銀が弱点を克服するための特訓に、ほぼ毎回付き合わされている(通称特訓回)。彼女曰く、昔は白銀を尊敬していたが次第にできなくなっていったらしく、今では母親のような境地に達している。