ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

百みおの編集履歴

2019-03-09 10:07:42 バージョン

百みお

ひゃくみお

百みおとは、手塚治虫原作の「どろろ」の登場人物、百鬼丸と未央(みお)のカップリングである。

概要

手塚治虫原作の『どろろ』に登場する百鬼丸×未央NLカップリング


原作での百鬼丸とみお

百鬼丸は旅先で訪れたお堂で孤児達の世話をするみおと出逢い、皆を甲斐甲斐しく慈しむ彼女に恋をする。

目も見えず、声も聞こえない彼ではあったが、みおの自分に対する感情もあたたかいものだと感じている辺り、両想いに近い関係だったかと思われる。

一方の彼女は、自らの仕事を厭らしいものだと彼の熱い想いを遠ざけている素振りをみせていた。

そんな二人の平穏な時は続く事なく、みおや孤児達はお堂からの立ち退きを拒否したことから侍達に惨殺されてしまう。

百鬼丸は侍達を皆殺しにした後、彼女の亡骸を抱きかかえながら最期の口付けをする。


のちに当時の事を百鬼丸はどろろに語るが、みおを亡くした時に自分は心を失ったと語っている。



「俺はみおが好きだ」

「あなたは知らないんだわ・・・」

キスキスキス


2019年版アニメ

原作と違い、百鬼丸がどろろと出逢った後にミオ達の住むお堂を訪れることになる。

二人の出逢いは川辺で、丁度その時の彼女は夜仕事の穢れを清めている最中であり、百鬼丸が彼女の綺麗な歌声に惹かれたが為の邂逅だった。

聴覚を取り戻して間もなく、周囲の音に混乱していた百鬼丸にとってもミオの歌は心地よく感じられたようで、百鬼丸がミオに歌をねだるシーンもある。


どろろから百鬼丸の視界に関する話を聞いた際に「自分の魂はきっと汚いから、あまり見ないでほしい」と恥じらうミオだが、無言で微笑む百鬼丸には彼女の姿が真っ白に映っていた。

他の男たちとは様子の違う百鬼丸との穏やかなふれあいに、ミオもまた「この手は嫌じゃない」と感じるのだった。

「   うたって   」初恋


「ミオ達が暮らしやすい場所を見つけたが、そこには鬼神がいる」という琵琶丸の知らせを聞いて、百鬼丸は怪我をおしてすぐさま鬼神退治に出る。これは自分の身体を取り戻す他に、ミオの為という思いもあったのではないか。


しかし百鬼丸が鬼神を仕留め、帰った先で見たものはあまりにも残酷な光景だった。


小説どろろ(辻真先版)

こちらも原作と異なり、百鬼丸はどろろと旅をする道中、声帯及び聴覚を取り戻した後みおと出会う。百鬼丸が初めて耳で聞いた女の声がみおであった。

みおの美しい歌声に惹かれる百鬼丸。「もっと聞きたい」という百鬼丸に、声を取り戻したお祝いとして歌うみお。

みおの姿を自分の目で見られない事をくやしいという百鬼丸。自らの両腕は刀の鞘でしかない自分は化け物同然なのだと嘆く彼に、みおは自らの顔を百鬼丸の顔に重ね「あんたは人間よ、私たちはあんたの仲間」と温かく囁いた。


あくる朝、みおから蛭川田之介の話を聞いた百鬼丸は退治に出かけるが、それと入れ違いに田之介はみお達の住む寺を通り道とした水島領に向かっていた。

みおの身を案じ必死に引き返す百鬼丸であったが、彼が寺に戻った矢先、みおは田之介の一刀に深く斬りおろされてしまうのであった。


田之介の持つ妖刀を退治し、目を取り戻した百鬼丸は喜びの声を上げみおに呼びかけ、彼女の目や唇を確かめる。が、その時既にみおは事切れており、その死顔は百鬼丸の勝利を信じ、かすかに微笑みを浮かべていた。

百鬼丸が最初に目でみたものは、死んだ恋人の姿であった。


関連イラスト

△どろろ

百ミやさしい音

葬送どろろログまとめ#01


関連タグ

どろろ

百鬼丸 未央(どろろ)

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました