概要
演:永野芽衣
魁皇高校3年A組の女子生徒。クラスでは学級委員長を務めている。
周囲に対してはいつも挙動不審な態度でおり、周囲からの頼み事も押し付けられる形で引き受けてしまうことから、影では「奴隷」と揶揄されていた。学級委員長も周囲からの押し付けに断りきれず務める形となっている。
大のプロレスマニアであり、度々それを会話のネタに挟むことがあるが、当然ながら周囲にはそれを理解されず、白い目で見られている。
景山澪奈のことを密かに「澪奈様」と呼ぶほど憧れを抱いており、ある日こっそり撮影していた彼女の写真を整理していた際にその場面を澪奈に目撃され、彼女から「友達になろうよ」と持ちかけられそうれに応じ、それから澪奈と友人関係になる。
しかし彼女のフェイク動画がSNSに出回った際に、澪奈から絶交の手紙をもらったことで友人関係が破綻。しかしその手紙は一部が涙で滲んでいたことから彼女が本心で書いたわけではないと察していた。
柊が自分らを人質に立てこもり事件を起こした初日、彼から「景山は何故自殺に追い込まれたか?」という課題に対して、絶交の手紙が彼女の本心で書いたわけではないと知りつつ、それに気づかない振りをした自分の責任と述べるなど、クラスメイトの中では最初に本気で澪奈の死と向き合おうとしていた。その後も柊が出す課題に自ら中心となって指揮を取るようになる。
第9話(立てこもり9日目)で彼女自身が「私が澪奈を殺した」とクラスメイトらの前で自白する。
彼女の黒幕説は以前からネット上で考察されており、そのシーンの直後に彼女と澪奈がとあるビルに一緒に入る場面が出てくるなどそれを匂わす描写があるが、同話の冒頭の柊の三回忌で3-Aのメンバーの集まりの際にさくらも参加していたことから、おそらくは間接的な形ではないかと考えられる。