八分雨澪子

やぶさめれこ

フリーホラーゲーム「キミガシネ」の登場人物。

概要

シンガーソングライター。これから流行りそうなバンドに属する歌手。

雑誌にも出たことがある、23歳のシンガーソングライター。

姉御肌で男性には少し厳しいが弱い者にも優しい頼れる女性。

バンドでは歌と作詞作曲のほかにボンゴを愛用している。

一人称は「私」か「オレ」。

普段は「私」と言っているが、動揺した時には「オレ」と言うことがある。

小さい頃から音楽の才能があり幅広いジャンルを好んでいたが、ロックをメインに曲を作り始めたのは中学生からで、世間や親への反抗がきっかけらしい。

顕示欲に取り憑かれた父親のことをずっと嫌っていたが今は和解している。

パンクロッカーらしい派手な黒いアイメイクに、手には黒い指ぬきグローブをしている。

入浴シーンでは貴重なメイクを落としたレコの姿を見ることが出来る。

※これより下にはキミガシネ二章前編ラストまでのストーリー展開及び八分雨澪子に関するネタバレがあります！！※

昔のレコは金儲けや顕示欲に眩んだ人たちへの怒りや反発を原動力にしていたことから、今よりもっと他人に厳しい尖った性格をしていた。

メンバーを募るにも人望がなく、兄のアリスにも声をかけて「３６雷８１８（サムライヤイバ）」というバンドを組んでいたが、二年半前にアリスが殺人事件を起こしバンドは解散せざるを得なくなる。

レコも大きなショックを受け、それから３６雷８１８の曲を歌えなくなってしまった。

今のように弱者に優しく出来る性格に変わったのはアリスが逮捕されたことがきっかけだったが、「捨てる機会がなかっただけ」のはずのアリスからもらったボンゴは今では宝物になっている。

なお、この事件の起こる三年ほど前から性格がアップデートされていないAIのレコは常に一人称を「オレ」と言っている。これをきっかけに一人称も改めたのだろうか。