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概要編集

シンガーソングライター。これから流行りそうなバンドに属する歌手

『キミガシネ』公式情報サイトより)


プロフィール編集

表記レコ
性別女性
職業シンガーソングライター
身長169.1cm
体重55kg
誕生日2月27日

人物編集

雑誌にも出たことがある、23歳のシンガーソングライター。

姉御肌で男性には少し厳しいが弱い者に優しい頼れる女性。

バンドでは歌と作詞作曲のほかにボンゴを愛用している。デスゲームに誘拐されてすぐにこのボンゴがなくなったことを心配していた。


一人称は「私」か「オレ」。

普段は「私」と言っているが、動揺した時には「オレ」と言うことがある。


小さい頃から音楽の才能があり幅広いジャンルを好んでいたが、ロックをメインに曲を作り始めたのは中学生からで、世間や親への反抗がきっかけらしい。

顕示欲に取り憑かれた父親のことをずっと嫌っていたが今は和解している。

兄は八分雨ありす


ギンの相棒時の能力によると、「目が覚めるような匂い」がするらしい。

「ギンもつけてみるか?」と言っていたため、恐らく香水をつけている。


容姿編集

パンクロッカーらしい派手な黒いアイメイクに、手には黒い指ぬきグローブをしている。

入浴シーンでは貴重なメイクを落としたレコの姿を見ることが出来る。ただしこのレコは・・・(後述のネタバレを参照)

さらに、二章後編ではメインゲームまでメイクを落としている。


ネタバレ編集

※これより下にはキミガシネ最終章前編Bパートラストまでのストーリー展開及び八分雨澪子に関するネタバレがあります!!












過去編集

昔のレコは金儲けや顕示欲に眩んだ人たちへの怒りや反発を原動力にしていたことから、今よりもっと他人に厳しい尖った性格をしていた。


メンバーを募るにも人望がなく、兄のアリスにも声をかけて「36雷818(サムライヤイバ)」というバンドを組んでいたが、二年半前にアリスが殺人事件を起こしバンドは解散せざるを得なくなる。

レコも大きなショックを受け、それから36雷818の曲を歌えなくなってしまった。

今のように弱者に優しく出来る性格に変わったのはアリスが逮捕されたことがきっかけだったが、「捨てる機会がなかっただけ」のはずのアリスからもらったボンゴは今では宝物になっている。


なお、この事件の起こる前である三年ほど前から性格がアップデートされていないAIのレコは常に一人称を「オレ」と言っている。

幼少期から「オレ」を用いていたようで、この頃からアリスとはどこか性別逆転したような兄妹だった。

生存島ではその理由として「一姫二太郎」を勘違いした親が一番目のアリスを女の子として、二番目のレコを男の子として育てていたということが語られた。

…アリスの名前もそれを意識してなのだろうが、とりあえずレコは女性らしい名前で良かった。

長らく男勝りに振舞ってきたようだが、アリスの殺人事件をきっかけに一人称も改めたのだろうか。


活躍編集

主に女性陣を気にかけており、とくにサラナオと仲が良い。

カンナソウと頻繁に行動を共にするようになるまでは、精神的に不安のあるカンナの世話を焼く姿もよく見られた。


二章前編編集

第二回サブゲームでもクリアチップを稼ぎにくいギンなどのために身体を張ってアトラクションを駆けまわっていた。

その中で隠しアトラクションを見つけ、これをクリアしないと脱落者が出ると考え、サラとともに嘘の間に挑む。

レコはその最中にどこかに連れ去られて拘束され、代わりに本物そっくりのAIが搭載された人形に入れ替えられてしまう。以後本物登場まで、人形レコとともに行動することになる。入浴シーンでのレコは本人ではなく、この人形レコである。

後に傷や記憶の有無などからサラたちはニセモノを見破り、仲間のために人形を犠牲にすることを迫られる。

しかし涙を流し記憶や感情を持つ人形は最早もう一人のレコといえた。

この状況で、人形を犠牲にするかどうかで大きく運命が変わる。


首輪のタイプは爆発。人形にも同じものがつけられており、人形を犠牲にしてゲームを終えると、嘘の間に駆けつけたアリスはノエルの話からレコが死んだと思い、その頭部を受け取ってしまい腹部を爆破されて死んでしまう。

ノエルは本物のレコが生きていることを知らせないようにわざと拘束を解くのを遅らせていた。

ある条件を満たしていると、このシーンで小さな奇跡が起こる。


誰も犠牲にせずにゲームを終えても、ノエルは人形のレコと本物のレコの両方を生かすことを許さなかった。どちらを生かすかをナオに選ばさせるが、与えられた凶器を使って脅してもなお本物を選ぶナオに焦った人形は本物のレコを刺し殺してしまう。

しかし人形のほうもナオに選ばれなかったため、首輪が爆発して死んでしまう。


二章後編編集

アリスの死にさすがに気落ちした様子だった。

ハンナキーから医務室にある「辛い記憶だけ忘れられる装置」を使うことを勧められるが、アリスとの思い出はあまり多くないため「辛い記憶でも消したくない」と言い断った。

ボンゴを宝物にしていることからも、一度は絶縁を突きつけたアリスとも本当は兄妹として強く思いあっていたことがうかがえる。


嘘の間から出た後はいつもの目元のメイクを落としているが、それ以外は普段通りに振舞っているようにみえ、思いのほか落ち着いた状態だった。


アスナロの誓い編集

ミドリが偶然を装ってレコと街で接触。連絡先を教え合うほどの親交を持ったらしい。

後日レコは「アリスの事件の真相を知っている」と連絡を受け、行きつけのカフェでミドリと会う。そこで殺人罪が何者かの陰謀による冤罪だったことを教えられた。

ミドリは自分の組織なら力になれると言い、アスナロの誓いの話と同意書を持ち出した。

レコはミドリのことを自分に情報やチャンスをくれた恩人と思ったまま「アリスともう一度直接会う」ことを願ってサインしてしまった。


ちなみに、このカフェはアリスの事件の現場にもなっている。

被害者の情報は公にはまったく報道されていないらしいが、この事件の被害者とはミドリのことである。アリスがミドリの計画に気づいて問い詰めた際に起きた事故であり、ミドリは身体を人形化しているため死ななかった。

そして、アリスを嵌めて殺人犯に仕立てたのもミドリである。


関連イラスト編集

キミガシネ


関連タグ編集

キミガシネ 八分雨ありす

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