概要
園辺之高校2年生。友人の数は少ないが、親友を大事にし、周囲の信頼や人望は厚い。
(『キミガシネ』公式情報サイトより)
プロフィール
なお、ゲーム内のメニュー画面で見られる学生証には名前と身長が手書きで書いてあるが体重は記載なし。
乙女心かもしれない。
人物
田綱丈(ジョー)と広瀬良子(リョーコ)という親友がいる。
ジョーの胸ポケットの犬のぬいぐるみはサラがあげたもの。また、漫画版ではジョーもぬいぐるみのお返しとして猫のストラップをサラにプレゼントしている。
すっかり夜遅くなった学校の帰りにストーカーに追われ、心配して家まで駆けつけてくれたジョーとともに誘拐されデスゲームに巻き込まれてしまう。
学生証にある学籍IDはなんとSAMURAIONNNA(サムライ女)。
それにちなんでか、勇ましい中性的な口調で話すのが特徴的(年上の人物には敬語)。
中学時代女子生徒から手紙をもらったことや、ほかの人物からお姉ちゃんと慕われていることなどのエピソードから、千堂院紗良がどのような人物かは推して知るべし。
内面は基本的に年頃の女の子らしい性格でもある。
生真面目で、勝負事になると熱中しすぎるたち。
中学時代に所属していた剣道部では、相手を怖がらせて辞めさせてしまったことがある。
この経験から、人と深く関わることに不安を抱いている。
食べ物の好き嫌いはあまりないが甘いものが好きで、特にジャムなどのペースト状のものを好む。
水泳が苦手なことはジョーにもからかわれているが、実は絵の腕はからかえないくらいに壊滅的。ライオンの絵を描いたら見せた人に絶句されるほど。
生存島ではミシマに指導されるイベントがあり、おかげで人並みには描けるようになったと自称している。
容姿
明るめの茶髪に紫色の瞳。
ネタバレ
※これより下にはキミガシネ最終章前編Bパートラストまでのストーリー展開及び千堂院紗良に関するネタバレがあります!!※
デスゲームの真相がわかってくるにつれ、サラ自身も知らないうちに、サラがデスゲームの目的と密接な関わりがあることが示唆される。
活躍
一章前編
第一回サブゲームでは見事みんなを説得して誰も死なせることなくゲームをクリアし、みんなからの信頼を勝ち取る。
一章後編
…しかしミシマ先生の死から互いの信頼関係が揺らぎ始めてしまい、ミシマと口裏を合わせて優しい嘘をついたためにカンナを深く傷つけてしまう。
さらに第一回メインゲームにて、持ち前の冷静さを活かした推理によりカイが賢者であることを見抜いたが、同時にジョーの身代も暴かれ、ジョーは役割を全うすることができず死亡。
親友のジョーを失ってしまう。
二章前編
サラはジョーが自分を責めたてる幻影に心を冒されはじめてしまう。
ゲーム内には幻影濃度というシステムとして反映されており、ジョーの事を思い出すたびに増えていく仕様となった。
増えすぎると精神が耐え切れずに壊れてしまう。医務室にある辛い事を忘れられる装置を使うと濃度を減少させることもできるが、それも使いすぎると……。
ケイジからジョーのことが好きだったのかと聞かれた際にははっきりと肯定はしなかったが、好きとか恋とか関係なく「大切な人だったんだ」と言われて肯定している。
サラがいかにジョーを大切に思っていたかがわかる。
二章後編
第一回メインゲームで敵対していたソウと協力し、脱出することを試みる。しかしガシューによって妨害されてしまい、挙句カード交換フェイズでは身代を送りつけられてしまう。しかし5回目の交換で、身代が入れ替わり、メインゲームが始まるという事態が発生。そのことにガシューの不正が関わっているということに気付いて全員で協力しガシューを追い詰めるがガシューが不正を働いたことを認めて自害したためメインゲームが続行してしまい、ナオを失ってしまった。カンナ生存ルートの場合は、人工知能のジョーを瀕死のソウが生み出し、サラの心が救われることとなった。しかし、ソウ生存ルートの場合は…
最終章前編(Aパート)
ランマルとペアになり、ランマルからアスナロの「人間」がいると言うことを教えてもらう。そして、相談所の女の子の「優勝できそう?」と言う言葉に反応した。(カンナルートとソウルートで反応が違ったりもする。
最終章前半(Bパート)
ここで遂に、ソウの夢に登場していたサラの正体が明らかになる。どうやら人工知能の彼女はジョーがいなかったが為に誰よりも高い生存本能と何をしても折れない心、そして平気で他人を殺害してその死を利用し、多くの人間の信頼を得るという鬼畜っぷりだったと言う。ミドリはそれを「最高の千堂院紗良」と評価している。
- カンナ生存
ランマルの仲間を殺してでもサラと生き延びようとする心を一蹴する。また、ケイジを救うために同意書に名前を書いてしまったりと、本格的に人を救う気持ちが強くなっている。
- ソウ生存
なんと前述した「最高の千堂院紗良」が現実のものとなる。それによってランマルが闇堕ち化してしまい、ロッカールームに一人でいたある人物を殺害してしまう。結果的に自分が殺してしまったことを酷く後悔したが、Qタロウとギンが励まして、サラは立ち直った。