概要
「ケン悟」とは、漫画「僕だけがいない街」に登場するキャラクター小林賢也と藤沼悟の腐向けカップリング名、その略称である。表記ゆれに「ケンサト」、ほぼ使用されないが「賢悟」等がある。
また、小林賢也が独特のキャラクターであるが故か、腐向け要素がなくてもこのタグが使用されることもある。
2人の関係性
一言で言えば互いに「親友」の関係にあたるが、作品(主に原作漫画)の内容的には「相棒」とも呼べる関係。(以下小林賢也を「ケンヤ」、藤沼悟を「悟」表記)
原作漫画内でのケンヤから見た悟
幼い内から、ケンヤはその賢さ故に他者を見下すような思考傾向にあり、「他者に進んで興味を示さない」事を自覚していた。「他者への無関心」にあたる部分は、悟にシンパシーを感じていた。
しかし、ある日悟の「覚悟」を目の当たりにしたケンヤは、悟に対して自分の素直な気持ちを伝え、見守り、助け、時に危険な行為を制止したりと、積極的に悟に関わるようになる。
なお、彼の内面を深く描写しているのは、原作漫画本編(1~8巻)終了後の9巻である。
その9巻に収録されている各5話は、いわゆる「ヒロイン」枠の女性メインキャラクター3人からの視点で描かれているのだが、それらを抑え、何故か男性キャラクターであるケンヤだけ2話分使用している。その内容は悟関連が多い。
原作漫画内での悟から見たケンヤ
悟から見て、幼い頃からケンヤに対する第一印象は「頭のいいヤツ」で、「遊び友達」であった。
ある出来事により悟は「覚悟」を持って「とある人物に踏み込む」ようになる。その過程でケンヤからのコンタクトにより、悟はケンヤにも関心を持つようになるのだが、その際の悟のケンヤに対する評価は「(大人の目線から見て)大人のような子供」であった。
元々内向的であった為、一人で行動している悟だったが、ケンヤを初めとした「友達」と共に行動し、判り合う事で「仲間の大切さ」に気づき、最終的には友達の枠組みを越え、ケンヤと真に友好的で対等な関係になる。
余談
作品の特徴
「僕だけがいない街」は原作漫画からアニメ、小説(スピンオフ)、実写映画、(Netflixオリジナル)実写ドラマ化されており、各メディアによってキャラクターの内面や行動、一人称などに差がある。主に作者三部けいの意向もあり各メディアによってシナリオや結末が大きく異なる。作品についてはタグを参照して頂きたい。
………なお、実写映画はビジュアルやストーリー展開等への不評が目立つが、ラスト付近にケンヤと悟の珍しいスキンシップが見れるので、どうか最後まで見て頂きたい。
類似している他作品のカップリング
ケン悟に好意的なユーザーは、ブレイブストーリーのミツワタ、HUNTER×HUNTERのキルゴン、暗殺教室のカル渚、新世紀エヴァンゲリオンのカヲシン、ポケットモンスターのシゲサト等に好意的な傾向がある。
また、作品のある内容からして名探偵コナンの安コに好意的なユーザーにも大きく刺さるものがあると思われる。
参考になれば幸いである。
関連イラスト
関連動画
別名・表記ゆれ
関連タグ
僕だけがいない街 腐向け BL 【腐】ぼくまち 藤沼悟 小林賢也