エフィ(ファイアーエムブレム)
えふぃ
CV:種﨑敦美
概要
『ファイアーエムブレム外伝』のリメイク作『ファイアーエムブレムEchoes』で追加された新キャラクター。
「ラムの村」に住む少女で、主人公アルムの幼馴染。幼い頃からアルムを慕っており、村で話しかけると彼を追い、ソフィア解放軍に参加する。
ただし、アルムへの恋慕はやや度を越しており、「アルムの考えが自分の考え」と断言し、少しでもアルムに優しくされると夜も寝れないくらい嬉しくなる程。反面、アルム以外のことには興味が薄く、同性の友達というものにも関心がない。
ちなみに、アルム軍で仲間にしなかった場合はセリカ軍に勧誘が可能。
前評判
公式からして「アルムを盲目的に信頼している」と発信し、明らかにアルムのことばかり喋っているのが目立っていた。
決定的だったのが『ファイアーエムブレムヒーローズ』での先行配信で、そこで出た彼女の話題は何から何までアルム。
ガチャから出ればアルムアルム。レベルが上がればアルムアルム。拠点で話しかけてもアルムアルム……
手持ちにアルムがいなくても彼の話をし続ける彼女を見て「エフィはヤンデレ」と、多くの人が感じていただろう。
しかし、当のアルムはセリカと運命レベルで結ばれており、後日談ではEchoesでもセリカとの結婚が確定している。
そのため、発売前のクラスチェンジ決めでは、外伝時の高性能の期待、そしてカチュアやティアモなどの片想い・失恋枠としてペガサスナイトにクラスチェンジさせる予定をしていたユーザーが比較的多かった。
そしてEchoes発売
蓋を開けてみればまさに前評判通りのエフィがそこに存在した。
- アルム軍の敵は大半が人間にも関わらず「アルムのために敵をいっぱい倒すね!」と発言
- 同年代の女の子が「仲良くしたい」と話しかけた際、「私そういうのいらない。アルムと一緒にいたほうが楽しい」と物語終盤まで拒否
- 残したパンをアルムが食べてくれただけで大喜び
- 家族への手紙にアルムのことばかり書きすぎて、「自分の近況も伝えろ」と叱られる
極めつけはアルムとセリカが喧嘩別れするイベント後(3章序盤)の拠点会話。
「いまのセリカにはアルムの考えがわからなくて当たり前だよ」と発言……したのはいいが、表情はまさかの満面の笑み。
さらに「アルムの考えが、私の考えなの」「私はアルムに逆らったりしないよ。アルムの言うとおりにする」と、アルムを完全肯定。
ラスボスとの戦いでは「私とアルムが住む世界に、あなたなんていらない……。あなたなんていらないのよ!!」(原文ママ)という迷言まで飛び出した。
「どう見てもヤンデレです。本当にありがとうございました」とばかりに、ネット上ではヤンデレエフィが飛び交った。
もっとも、アルムとの支援会話Aでは彼に遠回しに告白するもはっきり断られ、戦後は身を引くことを決断しているため、ヤンデレというよりは「愛が重い」と言った方が正しいかもしれない。
そのためか、セリカ軍で仲間にした場合のセリカに対する態度は普通。
後日談では村に戻って結婚し家庭も持つのだが、前述の支援会話に反してアルムのことを引きずっており、時折家を飛び出しては何処かへ行ってしまうようだ。
ユニット性能
クラス別成長率 | HP | ATK | TEC | SPD | LUC | DEF | RES |
---|---|---|---|---|---|---|---|
村人 | 40 | 40 | 30 | 30 | 30 | 40 | 3 |
ソシアルナイト | 40 | 40 | 30 | 30 | 30 | 40 | 3 |
ペガサスナイト | 35 | 35 | 30 | 35 | 35 | 35 | 3 |
魔道士 | 30 | 45 | 25 | 35 | 30 | 35 | 4 |
シスター | 30 | 40 | 30 | 30 | 35 | 30 | 5 |
初期兵種は村人。
『外伝』にはいなかった女性の村人で、クラスチェンジ先はソシアルナイト・ペガサスナイト・魔道士・シスターの4種類(ソルジャー・傭兵・アーチャーにはなれない)となっている。
ゲーム中唯一の女性村人で、独特の強みを持つ女性専用クラスから転職先を選べる貴重な存在。
アルム軍ではシスターに転職するのがオススメで、早い段階で遠距離回復魔法の「リブロー」を覚え、「レスキュー」「アゲイン」といった移動補助魔法も習得可能。次点では魔道士が強く、習得者の少ない「フリーズ」の魔法を覚えられる。
性格が災いしてか支援関係は少なく、支援会話の対象はアルムとシルクのみ。他、セリカとマイセンに支援効果を得られる。
特にアルムとの支援を組むと、エフィ側の命中・必殺が上がっていくため、魔法職でも攻撃魔法を当てやすくなるため使いやすい。
ただし、回避がマイナスされてしまうデメリットもあるので、敵の数が多い時は後方に控えていた方が良い場面も多い。
一途な恋心 エフィ
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 弓/歩行 |
武器 | 火薙ぎの弓+→盲愛の弓(専用) |
奥義 | 太陽 |
パッシブB | 救援の行路3 |
パッシブC | 弓の経験3 |
※盲愛の弓→弓/魔法/暗器/杖の敵から攻撃されたとき、戦闘中、攻撃/速さ/守備/魔防+4(錬成後追加効果:HP半分以上で敵から攻撃されたとき、絶対追撃)
2017年4月に実装。職業は『Echoes』でなることができないアーチャーとなっている。実装がEchoesの発売前であったため、「新キャラでクラスチェンジ先が豊富なエフィに固定イメージを植えつけたくなかった」という配慮だろう。
固有武器の火薙ぎの弓は、「自分と敵が反撃不能になる」という追加効果を持つ。これにより、射程2の相手や『遠距離反撃』を所持しているキャラにも有利に戦える。奥義の太陽系で回復を並行すれば戦いやすい。
反面、相手の遠距離攻撃には一方的にやられてしまう。速さもかなり低いので追撃にも期待できず、火力も平均的なので殲滅力は他の弓キャラに劣る。
スキルは、どちらかと言えば回復職や重装向きの「救援の行路」と、弓キャラが得られる経験値が増加する「弓の経験」を持つ。
育成面では有用性があるスキル構成だが、メインで戦わせる場合は他のスキルの継承は必須と言える。
のちに専用武器が追加され、こちらは効果が大きく変更されて遠距離防御のような効果になっており、錬成すると切り返し効果も追加される、総じて受け特化の性能。