概要
2019年4月26日より開催されている期間限定イベント『仮想繋げし共時性』にて入手可能なキャラクター。
既存のKAN-SENと同等にプレイアブルなキャラクターとして実装されており、以下の4バージョンが登場している。
なお、キズナアイとアズレンの関係は今回のコラボイベントが初めてではない。
アズレン日本版サービス開始わずか3日後である2017年9月16日よりアズレンの実況プレイ動画を投稿しており、少なくとも第1回はYosterから貸与された企業アカウントでプレイしている。
つまり、アズレンにとってはサービス開始当初から企業案件を受けてくれていた広告塔でもあり、キズナアイにとってもブレイク前のVTuber自体が日本ではほとんど認知されていなかったブレイク前から案件を振ってくれていたスポンサーでもある、切っても切れない間柄。
キャラクターとしては1キャラしかいないのにも関わらずバリエーション違いで4キャラにも増殖して実装され、ログボの1体を除いて全員建造SSRという破格の扱いなのも、こういった繋がりによる。
なお指揮官(プレイヤー)としてのキズナアイは当イベント開始前の時点で高雄、プリンツ・オイゲン、フォーチュン、翔鶴とケッコンしており、全員にケッコン艦名前変更機能でニックネームをつけている。
これらの4隻はイベントストーリーで「別の世界線の指揮官がケッコンしていた艦」としてニックネームそのままで敵キャラとして登場しており、味方になった後も高雄・プリンツ・フォーチュンに対しては特殊セリフを持つ。翔鶴はセリフ対象ではないがイベント海域でしょっちゅう出てくる。高雄・プリンツに至ってはケッコン衣装で登場している。
初期艦にはラフィーを選んでおり、イベントストーリーでもラフィーを可愛がっている。
彼女らの一部は「艦隊に他のキズナアイがいる」という条件で発動するスキルを持っており、キズナアイとしてカウントされるのは当然だがキズナアイ4種のみである。
…のだが、同じく実装された装備品「ぴょこぴょこ」(頭に付けてるリボンカチューシャのアレ)を装備させると、キズナアイでないKAN-SENをキズナアイ扱いさせるという力業が可能。
これによりスキルの発動を踏まえた編成の幅をぐっと広げており使い勝手が高い。
- キズナアイ
オリジナル。トップ画像右側で、SRの駆逐艦。
期間限定イベントの特別ログインボーナスと、イベントポイントの累計報酬で手に入る。
逆に言うと建造などでは手に入らないため期間中ログインしていないと手に入らない。
失望ボイスで例の「ふぁっきゅー!」が聞ける。
特殊セリフはケッコン艦ではないがアイドル繋がりでサンディエゴ。
駆逐艦だが全弾発射が無い。
代わりに被弾で特殊弾幕と回避アップが発動する複合スキルを持っている。
本人のステータスも雷装高めであり、特殊弾幕で魚雷が出る事もあって雷撃特化の傾向となっている。
定時発動スキルで敵へのデバフも行うが、たまに敵のステータスを上げてしまうという失敗をやらかす。
- キズナアイ・エレガント
新衣装版。トップ画像右から二番目で、SSRの重巡洋艦。
期間限定建造とイベントポイント交換で手に入る。
イベントポイント交換があるため建造での出現率は下記の2種より低い。
寮舎で眺めているとどこからかゲーム機を取り出して遊びだすが、しばらくすると「ふぁっきゅー!」よろしくゲームを投げ出す。
特殊セリフは高雄。
艦隊に他のキズナアイがいるかいないかで効果が変わるスキルを持っており、キズナアイがいる場合は火力がアップする砲撃特化重巡に、キズナアイがいない場合は防御回避がアップする防御特化重巡に変わるという性質を持つ。
防御特化にした場合は各戦闘開始から30秒しか持たないためボス戦では厳しいという欠点を持つが、榴弾および炎上ダメージを軽減するパッシブスキルを別途持っている事も併せ、重巡トップクラスの防御力を誇る。雑魚戦ではまず倒れない。
火力特化にした場合は副砲型重巡である事も併せ恐ろしい火力を発揮する。
キズナアイ統一編成に制限されてしまう…というほど大げさな制限でもなく、「他のキズナアイがいる」と言う発動条件は自分以外のキズナアイを用意しなければならないが、バフ効果の「キズナアイの人数」には自身を含むため、自分+1人だけでも12%の火力バフを得られる。
しかもその「他の一人」も、「ぴょこぴょこ」を利用すればキズナアイ統一を全く無視した編成でも12%のバフが得られる。他に一人でもキズナアイを追加すれば18%である。
- キズナアイ・アニバーサリー
誕生日イベントの衣装バージョン。トップ画像左から2番目で、SSRの空母。
期間限定建造によってのみ手に入る。
本人曰くライブ用衣装との事で随所でライブに関連した内容の発言をするが、
特殊セリフはアイドル繋がりのサンディエゴではなく、フォーチュン。
一部のSSR空母が持つ、本来の航空攻撃とは別の特殊攻撃スキルを持つ。
このスキルの最大の特徴はなんと言っても、類似スキルと違って定時の確定発動であること。
発動タイミングが初回の航空攻撃の少し後からになるため、第一波の雑魚を蹴散らした後にネーム艦が出てくるような敵相手にはめっぽう強い。
もう一つのスキルは、艦隊に他のキズナアイがいる時のみ低確率で発動するスキルで、航空攻撃の威力を2倍にする。
ホーネットなどの類似スキル「強襲空母」と似ているが、強襲空母がスキル発動時の航空攻撃のみを2倍にするのに対し、こちらは発動から8秒間の航空攻撃を全て2倍にする。
正規空母の航空攻撃は8秒以内に再装填が間に合う事はまずないが、キズナアイ・アニバには上記の定時発動のスキルがある。うまくタイミングが重なれば1回のスキル発動で2倍威力の攻撃が2連続する訳で、暴力的なまでの火力を叩き出す。
(ホーネットでも同じことはできるが、特殊攻撃スキル自体が確率発動であり、自前航空攻撃とスキル攻撃の両方で強襲空母の発動判定に成功しなければならないため、「2倍2連撃」が起こる確率はずっと低い)
キズナアイ・エレガントのスキルと違い同時編成のキズナアイの人数までは関係しないため、「ぴょこぴょこ」1個だけで事足りる。
- キズナアイ・スーパーゲーマー
「A.I.Games」用の衣装バージョン。トップ画像一番左で、SSRの戦艦。
期間限定建造によってのみ手に入る。
失望ボイスで「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」の奇声が聞ける。
特殊セリフはプリンツ。
SSRにしてはステータスが低いが、スキルで「クリティカル特化」という希少な個性を作り出している。
レア装備のSHSを装備させても8%が関の山のクリティカル率アップを、スキルLVMAXならば常時30%アップというとんでもないスキルを持つ。
これにより、当たれば超威力になる砲撃を繰り出す事ができる。当たれば。
上記のクリティカル率アップは「スーパーエイム補正」という複合スキルの一部だが、スキルの名前に反し、主砲の砲弾の着弾範囲が拡散するという変な効果を併せ持つ。
砲弾の着弾範囲が広がるのは良し悪しではあるが、一発屋の性能を鑑みると邪魔な効果と見るべきだろう。(と言っても、そんなに酷い拡散ではない)
更にはこのスキルは定時発動の特殊弾幕をも内包しているが、これまたスキル名に反して砲弾から魚雷まで適当にしか見えないばら撒き方で発射する。
キズナアイ親分の素晴らしいエイム力の再現(?)である。