概要
イタリアのフェラーリ社の車種の一つ。
1987年に、創業40周年を記念して造られたスペチアーレ(スペシャルモデル)である。
V8ツインターボエンジン搭載で排気量2936cc、475馬力。最高速度は324km/h。
販売価格は当時のレートで4500万円。当時の生産台数は1日1.5台。
当初、生産台数は350台と予定されていたが、世界中からオーダーが殺到したために増産を繰り返し、最終的には1131台という、スペチアーレとしては多い生産数となった。
当時はバブル景気まっただ中であったこともあり、かなりの数が日本向けに出荷された。
後の値上がりを見越した転売目的で買った人も相当数いたようで、「走る不動産」とも称された。
(当時は土地が継続して値上がりしていたため、借入・土地購入・転売を繰り返して金を稼ぐ「土地ころがし」が横行していた。自動車は動産であるが、F40は土地と同じような投機対象と見なされてこのように呼ばれたのである)
創業者エンツォ・フェラーリが最後に携わった車ということもあり、フェラーリファンの間でもひときわ特別視されるモデルである。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
主に中川圭一の所有車として登場。基本的には大破されるか、めちゃくちゃな改造される展開になっている。