データ
推定レベル | 30ほど |
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属性 | カルマ値:0(中立) |
種族レベル | 不明 |
職業レベル | 不明(武技の習得や武器・鎧の装備が可能なので戦士系か) |
異名 | 南の大魔獣、森の賢王 |
概要
CV:渡辺明乃
転移後の世界において、トブの大森林の南側を縄張りとして抑えていた伝説の魔獣。性別は雌。
見た目は「蛇の尻尾を持つ巨大なジャンガリアンハムスター」という何とも肩透かしなものだが、「東の巨人」や「西の魔蛇」と並ぶトブの大森林の三大支配者の一角「南の大魔獣」として君臨した強大(転移後の世界基準)な異形種で、既に数百年の時を生きている。
その風貌から前評判を聞いていたアインズを呆れさせたが、当地の人間たちからは「その名に相応しい大魔獣」と畏敬と称賛を集めていた。
冒険者モモンに扮したアインズに敗れて以降、その配下となってナザリック勢に加わった。
その際に「ハムスケ」という名前を与えられた。
性格
「森の賢王」と称される通り、魔獣種としては珍しく非常に高い知能を持つ。
古風な侍言葉で喋り、風貌とは裏腹に武人染みた性格をしており、戦いの場では容赦がなく、力で負けて従ったアインズに対する忠誠心も高い。
また、それ故に当初はマスコット扱いされることを嫌がっていた。
一方で、獣らしく自分の力で歯が立たない相手には本能的に怯えて戦意を喪失する臆病な面もあり、しかも本能なのでハムスケ当人にも制御できず、一気に役立たずと化す。
時折風貌通りの可愛げを見せることもあるが、ナザリックの面々の反応は冷たい。
生まれてから一度もトブの大森林から出たことがなく、更に縄張りに近付く者を容赦なく排除してきたため、生きた年数の割りに世情には丸っきり疎い。
生存本能に従って番となってくれる同種のオスを探しているが、今まで一度もお目に掛かったことがないらしく、それを見つけて子を成すことが最大の目標。
強さ
巨体に見合わぬ瞬足とパワーを有し、鋭い牙や爪で相手をズタズタに引き裂き、毛皮はモフモフそうな見た目に似合わず並みの攻撃など弾く天然の鎧となっている。
また、蛇の尾は伸縮自在で鞭のようにしなるので、相手を捉えたり、叩き付けたり、槍のように先端部で相手を貫くこともできる他、相手の攻撃を受け止める盾代わりにもなるほど頑丈。
身体の紋様は魔法陣となっており、発光させることで第四位階クラスの魔法をいくつか行使できるが、ハムスケ自身に魔法詠唱者のスキルがないため、効果は非常に低い。
後に戦士の才能があることが判明し、ナザリック内部に侵入したエルヤー・ウズルスとの戦闘で新たに武技「斬撃」を修得、両手の爪でエルヤーの両腕を切り落とす活躍を見せた。