概要
『おじゃ魔女どれみ』に登場する、「魔女ガエルの呪い」によってカエルのような姿に変化した魔女の総称。
本編においてこの姿で登場したのは主にマジョリカだが、他にもマジョルカ、マジョモンローが魔女ガエルとなり、更に「魔女ガエル村」では大量の魔女ガエルが登場した。
春風どれみの妄想の中においては、どれみの魔女ガエルが登場した事もある。
この姿でも、喋ったり魔法を使う事は可能であり、ちりとりやバケツで空を飛ぶ。
ブニュブニュしているらしく、そのためマジョリカは春風ぽっぷからは「ブニュちゃん」と呼ばれた。
作品のマスコットキャラクター的なポジションを兼ねている。
魔女ガエルの呪いについて
魔女ガエルの呪いとは、人間に「魔女だ」と口頭で指摘された魔女が、魔女ガエルというカエルのような醜い姿(メイン画像)のように変身してしまう呪い。
元々は先々代の女王がかつて自身が経験したトラウマから、他の魔女たちが人間にかかわるのを阻止するためにかけた魔法。
しかし、当人の意志から離れていき呪いとして確立されたといういきさつがある。
作中ではマジョリカがどれみに魔女であることを見破られ魔女ガエルとなったことから物語が始まる。
その他にも多数の魔女が上記の呪いで魔女ガエルにされており、魔女界には魔女ガエルたちが集まってできた「魔女ガエル村」が存在する。
なお、呪いが発動する条件は「魔女」が「人間」に魔女だと「口頭」で指摘されることで発動するため以下の条件では呪いは発動しない。
- 対象が魔女ではなく魔女見習いの場合(「魔女見習い」と指摘されれば呪いが発動する)
- 指摘した人物が普通の人間以外(劇中では幽霊、サンタクロース、魔女界・魔法使い界の住人等)である場合
- 心の中で思っていても口に出さなかった場合(第1期最終話)
劇中では女性にしか指摘されたまたはされそうになったことしかないため、指摘した人物が男性であっても呪いが発動するかは不明
呪いを解除するためには、指摘した本人が魔女となって修行を積んで呪いを解除するか、魔女界全体規模のマジカルステージを発動させる他ない。
しかし、たいていの場合は指摘した人間は逃げ出してしまうことと、仮に指摘した人物が魔女になって水晶玉をもらってもそこからさらに修行を積んで水晶玉を大きくする(=魔力を強くする)必要があるといった障害が立ちはだかる。
そのため、物語終盤まで魔女ガエルにされた者は呪いを解くことができず、中には魔女ガエルのまま生涯を終えた者もいる。
この呪いは解除された後もどれみたちをはじめとする多くの者に恐怖の対象として強く根付いている描写がある。