概要
アクションRPG「聖剣伝説3」に登場する女モンスター。いわゆる蜂娘。
この項目では、彼女が属する「アマゾネス・ビー族」についても解説する。
容姿
女性の身体に、レオタードと思われる衣装を着用し、頭には蜂の頭を模した被り物。
蜂の腹部の形状をした尾が付いており、その先には針が見える。
背中の羽で飛び、手には槍を持っている。
アマゾネス・ビー族
プレイヤー目線から単純に言えば、ギャルビーとその色違いモンスターの総称である。
ゲーム内において「アマゾネス・ビー族」という呼称があるわけではなく、ゲーム発売後に出版された公式攻略本に記されていた呼称である。
当時の文章(『 』内)から、ある程度の設定が存在している事が伺える。
ギャルビー
『雌のみで構成される、アマゾネス・ビー族の少女戦士。臀部についた針ではなく槍を持って闘いに挑む。』
被り物と尾が緑色、レオタードは黄色。
ゲーム序盤に登場。パーティが成長していれば取るに足らない相手である。種族の中では危険の少ない、愛らしい存在であるとも言える。
レディビー
イラスト右。
『ギャルビーよりも戦闘経験が豊富な、大人の女戦士。槍の扱いに長け、自らの能力を上げる魔法を使う。』
ギャルビーの上位モンスター。被り物と尾がピンク寄りの紫色、レオタードは青色。
クインビー
『アマゾネス・ビー族の中で、女王の次に高い位を持つ戦士たち。殺人蜂を召喚し、敵を襲わせることができる。』
女王に当たるモンスターは登場しないため、実質的には最上位である。
被り物と尾が黄色、レオタードは緑色。蜂部分が一番蜂らしいカラーリング。
ワンダーの樹海に出現。自身をパワーアップしてからの光弾槍による全体攻撃はパーティ全滅に至る場合もあり、恐怖を植え付けられたプレイヤーも少なくない。
余談
ファンアートにおけるカラーリングがゲーム中と若干異なる場合があるが、これはゲームにポーズ機能がないため、正確なカラーリングが分かり辛かった事が理由の一つとして挙げられる。
アクションRPGというジャンル上、敵キャラは常に画面内を移動しつつアニメーションをしているため、目で追う事は困難である。一応リングコマンドを開くことで画面は停止するものの、アイコンとの混同を避けるためか、この間敵キャラはモノクロカラーになってしまう。
ましてやキャプチャー機能などもなかった時代であり、自らの動体視力や攻略本の写真などの僅かな情報量からイラストを描いた先人たちの苦労が垣間見れる。
『聖剣伝説 RISE of MANA』におけるアマゾネスビー族
聖剣伝説シリーズのソーシャル型作品「聖剣伝説 RISE of MANA」においても、アマゾネスビー族(中点記号なしの表記)の名を冠してレディビーとクインビーが登場していた。ゲームが全て3Dグラフィックに改められたことに伴い、デザインやカラーリングを一新しての再登場となった。
しかし2016年3月31日をもって運営サービスが終了してしまいゲーム自体がプレイできなくなってしまったため、現在その姿を確認することはできず、当時の公式ツイッターやゲーム情報サイトに僅かな画像が残るのみである。
以下はその画像が残る外部サイトへのリンク。
- 聖剣伝説RoM運営公式 Twitter
- ゲーム情報サイト
- 「聖剣伝説 RISE of MANA」,聖剣伝説3から「獣人ルガー」が19日に登場 - 4Gamer.net (2014/07/17)