デザエモン(SFC)
正式名称は「描いて・作って・遊べる デザエモン」
ファミコン版の絵描衛門から大幅な進化を遂げ、本格的なSTGを作成可能にした。
市販ゲームにも劣らない様な作品を生み出す制作者もおり、後のプレイステーション版にサンプルゲームとして多数収録された。
エディター機能
ファミコン版の多くの不満が解消されている。
- ファミコン版の二倍の全6ステージを制作可能
- ファミコン版では、ザコ・ボス敵が共用だったカラーパレットが別化。色数16色(透明色含)まで使える。
- 音楽ツールの音色の大幅な増加。
但し、データのセーブに難があり、誤った操作をすると簡単に上書きしてしまう事が多い。
操作を知らないユーザーに説明せずに貸したりすると、苦労して作ったデータが消えて帰って来る等も珍しくない。
デザエモン+
プレイステーション版としてデザエモンに僅かな新機能を追加したデザエモン+を発売した。
ほぼ、スーパー・ファミコン版のままにもかかわらず、容量的に増加するはずが作成可能なステージ数が一つ減っている等、落胆したユーザーも少なくないが
おまけのサンプルゲーム、デザエモンコンテストのユーザーゲームを数本プレイできる。
デザエモン2
完全新規のセガサターン版。
作り込めばさまざまな表現が可能なため、未だに根強い人気を誇っている。
デザエモン3D
「例のストーム」のような3Dシューティングを作成可能にしたNINTENDO64版。
エディターが難解、膨大な量のヘルプ寸劇、セーブ容量の大幅な不足など、いろいろと無理があった。
元々はその容量不足を解消するために64DDの連結を想定していたが、拡張用のソフトが発売されず、結局は叶わなかった。
デザエモンKids
一部エディターを排除・簡略化し、初心者にも扱いやすいようにしたデザエモン。
2枚組構成であり、DISC2にはデザエモン+コンテストのユーザーゲームが100本収録されている。
その後
1998年のデザエモンKids以降、デザエモンシリーズの新作は発売されていない。