CV:原田彩楓
現役の高校生。初出は駅の階段を下りていく夏服姿。年の近い妹が一人いる。
ボブカットに、両耳を見せる形で編み込まれた髪型から通称「編込みちゃん」。お兄さんとの馴れ初めを描いた短編の中で「じゃあ『アイちゃん』で」と名乗ったことから、「アイちゃん」の呼び名も浸透している(あまりにもとってつけた風なので、本名やそれに由来する呼び名かは不明、というか後に本人が「ジェイちゃん」と名乗り直している)。
身長は149cmと小柄で、体重50kgのうち5kgは胸の分。栄養の一極集中は母方からの遺伝らしい。
喜怒哀楽が激しく、言葉遣いはしっかりしており、通学時は携帯電話より文庫本を手にしていることが多い。周囲には秘密で、某パン屋でバイト中。
あまりにも男好きのする外見・人柄ゆえ、学校では女子生徒のやっかみを買ってしまっているようだが、バレー部ちゃんと親しくなったことで風当たりはいくらか弱まっている。可憐な見た目に反して気丈であり、しつこく言い寄る相手に平手打ちを見舞ったこともある。
高校へは電車で通学しており、駅の階段で足を滑らせ、サラリーマンの「お兄さん」に怪我をさせてしまったことをきっかけに、委員会で早く登校する月曜日の通学中に彼と話すようになった。彼女曰くお兄さんは「通勤ラッシュ時の痴漢防止のボディーガード」とのこと。
お兄さん相手には丁寧語で接しながらもよく懐いており、バイト先からこっそり持ち帰った制服でイロイロやってしまう積極性も。お兄さん宅にもよく通っている様子。彼の前で見せる妖艶な表情もさることながら、屈託のない幸せそうな笑顔も魅力的。
ただでさえ巨乳ゆえの様々な苦難(マラソン、衣料費、体重、男どもの視線etc.)に苛まれているのだが、2017年1月16日(イラストシリーズ100回記念)にバストサイズが100cmを突破。I→JときてK点越えを祝うバレー部ちゃんたちを前に虚ろな表情を浮かべるなど、身長を伸ばしたい本人を嘲笑うかのように胸囲ばかりが成長を続けている。
近しい人々
- お兄さん (CV:間島淳司)
駅の階段で足を滑らせたアイちゃんの下にいたために、名誉の負傷をしたアラサーの会社員。
毎週月曜日にラッシュ時の電車を利用しなければならないアイちゃんと親しくなり、彼女が降車するまでの対痴漢ボディガードとして奮闘中。ちなみに車内では、ドアを背に立つアイちゃんと正面から密着せざるを得ない。彼女との交流に分不相応な点が多過ぎて、一時は美人局まで疑っていた。
イラストのアイちゃんシリーズでも示唆されているように、一定以上の関係に進展しているようだが、彼女が見せる小悪魔ぶりに翻弄されつつも大切に扱っている様子がうかがえる。同じ駅を利用していることから、家どうしも行き来できる距離だろうか。
上司との関係は悪くないようで、多少の軽口は言い合える様子。
- バレー部ちゃん (CV:石上静香)
アイちゃんのクラスメイト。一年生の頃からバレー部でレギュラーを務めているショートヘアの美人で、他の女子生徒からやたらと人気。本人も女の子大好き。顔のよく似た弟がいる。
女子の間に流れる、アイちゃんに対する敵対的な空気や穏やかではない流言を察して距離をとっていたが、ふとしたことから認識を改め、アイちゃん本人からの申し出もあって友人となる。現在では「一番の友達」とされながらも、彼女(の胸)に対して大っぴらにセクハラに走る唯一のキャラクター。
普段の言動こそちょっと軽いが、アイちゃんのことは心底大事に思っており、胸ばかり見ているような馬鹿にだけは引っかからないでほしいと願っている(お兄さんの存在は知らないらしい)。校内にうごめく要注意の男どもをリストアップしており、アイちゃんにアタックしてフられた者には撃破済みのチェックつけるマメな一面も。
- 妹ちゃん
アイちゃんの中学生の妹。登場初期は短めのボブカットで、現在はセミロングくらい。バレー部ちゃんに憧れており、彼女にじゃれつかれるアイちゃんに嫉妬するあまり、矛先を弟くんに向けそうになったことも。小悪魔的素質は姉といい勝負。意図せず繋がった携帯電話越しに姉の嬌声を聞いてしまったことがあり、お兄さんの存在を察しているかもしれない。トランジスタグラマーっぷりでは姉に勝るとも劣らないが、家での肩揉み序列は最下位。
家族でテレビのロードショー(映画)を見た直後・翌朝にアイちゃんとワンシーンのモノマネをよくする。空から女の子が降ってくる映画では何故かシャツの破りあいのシーンを再現しており、母に「そのシャツ誰が縫うんだい?」と突っ込まれた。
- 弟くん
バレー部ちゃんの小学生の弟。顔立ちが姉とよく似ており、アホ毛の位置もいっしょ。グラマーな美人姉妹が家に出入りしている上に、姉を巻き込んだ三角関係まで構築しつつある状況には戸惑い気味。お客さんにはラフながらも丁寧語で話す。