乙部のりえ
おとべのりえ
漫画「ガラスの仮面」に登場するキャラクター。
メカクレの冴えない田舎娘として登場するが、素顔はものすごい美少女である。
故郷では「天才」と呼ばれスカウトも絶えなかったが、メカクレ変装で正体を隠し、北島マヤの付き人となる。
その目的は、マヤを陥れることで彼女にとって代わり、芸能界のスターとなっていたマヤの地位をそっくりそのまま横取りすることだった。
計画通り、マヤを失脚させて女優としての華々しいキャリアをスタートさせるものの、事実を知った姫川亜弓の逆鱗に触れ、共演した舞台「吸血鬼カーミラ」において、亜弓から小細工なしの演技力の差を見せ付けられるという制裁を加えられたことで演技力の未熟さが露呈し、一挙に失墜する。
その後は事務所を変え、雑誌のモデルになったが本気になれず断念。
現在はアルバイトをしながらニューヨークのダンススタジオに通っている。
許されるのであれば、もう1度、脇役でも良いからマヤや亜弓たちと同じ舞台に立ちたいと本気で願っているそうだ。