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志宙の編集履歴

2019-09-19 22:56:01 バージョン

志宙

しそら

志宙とは株式会社『coly』が制作したソーシャルゲーム『オンエア!』内のユニット『Re:Fly』の二年組 浮間志朗×辺見宙のBLカップリングである。

二人の関係性


 二人ともメインストーリー初登場は第五話『まどろみの青1』。

 しかしメインストーリーはほぼHot-Bloodprid'sがメインのような立ち位置なのでRe:flyの活躍は巡ってこない。

 しかし、オンエア!ではユニットごとにストーリーが用意されているため別に問題無い。


 Re:Flyは6つあるユニットの中でも一番最初に出来たユニットであり、非常に結束力が高いが、それ以前から宙と志朗は中等部二年からの友人であり「親友」とも呼べる間柄であった。

 宙に誘われた事から志朗はユニットの最後のメンバーとなり、二人はL棟の303号室に入り、朝の弱い宙を志朗が起こしたり、志朗を誘って宙の趣味の天体観測に行くなど仲良く毎日を過ごしている。

 余談だが、宙が呼び捨てで名前を呼ぶキャラクターは志朗と蛍だけである。

 明るい志朗とおとなしい宙の組み合わせでバランスがとれており、二人が並ぶだけで三人の先輩達は癒やされている様子である。


 



































ここからユニットストーリーのネタバレを含める内容になっています。







































真実の志朗と宙と二人の関係*




 ユニットストーリーにて最初は順風満帆だったが、志朗はSNSで行っているソーシャルゲームのキャラクターでの情報を把握出来ておらず、結果として炎上してしまう。

 その結果、周囲から叩かれ、逃げるように仕事を無断欠勤したりととてもプロとは言えないような行動を取ってしまう。

 また、拍車を掛けるように、志朗がかつていじめにあっていた事が露見する。

 中等部二年で転入してくるまで、志朗は暗く前の学校でいじめられており、友達と呼べる人間がいなかった。

 そんな自分が嫌で自信も持てずに自分を好きになることが出来ずに、それでも残った尊厳心でいじめた奴を見返してやりたい、有名になりたいという気持ちで宝石ヶ丘中等部に転入してくる。

 つまりは志朗の前の中学でナレーションをやって楽しかったという言葉は全て嘘であり、本当は無理矢理やらされたトラウマでしかなかった。

 プロになったとはいえ中学生の志朗ではどうしようもない心の苦しみに追いやられ、とうとう幸弥に「ユニットを辞めたい」と漏らすようにすらなった。


「宙には言わないで!!」

「はじめてできた友達なんです。こんなみっともない過去、ぜったいに知られたくない……」


 だがその心からの悲鳴を聞いた宙は寄り添うように口にした。

「俺も志朗がはじめての友達だよ。みんな俺のこと気味悪がって、近づいてこなかったから」


 一方、宙も祖父の影響で宇宙に興味を抱きいつか宇宙飛行士になることを夢見た。しかし事故で左目が失明。(宇宙飛行士候補生条件は視力は両眼とも矯正視力1.0以上、色覚は正常であることであり、片方失明した宙では現状どう足掻いても飛行士になる事は無理である)永遠に光を見る事が出来なかった宙は幼い頃からの夢を諦めるしかなかった。

 この事実は白雪零からも「努力しても叶わない事」と言われているくらいである。

 事実、宙は志朗にこの夢を語るまでは「恥ずかしくて人に言えない」と言っていたくらいであった。また、宇宙を夢見る宙もまた周囲から気味悪いと馬鹿にされて友達が出来ずに遠巻きにされていた。

 


 これらの過去からオンエア!はトラウマが多いキャラが多い中でも志朗と宙はトップクラスのトラウマを持つ二人とも言える。


「わかるから……信じて欲しいよ」


 そんな二人がお互い中等部二年になり友人になったきっかけは語られていないが、お互い「友達がいなかった」と言える二人が、お互いに話をして、互いに心から「友達」と言えるなるまでの事、二人のトラウマを考えると相当の決意だったのではないかと思うのはたやすい。

 そして、それを信じてと宙は志朗に対して心から伝えるのだった。




「ごめんな、宙。お前が仲良くなった志朗はニセモノなんだ」


 そして、今までの自分は偽物だったのだと、嫌われても仕方ないと、最も恐れていた「宙に嫌われること」「友達を辞められても仕方ない」と受け入れる。

 だが、それに対して宙は――――――


「バカ――――――――!!」:

「志朗はね、自分を信じてないふりをしてじつはまわりを信じてないんだよ!俺たちのことを信じてない、まるっきり!」:

「たしかに軽くてちゃらいけど、志朗は努力ができる。いろんなものに愛を語れるようになったし、先輩達を尊敬も心配もできる、ちゃんと芯があるの、俺は見てきた。

宇宙飛行士の夢、俺の目のこと、知ってても志朗は笑わなかったし、無理だよとも言わなかった。そういう人だから、俺は志朗といたいんだよ」


 志朗自身すら否定してきた真実の志朗を宙はしっかりと見て好きになっていた。


「ほら!どうして俺を下げるの?なんで俺のほうが見る目がないってことになってる?志朗が好きに嫌いになったのは自分でしょ?それとも俺?

「宙のことは……好きだよ!だけど、オレはこんな奴で……」

「自分を嫌いだからって、好意を向ける人の価値まで下げるの、やめて。それは傲慢。こっちはこっちの基準で志朗を好きなの。それ、否定する権利は志朗にもない」



 これらの事を言われて、志朗は例えどんな事があっても宙は自分を嫌いにならないと確信し、Re:Flyの全員が前を見て仕事をすることを決意。そして、同時に居場所を手に入れたのだった。

 全てを吐き出したRe:Flyの結束は強くなり、志朗と宙は本当の意味で親友になったのだった。

 

 ユニットストーリー読破後だと、志朗は宙以外のメンバーにはどこか気遣ったような態度をとっている事が覗えるが、それでもそんな志朗の隣で寄り添うようにいつも微笑む宙の姿が当たり前のようにいる。

 しかし、その光景がどれだけ当たり前ではない奇跡のようなことなのか考えながら見ると二人の関係性がまた別のものに見えるのではないだろうか。



いつも一緒

 とにかくいつも一緒である。

 ムック本曰く、部屋のストライプのソファは二人で買った物であることや、ラックを共同で使っていることが言われている。

 また、教室で一番よく話す相手に互いの名前をあげている。

 ちなみにアニバーサリーSSRを除いた志朗のSSRには(チェンジ前もしくは後に)全て宙が映り込んでいる。




お互い以外

 帝、幸弥、立夏……とても可愛がられており、二人も三人を尊敬している。

 祭利…立夏の弟である祭利の事を二人は可愛がっており、立夏からも「新しい兄貴分」と言われるほど仲が良い。その証拠に祭利も二人の事は先輩呼びではなく「くん」呼びである。

 護、心…1Lの時代から仲が良く4人で行動していたと言っており、護の見舞いにも行ってる様子。四人で普段はお昼ご飯を食べているようだ。

 霞、鈴…少なくともグリコをやるほど仲が良い。

 椿…帝の従兄弟ということもあってそこそこ交流があり、同じクラスメイトだけあって仲は険悪ではない様子。だが、Hot-Bloodのユニットストーリーから見ると霞や鈴に比べて二人が椿のフォローをしている事は少ないらしい。

 蛍…クラスメイトだけあってそこそこ仲が良いらしい。その証拠なのか、二人は千紘のことは「輝崎」呼びであり、距離を感じさせる。蛍は志朗から自撮りを習ってるとのこと。

 七緒、央太、嵐真…中等部時代からの後輩。ゲームセンターであったら遊んだり、宙は嵐真とは天文部として活動したりと先輩らしく接している。


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