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志宙

しそら

志宙とは株式会社『coly』が制作したソーシャルゲーム『オンエア!』内のユニット『Re:Fly』の二年組 浮間志朗×辺見宙のBLカップリングである。
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二人の関係性


 二人ともメインストーリー初登場は第五話『まどろみの青1』。

 しかしメインストーリーはほぼHot-Bloodprid'sがメインのような立ち位置なのでRe:flyの活躍は巡ってこない。

 しかし、オンエア!ではユニットごとにストーリーが用意されているため別に問題無い。


 Re:Flyは6つあるユニットの中でも最初に出来たユニットであり、非常に結束力が高いが、それ以前から宙と志朗は中等部二年からの友人であり「親友」とも呼べる間柄であった。

 宙に誘われた事から志朗はユニットの最後のメンバーとなり、二人はL棟の303号室に入り、朝の弱い宙を志朗が起こしたり、志朗を誘って宙の趣味の天体観測に行くなど仲良く毎日を過ごしている。

 余談だが、宙が呼び捨てで名前を呼ぶキャラクターは志朗と蛍だけである。

 明るい志朗とおとなしい宙の組み合わせでバランスがとれており、二人が並ぶだけで三人の先輩達は癒やされている様子である。


真実の志朗と宙と二人の関係(ユニットストーリー)


 ユニットストーリーにて最初は順風満帆だったが、志朗はSNSで行っているソーシャルゲームのキャラクターでの情報を把握出来ておらず、結果として炎上してしまう。

 その結果、周囲から叩かれ、逃げるように仕事を無断欠勤したりととてもプロとは言えないような行動を取ってしまう。

 また、拍車を掛けるように、志朗がかつていじめにあっていた事が露見する。

 中等部二年で転入してくるまで、志朗は暗く前の学校でいじめられており、友達と呼べる人間がいなかった。

 そんな自分が嫌で自信も持てずに自分を好きになることが出来ずに、それでも残った尊厳心でいじめた奴を見返してやりたい、有名になりたいという気持ちで宝石ヶ丘中等部に転入してくる。

 つまりは志朗の前の中学でナレーションをやって楽しかったという言葉は全て嘘であり、本当は無理矢理やらされたトラウマでしかなかった。

 プロになったとはいえ中学生の志朗ではどうしようもない心の苦しみに追いやられ、とうとう幸弥に「ユニットを辞めたい」と漏らすようにすらなった。


「宙には言わないで!!」

「はじめてできた友達なんです。こんなみっともない過去、ぜったいに知られたくない……」


 だがその心からの悲鳴を聞いた宙は寄り添うように口にした。

「俺も志朗がはじめての友達だよ。みんな俺のこと気味悪がって、近づいてこなかったから」


 一方、宙も祖父の影響で宇宙に興味を抱きいつか宇宙飛行士になることを夢見た。しかし事故で左目が失明。(宇宙飛行士候補生条件は視力は両眼とも矯正視力1.0以上、色覚は正常であることであり、片方失明した宙では現状どう足掻いても飛行士になる事は無理である)永遠に光を見る事が出来なかった宙は幼い頃からの夢を諦めるしかなかった。

 この事実は白雪零からも「努力しても叶わない事」と言われているくらいである。

 事実、宙は志朗にこの夢を語るまでは「恥ずかしくて人に言えない」と言っていたくらいであった。また、宇宙を夢見る宙もまた周囲から気味悪いと馬鹿にされて友達が出来ずに遠巻きにされていた。

 


 これらの過去からオンエア!はトラウマが多いキャラが多い中でも志朗と宙はトップクラスのトラウマを持つ二人とも言える。


「わかるから……信じて欲しいよ」


 そんな二人がお互い中等部二年になり友人になったきっかけは語られていないが、お互い「友達がいなかった」と言える二人が、お互いに話をして、互いに心から「友達」と言えるなるまでの事、二人のトラウマを考えると相当の決意だったのではないかと思うのはたやすい。

 そして、それを信じてと宙は志朗に対して心から伝えるのだった。




「ごめんな、宙。お前が仲良くなった志朗はニセモノなんだ」


 そして、今までの自分は偽物だったのだと、嫌われても仕方ないと、最も恐れていた「宙に嫌われること」「友達を辞められても仕方ない」と受け入れる。

 だが、それに対して宙は――――――


「バカ――――――――!!」:

「志朗はね、自分を信じてないふりをしてじつはまわりを信じてないんだよ!俺たちのことを信じてない、まるっきり!」:

「たしかに軽くてちゃらいけど、志朗は努力ができる。いろんなものに愛を語れるようになったし、先輩達を尊敬も心配もできる、ちゃんと芯があるの、俺は見てきた。

宇宙飛行士の夢、俺の目のこと、知ってても志朗は笑わなかったし、無理だよとも言わなかった。そういう人だから、俺は志朗といたいんだよ」


 志朗自身すら否定してきた真実の志朗を宙はしっかりと見て好きになっていた。


「ほら!どうして俺を下げるの?なんで俺のほうが見る目がないってことになってる?志朗が好きに嫌いになったのは自分でしょ?それとも俺?

「宙のことは……好きだよ!だけど、オレはこんな奴で……」

「自分を嫌いだからって、好意を向ける人の価値まで下げるの、やめて。それは傲慢。こっちはこっちの基準で志朗を好きなの。それ、否定する権利は志朗にもない」



 これらの事を言われて、志朗はたとえどんな事があっても宙は自分を嫌いにならないと確信し、Re:Flyの全員が前を見て仕事をすることを決意。そして、同時に居場所を手に入れたのだった。

 全てを吐き出したRe:Flyの結束は強くなり、志朗と宙は本当の意味で親友になったのだった。

 

 ユニットストーリー読破後だと、志朗は宙以外のメンバーにはどこか気遣ったような態度をとっている事が覗えるが、それでもそんな志朗の隣で寄り添うようにいつも微笑む宙の姿が当たり前のようにいる。

 しかし、その光景がどれだけ当たり前ではない奇跡のようなことなのか考えながら見ると二人の関係性がまた別のものに見えるのではないだろうか。


参上!星夜に輝く怪盗団(イベントネタバレ)


志宙民の最大にして最高のイベントが突如実施された。

その名も『星夜に輝く怪盗団』である。


第一話にしてまさかの志朗と宙の出会いが語られる。


『友達がいなかった』二人がどう仲良くなったのか不明だったがこのイベントにして授業の課題である『感情表現のコントロール』でフルコントロールを演じた志朗を見て、宙は感動する。

 教師から注意される志朗だったが、宙は*『そんなことないよ…すごくよかった。キャラのいる世界が見えた』*と考える。


 また、荒木から志朗と宙は『親友であり最高のライバル』と認識されていた事が解る。



 イベント内容は元々、探偵団リーダーのユリスを演じようとしていた宙と、怪盗団リーダーのユランを演じようとしていた志朗がオーディションでディレクターによる役を交換して演じるように言われた事により、

 宙は無意識に志朗が演じたユランに演技を寄せてしまった。

 その結果、ディレクターも宙がオーディションで演じた(志朗を真似た)ユランを求めるようになり、宙はそれを演じた事により*志朗も自分も裏切ってしまった*と自己嫌悪に陥る。

 

 二人は陽人と新多と特待生にチケットを貰い、仲直りのためにプラネタリウムに行く。

 その時に、志朗は

『オレ、たしかに、宙に勝ちたいとは思ってねーけど……負けたくないって思ってるよ』

『だって、負けてもいーやなんて思ってるオレ 宙だって好きじゃなくない? かっこいいなんて思わなくない?』

『オレ考えたんだ。宙の相棒で、親友でいるためにはぜったい負けない!って気持ちも大事なんじゃねーかなって』


 これはRe;flyユニットストーリーで宙が言った『好き』に対する志朗の答えである。

 大嫌いな自分を初めて会った時から好きでいてくれた宙や先輩達と過ごした中で、志朗が『自分を好きになろう』と思った事、

 その上で、いかに『宙の相棒で親友』でいようとしてくれたのか。

 

 第一話の続きの志朗と宙の出会いが第七話にて続きが語られる。

 芝居でもやはり駄目なのかと思った志朗。

 ユニットストーリーを読んでいる人ならばわかるが、この時の志朗は同級生にいじめられ、引きこもり、なんとか見返そうと必死で転入したものの、自己肯定力が低い。

 その為、落ち込んでしまうものの、そんな中、宙に『すごく感動したよ』と言われ光を見いだす。

 宙に声をかけられ、志朗がほんの少しの、けれど彼にとってはきっととんでもない勇気を振り絞って、


『昼、いつもどこで食ってる?メーワクじゃなかったら、その……』

『……一緒に、食べる?』

『うっ、うん……!』


 一人と一人が二人になった瞬間である。

 志朗にとってはまさに運命の出会いであり、あの出会いがなければ自分がどうなっていたのか、と思っている。

『あのとき宙が声をかけてくれなかったら、オレ、どーなってたんだろ』

 しかし、宙は言う。

 きっと、自分達ならばそのきっかけがなくても親友になったと信じて。

『逆に志朗が俺に声をかけてたんじゃない?』

 志朗は『そんなことできる奴だったかな~』と言っており、その時の自分がそんな事が出来なかっただろうと思っており此処でも認識のズレがある事がある。


 しかし、この認識のズレは同時に『今の浮間志朗』という存在を、どれだけ『辺見宙』によって作り上げてきたのかというものでもある。

 改めて言うが、志朗にとって初めての友達が宙であり(宙にとっても)、ユニットを誘ったのも宙であり、自分を好きだと真っ向から伝えた人も宙である。

 これは比喩ではなく、きっと浮間志朗にとって辺見宙がいなければ、我々ユーザーが好きな今の志朗もないわけである。


 また、二人は割とよく喧嘩する事が発覚する。

 L303スタンダードなるものがあり、意見が割れると時間を決めて、その時まで冷静になるために話を聞かなくなるらしい。

 もっとも、お互い『だんだんさみしくなってきて、しゃべりたーい』(by央太)となるらしい。

 

 その後、宙が演じる怪盗リュヌ(ユリス)とアランがどうなったのか、結果はどうなったのか自分でみて欲しい。


 最後まで読んだ時、志宙民はきっと心から満たされる事だろう。

 余談だが、この時のSSRに限り、特待生とデートはしているものの志朗も宙もお互いの事を語っている。

 興味があるなら複刻ガチャで狙うといい。


(勝ちたいわけじゃない。だけど負けないよ。俺のこと、誇りに思ってほしいから)





他イベント(イベントネタバレ)


 他に志宙を見たい時はどうしたらいいのか、新規でキーを使いたい人にお薦めしたいイベント


『喧嘩上等!宝石我丘最凶伝説』

 別の世界のRe;flyが語られる。

 エイプリルフール企画によるパラレルワールドの内容だが、志朗と宙のツーカーがたとえ別の世界でも同じだと語られる。

 最後まで読むとちょっと切ない内容になっているが、コスモこと天橋幸弥の二人への愛を感じる事が出来る。

 どこの世界でも可愛くて大切と思ってるのは変わらないらしい。



『白熱!汗と涙の運動会』

 リレーの選手に選ばれた宙の話。

 イベント主役は零で、準主役は宙である。この時ユーザーはカードにないのにやたら出てくる志朗に困惑した。

 宙の登場から帰ってきて志朗に報告したいと猫に言う姿に可愛すぎると有名なイベントである。

 二人で練習していることや、宙が落ち込み(何故落ち込んだのかはユーザー自身の目で見て欲しい)リレーに臨む宙に対して、志朗が励ます言葉など、どれも必見のイベントである。

 また、葵先輩が非常に格好良いので彼のファンも読んで欲しいイベントとなっている。



この夏だけの秘密 臨海学校

アンコール 青色のシンフォニー

 Re;flyでの仕事や様子が語られる。

 臨海学校の主役は志朗。

 志朗がいじめられていた頃を思い出し、海に関しての良い記憶がない事が解る。

 先輩達は志朗を心配するが、とある夜に宙も気づいていた事が発覚する。

 またシンフォニーの主役は帝だが、物語上まったく必要がない、『二人で風呂に入りに行く』という謎のシーンが第五話である。

(その裏で、帝の様子を心配して立夏と幸弥が心配している、と内容があり、その後先輩三人組が修羅場になっているにもかかわらず、二人は仲良くイチャイチャしていた)

 伏線かと思ったが最後まで読むとまったく本筋に関係ないため、志宙民は困惑した。

 話の構成的には時間が流れている事を表す示唆や、先輩三人が重い内容のためガス抜きなのかもしれないがやっぱり本筋には関係ない。

 でも、可愛いので是非見て欲しい


1st Anniversary jewel Fes

 Re;flyの舞台上の演技とユニットソングが聴ける。

 



大型アップデート(ネタバレ)


 大型アップデートはさまざまな燃料を我々に投下してくれた。

 もしも、「志朗と宙の絡みが解らなくてどのインプロをやれば解らない」という人には幸弥のキャラ第三話で仲良く料理が出来る二人が見れるのでお薦めである。

 ちなみに宙キャラスト第三話『ソライロ』にて志朗は宙の実家に言った事があることが判明する。

 志朗第二話は仲良くしている二人が見られるので是非開けて欲しい。


 また、スケジュールの☆5の為、ドロップが難しいかもしれないが『乙女ゲーム『魔性の吸血人』CDお渡し会』の掛け合いストーリー『大親友的お渡し』は必見。

 オーディションの最高ランクで勝ち続ければドロップする事があるので是非チャレンジしてほしい

 




いつも一緒

 とにかくいつも一緒である。

 ムック本曰く、部屋のストライプのソファは二人で買った物であることや、ラックを共同で使っていることが言われている。

 また、教室で一番よく話す相手に互いの名前をあげている。

 ちなみにアニバーサリーSSRを除いた志朗のSSRには(チェンジ前もしくは後に)全て宙が映り込んでいる。




お互い以外

 帝、幸弥、立夏……とても可愛がられており、二人も三人を尊敬している。

 祭利…立夏の弟である祭利の事を二人は可愛がっており、立夏からも「新しい兄貴分」と言われるほど仲が良い。その証拠に祭利も二人の事は先輩呼びではなく「くん」呼びである。

 護、心…1Lの時代から仲が良く4人で行動していたと言っており、護の見舞いにも行ってる様子。四人で普段はお昼ご飯を食べているようだ。

 霞、鈴…少なくともグリコをやるほど仲が良い。

 椿…帝の従兄弟ということもあってそこそこ交流があり、同じクラスメイトだけあって仲は険悪ではない様子。だが、Hot-Bloodのユニットストーリーから見ると霞や鈴に比べて二人が椿のフォローをしている事は少ないらしい。

 蛍…クラスメイトだけあってそこそこ仲が良いらしい。その証拠なのか、二人は千紘のことは「輝崎」呼びであり、距離を感じさせる。蛍は志朗から自撮りを習ってるとのこと。

 七緒、央太、嵐真…中等部時代からの後輩。ゲームセンターであったら遊んだり、宙は嵐真とは天文部として活動したりと先輩らしく接している。


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