概要
CV:Chris Marlow
『Conker's Bad Fur Day』に登場するボスの1体であり、中盤に差し掛かるチャプター「恐怖の大王」のトリを務めているボス。一定の条件がなければボスの部屋にたどり着くことは出来ない。
そして日本語名が「ウンチ大王」。
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・・・・もはや何も語るまい。
発売当時の本作の紹介記事で、本作が如何に外見と異なる過激な内容を含んだ作品であるかを示すエピソードの1つとして取り上げられた「大便のボス」である。
風光明媚なメインフィールドである「風車の丘」の一角に広がる、周囲とは似つかわしくない汚れた大地。その名も「ウンコ山」。その名の通り大便で構成された大地というシュールを固まりにしたようなこのエリアの探索の最後に戦うことになる相手。
エリアをうろついているスイートコーンの生物を生贄に捧げることで地中(便中?)から出現し、何を狂ったのか突然オペラを歌い始める。この時、大便なのに妙に美声であることも話題になったとか。発売当時、英語圏においてファンから本作のBGMをMIDIなどにした作品でかなり多かったのもこの曲。
他のキャラクターのCVは1人で何役も掛け持ちしているこの作品では珍しく、担当者は本キャラクター以外に本作の声の出演を行っていない。主役のコンカーを差し置いての優遇である。
そして、自分の体からひきちぎった大便のボールを投げつけてくるのでこれを避けながら、Bパッドを探して巨大なトイレットペーパーで応戦。歌のために声を上げようと口を大きく開いたところを投げ込んでやればダメージを与えられる。ダメージを与える毎に歌のパートが先へと進んでいき、最後には音が反響して部屋の一角にある壁が大破。奥にあるレバーを下げれば、ヤツの足元が水洗トイレならぬ「便洗トイレ」に早変り。流体化した大便に流されていく大便のボスなんて、世界中のゲームを探しても本作しか見当たらないのではなかろうか?
ちなみにオズの魔法使いに登場する魔女のパロディ。
流されて消えていったのを確認したコンカーの一言は実に正論。
「最後はちゃんと 流そうぜ!」