概要
声 神代知衣→川田妙子→瀬戸さおり(劇場版)、真柴摩利(オリジナル版)
本名はマーガレット・エヴリン・シンプソン(Margaret Evelyn Simpson)。シンプソン家の第三子の次女でまだ1歳の赤ん坊(関連書籍やゲーム作品によっては0歳)。
リサと同じギザギザの髪型に青いリボンをつけており、自分の感情をくわえたおしゃぶりの音で表現するという特技を持っており、シンプソン家特有の口癖に該当する。それを使って野生のグリズリーとコミュニケーションを取ったことも。おしゃぶりを取り上げると凶暴化する。1歳過ぎなのであんよはできる。度々危険な目に遭うがその度に上手く切り抜け、滅多に泣くことはない。マージの母乳の出があまり良くないため粉ミルクで育てられている。夜はベビーベッドのおいてある部屋で一人で寝ている。
全く愛情が無いと言うわけではないがよく父親のホーマーに存在を忘れられ、ホーマーが「子供は(バートとリサの)2人だ」というシーンがよく見受けられる。
原語版の声優は故エリザベス・テイラーや本業が声優であるイヤードリー・スミスなどエピソードによってまちまちであり、まだ1歳であるため言葉を話すことはほぼない。大人になった未来のシーンですら誰かに邪魔されて声を聞くチャンスがほとんどないが、一度ホーマーにベッドに寝かせてもらった後、1人になり「ダディ」(日本語吹き替え版では「パパ」)と言ったときと劇場版のスタッフロールで「続編は?」と喋ったことから少なくとも現時点で多少は言葉を使えるようである。2009年にはジョディ・フォスターが声を演じた。
赤ん坊とは思えないような驚異的な身体能力と知能を持ち、家族の見ていない所では自主的かつ活発に活動している。また、「誰がバーンズを撃ったか?」のエピソードでは偶発的にバーンズを銃撃していたが、後に銃を自由自在に扱えることが判明した(シーズン13にて)。普段は常にマージに抱かれて一緒に行動しており、数々のトラブルを静観している。家族が悪事を働こうとしていると批判的な目で睨み付けて諫める事もある反面、いよいよ窮地に陥った時にだけ切り札的に力を貸すなど、家族で最も大人気ある人物とも言える。誰に対してもやりたい放題なバートでも、マギーにだけは嘘がつけない。