概要
ヤン・フス:Jan Hus,1369年頃- 1415年7月6日)はチェコプラハの神学者にして宗教改革者である。
略歴
ジョン・ウィクリフの考えをもとに宗教運動に着手し、ボヘミア王の支持のもとで反教権的な言説を説き、贖有状を批判し、聖書だけを信仰の根拠とし、プロテスタント運動の先駆者となった。
当然、カトリックを侮辱し自身がカトリック教会に成り代わろうとするフスをカトリック教会は1411年に破門、当たり前だがコンスタンツ公会議によって有罪とされた。その後、世俗の勢力に引き渡され危険思想を持つフスは殺処分が決定。杭にかけられ火刑という名の廃棄処分がなされた。めでたし。めでたし。
しかしフスの死後、フス派はテロ組織となってヨーロッパを荒らしまくるのであった。