レティシャ
れてぃしゃ
人物概要
レティシャ・マクレディ
身長172㎝、地の文によれば巨乳であり、フォルテ曰く現金掛け値なしの美人。
愛称はティッシで、「死の絶叫」(しのぜっきょう、キーニング)の異名を持つ。
感情が高ぶると無意識のうちに弱い魔術を暴発させる癖があり、二つ名はこの悪癖に由来する。
従妹のアザリーと同じく、レインダストのケットシー家の人間。
タフレム市内に自身が所有する大きな屋敷を構え、牙の塔での定例職務をこなす他、個人で魔術士の私塾を開いており、ティフィスとパトリシア(パット)の兄妹を弟子にしている。
性格は神経質で潔癖症、一見優等生。しかしアザリーと同じく機嫌の波が激しく、ヒステリーを起こしやすい。弟に対してはやや過保護気味。
チャイルドマンから戦場で生き残る術を叩きこまれた、防衛戦闘のスペシャリスト。しかし死への恐怖心が人一倍強く、性格的に戦場に立つことに向いていない。言ってみれば「戦えない兵士」だった。
牙の塔に入る以前の孤児院時代から一緒にいたアザリーやキリランシェロ(オーフェン)の事を自身の家族として大切に想っており、二人が相次いで牙の塔を去った後も「帰る場所」として皆で暮らす家を用意して二人の帰りを待っていた。
チャイルドマン教室の同期であるフォルテ・パッキンガムから好意を寄せられており、その求愛を何度も断っている。決してフォルテが嫌いというわけでもなく、ついたり離れたりと言った距離感だったらしい。
同じく後輩のコミクロンからも好意を寄せられていたが、こちらはとくにはっきりしたアプローチがあったわけでもなく、その想いに気付くことはなかった模様。
第二部のエピソード終了後、クリーオウに頼まれて戦闘訓練を施す。その後、フォルテの求愛を受け入れ、事実婚状態ながらマヨールとベイジットの兄妹をもうけている。