曖昧さ回避
- 魔術士オーフェンシリーズの登場人物「レティシャ・マクレディ」。本稿で解説。
- テイルズオブエクシリアに登場する女性。
人物概要
腰まである長い黒髪(新アニメ版では濃紺)に黒い瞳を持つ、《牙の塔》チャイルドマン教室出身の女性黒魔術士。「はぐれ旅」本編では25歳、第4部では40歳。
身長172㎝と女性としては背が高く、フォルテ曰く現金掛け値なしの美人。地の文によれば巨乳。16歳の時、アザリーに「毎朝丹念に寄せてあげて」いたとバラされてブチ切れたことがある。
愛称はティッシで、「死の絶叫」(しのぜっきょう、キーニング)の異名を持つ。
感情が高ぶると無意識のうちに弱い魔術を暴発させる癖があり、二つ名はこの悪癖に由来する。
ちなみに《塔》時代は処女だったらしくアザリーから非モテなどと揶揄されていた(アザリーはどうだったのかは不明)。
従妹のアザリーと同じく、レインダストのケットシー家の人間。孤児ながらキャリアを積み、第1部ではタフレム市内に自身が所有する大きな屋敷を構え、「マクレディ」の家名を名乗るようになる。
普段は《塔》での定例職務をこなす他、個人で魔術士の私塾を開いており、ティフィスとパトリシア(パット)の兄妹を弟子にしている。
性格は神経質で潔癖症、一見優等生。しかしアザリーと同じく機嫌の波が激しく、ヒステリーを起こしやすい。激昂状態で暴れるケースも厄介だが、寧ろ拗ねた時の行動(怒りの対象の視界内で完全無視の態勢に入る)も人一倍面倒くさい。寂しがりやで、弟に対してはやや過保護気味。
チャイルドマンからは、戦場で生き残る術を叩きこまれた、防衛戦闘のスペシャリスト。敵の気配や殺気を察知して敵の戦力を読むことにも長ける。一方で、精神的には非常に脆い。特に死への恐怖心は人一倍強く、性格的に戦場に立つことに向いていない。言ってみれば「戦えない兵士」だった。
《塔》に入る以前の孤児院時代から一緒にいたアザリーやキリランシェロ(オーフェン)の事を自身の家族として大切に想っており、二人が相次いで《塔》を去った後も「帰る場所」として皆で暮らす家を用意して二人の帰りを待っていた。
チャイルドマン教室の同期であるフォルテ・パッキンガムから好意を寄せられており、その求愛を何度も断っている。決してフォルテが嫌いというわけでもなく、ついたり離れたりと言った距離感だったらしい。
同じく後輩のコミクロンからも好意を寄せられていたが、こちらはとくにはっきりしたアプローチがあったわけでもなく、その想いに気付くことはなかった模様。
第2部終了後、クリーオウに頼まれて戦闘訓練を施す。その後、フォルテの求愛を受け入れ、事実婚状態ながらマヨール・マクレディとベイジット・パッキンガムの兄妹をもうけている。