概要
CV:松山タカシ
リョーマの父親。現役時代は「サムライ南次郎」と呼ばれ、世界を相手に37戦全勝した元プロ選手。故障のため2年で引退、現在は臨時で寺の住職をしている。
現役を退いて十数年経過した今でも腕は全く衰えておらず、大人をも圧倒する息子を全く寄せ付けない。彼が引退を決めたのはリョーマが世界の強豪以上に手強いライバルとなり得ると予見したからであり、今でもリョーマを毎回試合で叩きのめしながらも、同時に彼が自分を超え、いつか自分を倒せる選手に成長する事を望んでいる。
両目を瞑っていても「手塚ゾーン」同様の効果を持つ「サムライゾーン」などを用いる事で普通に試合をする事が可能。この「サムライゾーン」を始め、リョーマの「ツイストサーブ」や、一本足での「スプリット・ステップ」は南次郎のコピー。
陽気で子供っぽい性格。かなりのスケベで、よく寺の縁台や鐘楼でグラビア雑誌を読んでいる。
リョーマの飼い猫(カルピン)をよくからかうが、逆に噛まれたり引っ掻かれる。
彼も竜崎スミレに師事し、青春学園を卒業した(実写映画版ではスミレとの関係は逆転しており、彼がスミレのテニスを始めるきっかけを作った人物となっている)。
若い頃、アメリカ留学中に竹内倫子と出会って結婚し、リョーマを授かる。
引退した今でもその知名度は高く、千歳は彼を28年前に「天衣無縫の極み」を開いた人物として知っていた。
本人曰く「「天衣無縫の極み」は誰でも開ける可能性がある」。