カードとしての能力
黒神龍ブライゼナーガ 闇文明 (6)
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをすべて自分の手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)
W・ブレイカー
※殿堂入り
概要
上記の通り、自分のシールドをすべてブレイク状態にしてしまう。
一応ブレイクしたシールドのシールド・トリガーは使えるものの、「エメラル」等で仕込んでおかない限りは完全に運ゲー。
当然自分は丸腰になる上、このカード自身が攻撃を行えるようになるのは次ターンからなので、正直、登場当時は非常に使いづらい能力であった。
うっかりマナに置いてしまうと「母なる大地」で引きずられる可能性があったことも使いにくさを助長した。
しかし、自分のシールドを全てS・トリガーにする「星龍パーフェクト・アース」の出現により評価が向上。「アース」がいる状態でこのカードを出せば、シールドのカードを全てノーコストで使用することができる。
普通にやったら現実的ではない、インビシブル呪文(各文明に一枚存在する、コスト13の大型呪文)の乱れ撃ちなども可能に。
呪文メインのデッキ使いにとって、「アース+ブライゼナーガ」と言う組み合わせは非常にロマンあふれる存在となったのである。
ちなみに、シールドをブレイクする順番を上手くすれば、「憎悪と怒りの獄門」で相手のシールドも一緒に0にできる。
その後登場した「スーパー・S・トリガー」や、「革命」などとの相性が良く、カードプールが広がるとともに、大会環境でも活躍できるレベルになった為か初登場から14年8ヶ月後の2019年3月1日に殿堂入りに。