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大丈夫、概要に抜かりはないわ。

2019年11月30日より開始された期間限定イベント「進撃!第二次作戦「南方作戦」」で実装された重巡洋艦娘。同イベントの第四海域第二ボスマスにおけるドロップによって邂逅が可能である。

ドロップ率は甲S勝利で約6.2%と高めに設定されているが、ドロップするかは提督のリアルラック次第。幸いと言うべきか、ボス艦隊の装甲破砕ギミックを解除した状態で、ゲージ破壊後であれば通常艦隊(6隻編成)で十分である。また、支援艦隊を使わなくてもボスマスへの周回が可能(道中の潜水艦マスとボスマスへ基地航空隊を送ればいい)。通常艦隊だとS勝利は安定しないが、A勝利で旗艦撃破可能な練度の艦隊を備えているなら容易。また、2019年12月18日から友軍艦隊も第四海域に派遣される様になった為、通常艦隊でも十分S勝利が狙える。

海外の重巡洋艦娘が実装されるのは、アドミラル・ヒッパー級プリンツ・オイゲンザラ級ザラポーラ以来4例目であり、アメリ艦娘および、連合国側としてはもちろん初である。

容姿ね、望むところよ。

見た目だけなら戦艦と名乗っても通用するほどの大人びた体格。身長だけではなく、胸部装甲に関してもアイオワにすら引けを取らないのではと思える。

瞳と髪はお揃いの金色で、全体的に癖のあるセミロングの前髪を、向かって右寄りの位置で分けている。そして、顔立ち自体も、前段作戦で実装された四人の中では一番大人びている。

服装だが、胸元の部分に黒い布(インナーなのかブラジャーなのかははっきりしない)をつけ、その上にスーツを着ているのだが、襟が本体から完全に分離している。また、両袖もほぼセパレートとなっており、黒を基調としたセーラー服風味の襟だけでつながっている。そして、さらにその上にグレーのコルセットを装備し、OLがよく使うスーツタイプのスリットスカートを穿いている。

また、脚はタイツで完全に覆われ、赤を基調とした靴の後部には、推進機関と思われるスクリューがそれぞれ付属している(ちなみに、ジョンストンフレッチャーにも同様の構造物があったことから、当初から絵師がZECO氏ではないかとの予想が出ていたのだが、運営からのツイートによって確定した)。

艤装は、ほぼ左右対称となっており、煙突と艦橋を模したと思われる中央の部分からアームが左右に伸び、先端の台座の上に三連装砲がそれぞれ載っている。そして、実艦の装備では三連装砲を三基備えているのだが、何とその三基目を右手に持っている。持ち方と形状から察するに、トリガー式の砲撃を行うようである。

さらに、水上機発進用のカタパルトが、左上腕部に装着されている。これは、右上腕部に装備していたパースとは対照位置で、下記の理由もあってか、彼女とお揃いにしていると思われる。

また、じじ氏のシンボルマークにも似た謎の物体(恐らく実艦の艦橋上部に設置されていた方位盤だと考えられる。理由として胸部装甲の下に艦橋構造物が存在する為)が、その豊満な胸部装甲に鎮座している。ZECO氏が公開したラフイラストでは(上述のカタパルトも一緒に)浮遊していた為、マエストラーレ級の主砲用方位盤と同様に独立可動式の艤装と考えられる。

なお、改造を行うと、未改造の時点で台座の下側に付属していた魚雷の発射管がなくなる。これについては、史実において対空兵装を強化した際に雷装を撤去されたことが反映されているのだが、だからといって雷装が0になるわけではないのでご安心を。

Personality? 了解よ。

一人称は「私」で、提督のことは「提督」と呼ぶ。

大人びた容姿に似合った柔らかい物腰。基本は丁寧語だが、たまに提督に対して気さくに接するところが大人の余裕を感じさせる。また、かなり気が利くようで、提督が忙しい際に、同じくABDA艦隊として戦ったパースデ・ロイテルを誘って作戦会議を持ちかける。旗艦がデ・ロイテルではなくて彼女だったら、勝敗はどうなっていたかわからなかった……かもしれない。

また、戦闘においても、敵に対して「いい子ね。かかってらっしゃい!」などと大人の対応をする。このあたりは、大本と思われるバタビア沖棲姫とも共通している。

なお、轟沈時においては、最期の瞬間までパースの無事を願う言動が見受けられる。そういう点から察するに、艦種や艦級こそ違えど、パースのことを妹のように思っているのかもしれない。

時報でも、接し方は基本的に丁寧なのだが、そのあたりを提督から「少し硬すぎる」とたしなめられている。また、デ・ロイテルほどではないが、日本の重巡に対しては若干思うところがあるようで、味方であるということにほっとしている、もしくは、感慨深い想いを抱いている様子が見受けられる。

食事に関しては、三食全てをきっちり用意してくれる。夕食についてはアメリ艦娘の定番とばかりにステーキを振る舞ってくれる。本人曰く得意料理とのこと。

また、アフターサービスも万全で、食後にバーボンを用意してくれる。本人が大酒飲みなのかは定かではないが、少なくともたしなむ程度には心得ているようである。

性能は、少し大変。しっかり行きましょう。

初期値を見た限りは、古鷹型青葉型妙高型の中間といった性能。明確な違いはスロットごとの搭載可能数で、妙高型が各スロットにつき2ずつなのに対して、ヒューストンは第三スロットのみ4、それ以外は1という構成になっている。

また、Lv50になってようやく改造が可能となる。

提督、これは? 私の余談が認められて? ありがとうございます。光栄です、お受けします。

  • Northampton級の実装そのものは、ランカー報酬として米重巡洋艦主砲が配布されたことによって、当初から予想されていた。ただ、言及が「Pensacola級」と「Northampton級」の双方にまたがっていたのと、登場した装備妖精が二種類だったことから特定が難しく、装備が出たばかりの時点では様々な憶測を生んだ。そのうちの片方がヒューストンに該当するのは判明したのだが、もう片方の三つ編みそばかす妖精さんがどの艦娘になるのかはわかっていない。妖精さんの出てくる装備に関する説明文から、前記の通りPensacola級か、ヒューストン以外のNorthampton級の誰かだと思われるが……。
  • パースのことを妹のように思っていると書いたが、元ネタとなる都市同士が、1984年に姉妹都市提携を結んでいる。また、ヒューストンは史実において、パースの轟沈を目の当たりにしており、パースへの想いの強さはそのあたりも反映されているのかもしれない。さらには、乗組員がパースの乗組員と共にオーストラリア、メルボルンの戦没者慰霊塔に祀られていることからも、この二艦の繋がりの深さが窺える。
  • 図鑑説明で言及している「魂が継承された新型軽巡」というのは、アトランタ級の次の級にあたるクリーブランド級19番艦のこと。元々の名前はヴィックスバーグ(Vicksbourg)だったのだが、ヒューストン市民の強い要望によって付け直された。なお、こちらのヒューストンは、瑞鶴が少しだけ言及している「マリアナの七面鳥撃ち」を行った艦艇のうちの一隻である。

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