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アメリ艦娘

あめりかんむす

ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』の関連作品に登場するアメリカ製の軍艦をモチーフとした艦娘たち、及びこれを模して描かれた一連のオリジナル艦娘である。
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概要

アメリ艦娘とは、太平洋戦争時代のアメリカ海軍艦隊を基にした艦娘である。

2018年4月現在、艦隊これくしょんに存在する艦娘はアイオワサラトガ、2018年2月17日未明より開始された2018冬イベント『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)』の前段作戦で実装されたガンビア・ベイと2月21日未明に開放された後段作戦で実装されたイントレピッド、及び4月23日の五周年任務完遂報酬として実装されたサミュエル・B・ロバーツの計5隻のみであり、それ以外は実在艦艇を艦娘風にアレンジした二次創作の「オリジナル艦娘」である。
尚、連合国艦艇も多数実装されている中国の類似ゲーム「戦艦少女」「アズールレーン」の艦船少女艦船(戦艦少女)に対して本タグが付加されている場合もあるが、本来は誤用であるため、何らかの棲み分けタグを設ける事が望ましい。

他の海外艦用タグと異なり本タグは元々オリジナル艦娘の内部カテゴリとして発生したという経緯から公式実装艦に比してオリジナル艦娘のイラストが占める割合が大きいのが特徴である。とはいえ、アイオワ実装から約2年が経過した2018年4月現在、サラトガ、ガンビア・ベイ、イントレピッド、サミュエル・B・ロバーツが公式に実装された事で彼女達を描いたイラストも可也の割合を占めるようになった。ただし、前述の通り現状では上記の2作品のキャラが混在してしまっている事から艦これ公式実装艦の検索にはマイナス検索を施す必要があるなどの問題がある。

実装までの経緯

アメリカ艦に関しては、『艦これ』の開発・運営のトップ、田中謙介プロデューサーにより「ドイツ、アメリカ、イギリスなど、いろいろな国の艦船を出したいと思っています(なお、枢軸国側のドイツ艦は2014年3月に、イタリア艦は2015年4月に実装されている)」と、サービス開始当初の2013年9月に既にファミ通インタビューで公言されていたが、長らく実装の兆しを見せていなかった。

しかし、2016年1月22日にランカー報酬として大口径主砲「16inch三連装砲Mk7」が配布。
戦艦ル級戦艦タ級戦艦レ級南方棲戦姫戦艦棲姫等々、多くの深海棲艦側の戦艦の大口径主砲も「16inch三連装砲」であり、名前こそ酷似しているが、決して深海棲艦側の新装備・鹵獲装備ではない。
それは紛れも無い、実在(そして現存)する戦艦アイオワ級の主砲そのものであった(図鑑にもその旨が明記されている)。ちなみに前級であるノースカロライナ級サウスダコタ級の主砲はMk6である。

突然の(かつて日本と敵国であった)純連合国製装備の実装(厳密には毘式40mm連装機銃も英ヴィッカース社製なのだが、此方は国内でのライセンス生産もあった)。
かねてより連合国艦の実装を待ち望んでいた層には驚きと喜びをもって迎えられた一方で、かつての敵国の参戦を受け入れられない提督も多数おり、あちらこちらで議論を呼び、様々な複雑な心境が見られた。

そして、2016年2月18日発売のPSVita用ソフト「艦これ改」にて遂にアイオワが先行実装された。
ゲーム発売当初からトロフィーリストに『アイオワ』の艦隊への合流達成で解禁されるトロフィーが確認されており、最初から実装されている事がほのめかされており、実際に……。

ブラウザ版にも後日実装予定というアナウンスが有ったが、
2016年5月2日開始の春のイベントにて遂に実装されることが決定した。
さらに2016年11月開始の秋のイベントではアメリカの正規空母が実装予定と、秋刀魚祭りにて発表があり、その後サラトガが実装された。
2018年1月27日にランカー報酬とアメリカ製艦載機でF4Fの改良後期量産型の「FM-2」が実装された。
尾翼部分に「B」描かれている事から空母ガンビア・ベイ搭載のVC-10所属機と考えられており、2018年冬イベントの前段作戦の突破報酬で実装された。
更に後段作戦(2018年2月21日に開放)ではエセックス級空母から「イントレピッド」が実装される事となった。

2018年2月28日のランキング報酬として「5inch単装砲 Mk.30」実装された。これはバッグレイ級からフレッチャー級までの駆逐艦、ラッデロウ級及びジョン・C・バトラー級護衛駆逐艦にも主砲として搭載されていた砲で、にわかに米駆逐艦の実装に現実味がましてきた。
そして2018年3月28日には、ガンビア・ベイらと共にタフィー3で奮戦した護衛駆逐艦の実装が告知され、5周年の節目を迎えた2018年4月23日にサミュエル・B・ロバーツが実装された。
2018年4月10日発売の「コンプティーク2018年5月号」でフレッチャー級から1隻実装される事も予告された。

全盛期の南雲機動部隊の空母よりも頭数の多いエセックス級(24隻、うちイントレピッドが実装)、週刊護衛空母ことカサブランカ級(50隻、うちガンビア・ベイが実装)、175隻建造されたフレッチャー級の扱いに難儀する事は間違いないが。(上記の通り遂に実装も秒読み段階に入ったが、全艦が日本に来たら米国本土の防衛や大西洋側の制海権が一気に損失(そして母港を圧迫)する可能性があるので実装されても日本に係わりの深い艦に限られると思われる。)

艦娘一覧

戦艦

アイオワ級1番艦アイオワ

Iowa


艦これ改にて先行実装。ブラウザ版は2016年春イベント『開設!基地航空隊』にて実装。

空母

レキシントン級2番艦サラトガ

SARATOGA


2016年秋イベント『発令!「艦隊作戦第三法」』の最終海域突破報酬として実装。

カサブランカ級19番艦ガンビア・ベイ

ぽんこつ感漂う米空母


2018年冬イベント『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)』のE-4海域突破報酬として実装。

エセックス級5番艦イントレピッド

Essex-class - Intrepid


2018年冬イベント『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)』の後段作戦最終海域突破報酬で実装。

駆逐艦

ジョン・C・バトラー級DE-413サミュエル・B・ロバーツ

おだんごくちくかん


サービス開始五周年記念任務群の完遂報酬として実装。

現在実装済の5隻は期間限定イベント海域の突破報酬、或いは記念任務達成報酬という形で実装されており、初実装時がドロップ限定での実装だった艦をいない

未実装艦・オリジナル艦娘

上記以外にも、図鑑内の艦娘達の言及によって米軍について触れられているものがある。

特に米海軍のヒロインエンタープライズや、現役最後の戦艦アイオワ級を描いたオリジナル艦娘pixiv内外問わず、多数のバリエーションが存在する。

ヨークタウン級航空母艦エンタープライズ



軍艦

実装済みの艦以外で具体的な艦名をあげられているもののみ太字で示した。

ヨークタウン級航空母艦ネームシップ。開戦から連戦続きで正規の補給を受けず、101日間を外洋で活動していた事から、「ワルチング・マチルダ(ワルツを踊るマチルダ)」の異名を持つ殊勲艦。
珊瑚海海戦で僚艦「レキシントン」と共に翔鶴瑞鶴祥鳳らと空母同士の戦闘を繰り広げた。
この時に大破したが、ミッドウェー海戦に参加するために驚異的な速度で修復され、消耗した艦載機はサラトガから降ろされた航空隊を編入した上で参戦した。
ミッドウェー海戦ではヨークタウン級の妹達と基地航空隊と共に南雲機動部隊を壊滅させるが、飛龍の反撃を受け、伊168によって止めを刺された。
太平洋戦争の比較的序盤で沈没しているものの、真珠湾攻撃に参加した6隻の空母全てと交戦し、かつ損害を与えた(瑞鶴は母艦には被害はないが、航空隊を消耗した)ヨークタウンは、緒戦の日本軍の快進撃を挫き、戦局を互角まで巻き返した功労者と言えよう。

同型艦のない比較的小型の空母(ただし搭載量は多い)。
大西洋イギリス艦隊と行動を共にした後、珊瑚海海戦及びミッドウェー海戦で被害を受け減少した空母戦力を補うために太平洋へ向かう。
しかし大規模海戦に参加する機会を得ないうちに伊19の酸素魚雷を受け沈没。

ヨークタウン級航空母艦3番艦。
初陣は初の日本本土空襲であるドーリットル空襲。
ミッドウェー海戦にも姉らと共に参加し、南雲機動部隊を撃破した後、退却する最上三隈をエンタープライズと共に攻撃、三隈を撃沈した。
南太平洋海戦では翔鶴、筑摩に損害を与えるが、自身も攻撃を受け、雷撃処分された。

  • 戦艦「ノースカロライナ」(伊19の図鑑)
ノースカロライナ級のネームシップ。
ワスプを狙った魚雷が離れたノースカロライナに命中し損傷を受けたが、沈没は免れている。
現在も博物館船として健在。サウスダコタと喧嘩したワシントンは妹に当たる。

サウスダコタ級のネームシップ。
「艦隊の疫病神」という不名誉な渾名を持ち、エンタープライズと衝突しかけたり、駆逐艦マハンと衝突したりした。
単艦で現れた綾波に対し副砲で致命打を与えるが、自身も綾波の攻撃で電気系統に不具合を起こす。
このせいで味方との連携が取りづらくなり、このことで戦艦ワシントン乗組員といざこざを起こしてしまった。
第2次ソロモン海戦第2夜戦において日本艦の探照灯で照らされたサウスダコタは戦艦霧島や重巡高雄愛宕と交戦したが練度の不足が原因の機器操作の誤りから電源が落ちてしまい一時的な戦闘能力喪失に陥った上、36センチ砲弾1発を含む数発の命中弾を受けたがこれらは何れも艦主要部を破壊する事は出来ず中程度の損傷に留まっている。

  • 駆逐艦「オブライエン」(伊19の図鑑)
シムス級駆逐艦。
ワスプに対して放たれた魚雷が流れ弾となって命中。
この時は応急修理を受け再び海に出たものの、修理は不完全だったため航行中に沈没してしまった。
ちなみに同じような最期となったハムマンは同型の姉妹艦である。

ポートランド級重巡洋艦。
開戦時から様々な海戦に参加した歴戦艦。その期間の多くにおいてレイモンド・スプルーアンス提督の旗艦であったことでも有名。
原子爆弾の部品を運ぶ極秘任務を受け、これを終了させたが、帰還中に伊58に発見され、魚雷攻撃を受け沈没。WW2で敵の攻撃によって沈没した、最後の連合国軍艦である。
戦後、インディアナポリス艦長は撃沈の責任を問われて軍法会議にかけられた(WW2において戦闘による撃沈の責任で軍法会議にかけられた米艦長は彼一人だけである)。そして「怠慢によって艦を沈められた」という不名誉を着せられ非業の自死を迎えた。
しかし後に様々な人物の活動によって名誉は回復された。その中には他ならぬインディアナポリスを撃沈した伊58元艦長こと橋本以行元中佐もいた。

  • 軽巡洋艦「ジュノー」(伊26の図鑑)
アトランタ級2番艦。第三次ソロモン海戦で姉であるアトランタを喪い、自身も大破し避退中、伊26によって撃沈される。文字通りの轟沈であり、生存者もほとんどいなかった(正確にはいたのだが、救助が遅れてしまい犠牲者が増えてしまった)。
この時、サリヴァン5人兄弟がジュノー諸共全員死亡するという悲劇が起こった。この出来事によって米陸軍にソウル・サバイバー・ポリシーという従軍中の兄弟が全員戦死することを避けるために最後の一人を帰還させる規定が制定され、大ヒット映画『プライベート・ライアン』のネタ元にもなった。

他、長門陸奥が図鑑などでコロラド級を含むビッグ7について言及しており、公式4コマではが魚のスズキを見て「パーチ」と呟いているが、これは彼女のモデルとなった駆逐艦「潮」が撃沈した(正確には自沈に追い込んだ)ポーパス級潜水艦「パーチ」のこと。

意外にもヨークタウン級2番艦・エンタープライズ(CV-6)や、日本軍に鹵獲された米駆逐艦スチュワート(第102号哨戒艇)には言及されていない

兵装

米ボーイング社の戦略爆撃機。通称「空飛ぶ要塞」(この発展型であるB-29は「超空の要塞」である)。
艦載機として運用するのはサイズ的に不可能な大型機であるため兵装としての実装はまずない(実装されるとして基地航空隊か)のだが、由良の図鑑コメントで存在は言及されている。

  • F4F(ワイルドキャット)
米グラマン社の初期の主力戦闘機。如月(史実ではウェーク島の戦いにおいてF4Fの攻撃により撃沈された)曰く「五月蝿い」。サラトガの初期装備として実装。
  • SBD(ドーントレス)
米ダグラス社の艦上爆撃機。艦これでは由良の図鑑でしか触れられていないが、ミッドウェー海戦一航戦二航戦を壊滅させた立役者である。2016年秋イベにてE2海域突破報酬として実装。

人物

  • ドーリットル 龍鳳の台詞で言及されている言葉。これはドーリットル空襲の指揮官「ジミー・ドーリットル」。大鯨時代にドーリットル空襲で被弾しているため。
  • ジョン・F・ケネディ 天霧の台詞で言及されている人物(名前は出てこず「大統領」とだけ言っている)。ケネディが艇長だった魚雷艇PT-109に衝突して沈めたため。


その他

  • ドイツ海軍の重巡プリンツ・オイゲンは戦後アメリカ軍が接収し、「USS プリンツ・ユージン(USS Prinz Eugen, IX-300)」としてアメリカ海軍の艦籍に入っている。"ユージン"は"Eugen"の英語読みであり、艦これ中でもサラトガよりそう呼ばれている場面がある。


  • アメリカ海軍所属艦ではないが、2017年5月2日に実装された神威は米国ニューヨーク造船所で建造されている。

  • サラトガ以外は日本の艦娘から言及されいない艦ばかりである(伊26がサラトガの名前をあげているが、伊26自身もサラトガが実装された1つ前のイベントでの実装で実装予告とも取れる)

なお・・・

長らく不遇とされていたアメリカ艦であるが、第二次世界大戦期の日本海軍の主な敵はアメリカ海軍であった事もあり、実際のところ連合国艦としては触れられる機会が多い方である。
それ以外の連合国艦については、例えばイギリス艦は、遅れて2016年8月12日にウォースパイトが(尚、実装以前からリベッチオが彼女について言及してはいた)、フランス艦は更に遅れて2016年11月のコマンダン・テストが、ソビエト連邦艦※は2017年5月のガングートがそれぞれ実装されている。残るは中華民国艦だが、恐らく『丹陽』になるであろう雪風改二ないしそれに類する改装、『臨安』(元海防艦「対馬」)含め、未だに実装の気配はない。
また史実では日本と矛を交えたオランダやオーストラリア・ニュージーランド連合軍等に関しては一切不明のままである。

※ガングートは厳密に言えば『ソビエト連邦』生まれではなく「ロシア帝国(ロマノフ王朝)」生まれの艦(ロシア革命によるロマノフ王朝の滅亡が1917年である為)であり、ソ連時代に就役した艦としては2018年2月実装のタシュケントが最初である。

戦後ソ連に接収されたヴェールヌイは事実上の「響改二」であり、海外艦としてはカウントされていない。また、リットリオローマはイタリア降伏後連合国側となり日本と敵対しているが、此方も連合国艦艇としては扱われていない。なお厳密には日本に宣戦布告したのは終戦間際だったため、その時点で轟沈していたローマは敵国艦であったことはないとも取れる。

関連イラスト

オリジナル艦娘

アイオワ級戦艦4番艦
【オリジナル艦娘】米空母・ヨークタウン三姉妹まとめ


フレッチャー級駆逐艦 コンヴァース
SS-315 シーライオン


現代のアメリ艦娘

LCS-3 「フォートワース」
SSBN-731 アラバマ



関連タグ

艦隊これくしょん 艦これ 艦娘 海外艦 アメリカ アメリカ海軍
戦艦娘 空母娘 駆逐艦娘

ゲルマン艦娘・・・ドイツの軍艦をモチーフにした艦娘達。
イタリアン艦娘・・・イタリアの軍艦をモチーフにした艦娘達。
ブリティッシュ艦娘・・・イギリスの軍艦をモチーフにした艦娘。
フレンチ艦娘・・・フランスの軍艦をモチーフにした艦娘。
コサック艦娘・・・ロシア(あるいはソビエト連邦)の軍艦をモチーフにした艦娘。

二次オリ オリジナル艦娘
第102号哨戒艇:日本軍がアメリカ軍から鹵獲した軍艦
長門/酒匂クロスロード組):編入こそされていないものの、日本軍から賠償艦としてアメリカに引き渡され、前述のドイツ重巡プリンツ・オイゲンや空母サラトガ等多くのアメリカ艦とともにクロスロード作戦の標的とされた

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