図鑑データ
艦名 | Tuscaloosa(タスカルーサ) |
---|---|
図鑑No | 523 |
艦級 | New Orleans級4番艦 |
艦種 | 重巡洋艦 |
CV | 井料愛良 |
イラスト | 星灯り |
「Hi!Good to see you. あたしが、そうさ。
重巡Tuscaloosa!ン、New Orleans classだ。
よろしく!」
Weigh anchor!概要、続け!
2023年3月17~18日アップデートで実装された期間限定海域『絶対防衛線!「小笠原兵団」救援』にて実装。
後段作戦E-5【出撃!八幡部隊】の報酬艦およびE-6【決戦!硫黄島逆上陸作戦】のドロップ艦として登場した。報酬艦として登場し同じイベントでドロップ艦にも設定された初の艦娘となる。
その姿自体は当該海域開放直前の3月14~15日に行われたコラボイベント『「艦これ」メロンブックス特設酒保【外神田酒保】』で配布された「最新艦娘先行妖精さんの公式シール」という形でお披露目されていたほか、先んじて実装されていたマサチューセッツの時報や正月ボイスにてその存在が言及されていた。
また、2023年艦これ公式カレンダーにおける2月分イラストにて泥酔して大暴れするレンジャーを何とかしようとヨナに助けを求められていた左手だけが見切れている謎の艦娘の正体は彼女と見られている。
容姿?あぁ、Not too bad. いけるぜ。
セミロングの金髪にやや吊り気味の青い目の整った顔立ち。右のこめかみの上あたりに三角形のヘアピンを付けている。
上は紺色の半袖ブラウスに白と青のグラデーションカラーのネクタイ、モノトーンカラーの手袋を着用。下は黒のオーバーニーソックスに紺色のタイトスカートを着用し、その上に胸部のコルセットと一体化したロングスカートをはいている。このロングスカートはサラトガのものに似た色合いだが、横部に大きなスリットが存在しており、構造的には某日本の重巡のそれにも近い独特のものとなっている。
艤装はノーザンプトンに近いが、左右の8inch三連装砲の横にそれぞれ異なるものが取り付けられており、右側の主砲の横に水上機用のカタパルト、左側の主砲の横にGFCS Mk.31と思われる水上電探が存在している。
なお、中破すると凝ったデザインの白いブラ(となかなかに立派な胸部装甲)が姿を見せる。
Personality? OK.
一人称は「あたし」。提督のことは「Admiral」と呼ぶ。
同僚たるノーザンプトンやヒューストンと比べ、その落ち着いた雰囲気や低めの声色も相まってやや中性的な印象を受ける。
また、装備ボイスを中心に英語のみの短い台詞が幾つかある。
落ちついた性格ながらも提督とは気安い関係を築いているようで、提督の前ではやや女性語が増えるなど、距離感はそれなりに近い。
また、朝はトースト2枚・ベーコン・スクランブルエッグにコーヒー、昼はサンドイッチ、夜はステーキにシーフードグリルといった具合に三食作ってくれるなど、料理はできる様子。
他の艦娘とは付かず離れずの付き合いながらも悪くない関係のようで、史実のトーチ作戦で縁があったマサチューセッツやレンジャーと会話しているほか、かつて対峙したジャン・バールに対しても艤装の完全装備ぶりを「ちょっと強そう」と褒めるなど、良好な仲である様子。…さすがにビスマルクやプリンツが味方として鎮守府にいることには驚きを隠せなかったようだが。
なお、その性分ゆえかマサチューセッツらの武闘派ぶりにはついていけないようで、ジャン・バールとの演習はやんわりと断っているほか、彼女がマサチューセッツと本気で演習を始めた際には「近寄らんとこ…」とつぶやきつつ、止めようとしたウィチタ(未実装艦)に対し「な?ほっとこ?」と待ったをかけている。
特にレンジャーとは史実で長く関わりがあったことからか仲が良く、母港ボイスでは「一杯やるか?」と彼女を飲みに誘っている。ただし改のボイスによれば「相手が飲みすぎる」との理由からレンジャーにおごってもらっているらしい他、時報ボイスによれば午後8時ごろに提督室を訪れた彼女が案の定すでに酔っていたうえに提督にまで飲ませようとした際には、「大西洋に帰れ!または水飲め!水!Water!」と彼女を止めつつ酔い覚ましを試みている。
どうやら「酒は飲んでも飲まれるな」をきちんと守り程々に嗜めるタイプである一方、酔った仲間を積極的に止めることまではしていない様子(ただし他人に絡むのはNG)。
某イタリア重巡姉妹の姉のほうが飲みまくる妹に手を焼いているのとはなかなか対照的と言える。
とはいえ正月ボイスのマサチューセッツや2023年カレンダー2月イラストのヨナに助けを求められている辺り、周囲からもレンジャーの抑え役と認識されているのは間違いない模様。
性能…。Enemy in sight! やってやる。
先んじて実装されていたノーザンプトン級と比較すると、火力をはじめとする基本的な性能や、持参する初期装備に大きな違いはない。このため、基本的には彼女たちとほぼ同じ運用が可能。
一方、目を引くのがその運の値。改装前こそさほど大きな値ではないものの、姉妹艦に沈没・損傷が目立つ中で終戦時に大きな損傷なく生き残っていた史実ゆえか伸びが大きく、「改」における最大値は「90」。かのプリンツ・オイゲンをも上回り堂々たる重巡トップの数値となる。とはいえ、雷装値は「62」と低めで夜戦火力はそこまで見込めないため、弾着観測射撃の発動率や命中・回避の上昇といった形での恩恵を期待する形になるだろう。
はん、余談も悪くないさ。艦隊増速!Follow me!
艦名はマスコギ語というアメリカ在来の言語で「黒い戦士」という意味。かつて現在のアラバマ州周辺に居住していた先住民モービル族の族長がこの名を名乗っており、後にアラバマ州に建設された都市も彼に肖って「タスカルーサ」と命名された。この都市名が重巡タスカルーサの艦名の由来である。
史実のタスカルーサはニューオーリンズ級で唯一欧州・大西洋方面で活動していた艦艇で、「トーチ作戦」や「ノルマンディー上陸作戦」など複数の連合国側の大規模上陸作戦にも参加していたが、その後1945年に太平洋戦線へと転戦し硫黄島の戦いと沖縄戦に参加している。
このためか、各種ボイスにて太平洋と大西洋の両方に言及する数少ない艦娘の一人である。
ちなみに偶然か否か、彼女が実装されるひとつ前のイベントはその「トーチ作戦」をモチーフ元としたものであったりする。
Illustration? OK. いくつ貰っても邪魔にはならない、悪くないね。Thank all.
関連タグ? 何?
熊野丸…同イベントで実装された艦娘。声帯の妖精さんが同じで自身も酒を嗜むがより酒癖の悪い同僚に悩まされているという共通点がある。