船団護衛!輸送航路防衛戦
せんだんごえいゆそうこうろぼうえいせん
「船団護衛!輸送航路防衛戦」とは、合同会社EXNOA(DMM GAMES)のオンラインSLG『艦隊これくしょん』の期間限定イベント。
前段作戦は2023年8月9日未明(8日深夜)に開放された。後段作戦は第五・第六海域が同月25日(最終海域以外)に、それ以降が26日(最終海域)にそれぞれ開始予定であったが、海域実装作業における不具合などにより実際には第五・第六海域が26日、最終海域が28日に開始となった。
10月11日終了。作戦期間は65日と、前回の23年初春イベントが有していた記録を塗り替える歴代最長記録となった。ちなみに本イベントの終了とともに、主力オブ主力な駆逐艦の一隻に新たなる改装形態が実装されている。
なお、本イベントの作戦名についてはバナー上において「期間限定海域【前段作戦】船団護衛!輸送航路防衛戦」と表記される一方、後段作戦名は「反攻上陸!ノルマンディー上陸作戦」とされ、前段と後段とで別の作戦名を有するイベントとなっている。これは2022年春イベ・梅雨イベ以来のこと。
前段・後段合わせて全7海域、札は11枚。
上記の通り二方面作戦のため、詳細は前段・後段に分割して記す。
【前段作戦】
全4海域、札は6枚。
札名称 | 出撃可能海域 |
---|---|
第二艦隊 | E-1、E-3-2、E-7-1、E-7-2 |
輸送護衛船団 | E-2-1 |
南沙哨戒部隊 | E-2-2 |
第一水雷戦隊 | E-3-1、E-4-1 |
第五艦隊主力 | E-3-2、E-4-3 |
第一艦隊 | E-4-2、E-7-3、E-7-5 |
防空気球
新装備「阻塞気球」の付属効果として登場。昼砲撃戦の火力が上昇するほか、味方側と敵側で一部の仕様が異なっており、味方側が使うと基地航空隊・航空戦の火力の上昇、敵側が使うと基地航空隊による被ダメージの低下が発生する。
ボスマス編成の性質変化
E-7の最終第五ゲージにおいては、ボス編成がいわゆる「削り」と「ラスダン」にて大きく異なっており、削り段階では陸上型と水上型が混在した編成となるが、ラスダンに入ると一変、水上艦のみで構成された編成に切り替わる。当然ながら有効な編成・装備も違ってくるため、それぞれに応じて編成を組みなおす必要が出てくる。
前段4海域、後段3海域。
20年夏イベ以来の7海域の大規模作戦となった。
前段作戦
ステージ | 海域 | 作戦名 | 難易度 |
---|---|---|---|
E-1 | 横須賀鎮守府/呉鎮守府 | 【本土近海哨戒遭遇戦】 | ☆5 |
E-2 | 南沙諸島沖/カムラン湾沖 | 【朝日、再び】 | ☆7 |
E-3 | 八戸港沖/三陸沖 | 【八戸の盾】 | ☆9 |
E-4 | 津軽海峡/北海道釧路沖 | 【鎮魂の北海道厚岸沖】 | ☆12 |
近年増えてきた本土周辺および南西諸島までの哨戒を目的とする海域群であり、各地を転戦しながら最終的に東北・北海道方面の敵戦力を叩き出すことになる。
ストーリー的には欧州遠征に向けて本土近辺の制海状況を安定させる諸作戦群という位置づけ。
前段を通して『甲作戦と乙作戦の難易度差が大きい割に報酬差はそれほどでもない』という傾向が見られた。より正確に言うと、報酬差は当然あるにはあるのだが甲限定の報酬に過去イベントや任務で実装済みで同種装備の中でも一段劣る第二選択くらいの装備や先の海域の乙難度以下でも入手可能な装備など、基本的にスルーしてしまってもさほど問題ない装備が選定されているケース多かった。
後段作戦
ステージ | 海域 | 作戦名 | 難易度 |
---|---|---|---|
E-5 | 大西洋/イギリス海峡沖 | 【大西洋の壁】 | ☆13 |
E-6 | ポートランド島沖/ライム湾 | 【タイガー演習】 | ☆15 |
E-7 | ノルマンディー沖 | 【ノルマンディー上陸作戦】 | ☆18 |
こちらはほぼ完全にノルマンディー作戦実施までの史実をなぞる形となっており、最終的には大西洋の壁を破壊するのが目的となる。
また、E7最終盤では史実において欺瞞作戦によりドイツ軍の目を向ける先であったパ・ド・カレーを攻略するIf展開も描かれる。
後段は前段と一転し、道中が難しくボス戦は対空砲火が極めて苛烈だが甲でもボス突破自体はさほど難しくないという傾向がみられる。
また、報酬の傾向は前段から引き続いており、全体的に近年デビューした後発の提督が古参提督に追いつくことを意図したイベントとも考えることができるだろう。
報酬
後段作戦の元ネタがノルマンディー上陸作戦であることもあってか、多数の陸上型の敵が新たに登場している。
以下では、特記事項が無いものは各入手機会ごとに1個ずつ手に入るものとして記す。
報酬
- 潜水艦魚雷「21inch艦首魚雷発射管4門(初期型)」:E-2甲・乙・丙作戦突破報酬(難易度により入手可能な数が異なる。最大3個入手可能)
- 大口径主砲「14inch/45 連装砲」:E-5甲(★6)・乙(★4)・丙(★2)作戦突破報酬 / Nevada(無印・改)・Nevada改Mod.2(★3)初期装備
- 大口径主砲「14inch/45 三連装砲」:E-5甲(★6)・乙(★4)・丙(★2)作戦突破報酬 / Nevada(無印・改)・Nevada改Mod.2(★3)初期装備
- 上陸用舟艇「特大発動艇+III号戦車J型」:E-6甲(★2)・乙作戦突破報酬
- 防空気球「阻塞気球」:E-5甲・乙・丙作戦突破報酬 / E-6甲・乙・丙作戦突破報酬(E-6は選択報酬。難易度により入手可能な数が異なる。両海域合わせ最大5個入手可能)
- 夜間偵察機「Walrus」:E-5甲(★3) / E-6甲(★3)・乙(★2)・丙作戦突破報酬(E-6は選択報酬)
- 夜間偵察機「Sea Otter」:E-7甲(★3)・乙作戦突破報酬
- 局地戦闘機「Me262 A-1a/R1」:E-7甲作戦突破報酬
#でリンク先に転送
- E1/E2/E3作戦海域・道中戦BGM #
- E4作戦海域・E6道中戦BGM #
- E1/E2/E3ボス戦・E4道中戦BGM#
- E4/E5ボス戦BGM #
- E5/E6作戦海域BGM #
- E5道中戦・E7作戦海域BGM #
- E6ボス戦・E7道中戦BGM #
- E7ボス戦BGM #
なお前段作戦のBGMは、作戦海域と道中戦とで共通のBGMが使われる、本土近海を舞台とした作戦のBGMながらオーケストラ調の楽曲が使われるなど、ありそうでなかった選曲が行われているのが特徴である。
跳梁跋扈、重巡ネ級改・夏mode
初登場して以降、高火力・高雷装・高命中・高耐久・高装甲で幾度となく提督達の行く手を阻んできた重巡ネ級改及び派生形の夏modeだが、今回も例によって(ともすれば例年以上に)猛威を奮う。
今回はE-1-2という最序盤から戦力ゲージのボスマス旗艦を務めているのだが、難易度丙以上だと最終形態で2隻に増え、さらに難易度甲に至っては先制雷撃可能な改Ⅱとなる。最終形態で増える1隻も、当然先制雷撃可能。札の関係上、後段が欧州作戦なのを考慮しても主戦力の投入に慎重にならざるを得ない前段序盤という状況も手伝い、E-1としては艦これイベント史上最凶クラスのマップとなった。イベント期間後半にこのマスにも友軍艦隊が来るようになった事実は、今回のE-1が歴代でも屈指の凶悪ぶりであったことを端的に示していたと言えるだろう(もっとも、この海域の構成そのものは通常艦隊での2ゲージと標準的なのに加え、ボスマスへの到達もそこまで難しくないことから、試行回数による勝負はまだしやすいほうである)。
E-2以降も、ギミックマスだったりボスの随伴艦だったりと至るところに登場し、場所によっては2隻出てくる挙句、難易度甲では先制雷撃をしてくる、といった具合に暴れまわった結果、各海域の難易度を大きく引き上げる要因となった。この光景が前段作戦のあちらこちらで見られ、攻略で到達するマスに現れる個体数がE-2までで6体、前段通して9体にものぼるというのだから恐ろしいところである。
一方で、後段作戦は対地戦が主軸となっているために出番はあまり多くなく、出てきたとしても連合第1艦隊にいるため先制雷撃ができず、特効艦や特効装備さえ揃っていれば撃破はそう難しくないため、前段作戦よりは大人しめ。無論、その高火力・重装甲による脅威そのものは健在で、出てくる事自体が大きな難関となるため、油断は禁物。
なお、この状況は甲だけであり、乙以下であれば先制雷撃がほとんど飛んでこなくなるため難易度が大幅に易化する。上記のように報酬の面では別に無理をして甲へ挑むほどのこともないケースが多かったため、いつものイベント以上に「必要に応じて難易度を落とす」という選択が重要だったと言える。
設計ミスか?史実再現か?E-4ギミックM3マス到達法
前段E-4のM3マスはルート短縮ギミック及び装甲破砕ギミックでS勝利を取らなければならない難所マスとなっているが、このマスの攻略法を巡って困惑の声や憶測が一時期飛び交うこととなった。
というのも、当初はルート分岐条件が
- 連合艦隊でM3マスへ向かうにはH→Cへ向かう低速艦が必要な航路を取らなければならない(通常艦隊では第一ゲージボスマスの方向へ向かってしまうため、B→C経由でたどり着くルートは使用不可)
にもかかわらず
- M3マスへ向かう為のK→M1の分岐条件が艦隊全員が高速+
とそもそも矛盾した条件しか判明していなかったのである。
本ゲームにおいては艦の速度を出撃中に変更する事は不可能な為、この条件では普通にやっていても絶対にたどり着く事ができなかった。
ではどうすれば良いかというと
CマスもしくはKマスで低速艦を艦隊から除外する
事が必要と目されたのである。つまりは、CマスかKマスで艦隊司令部で低速艦を退避させるか、手持ちがなければ低速艦を轟沈させるかというものであった。
なぜこんな複雑怪奇な条件が設定されたかというと、史実において白雲が米潜トートグによって撃沈され、薄雲が輸送艦を退避させた場所が当のM3マス付近だからだという説が濃厚である。
一方、ゲームとしては潜水艦をギミックの為に囮として使い捨てにするのがセオリーになっており、攻撃を回避する等で低速艦がKマスまでに大破していなければそもそも目的が達成できない、という問題が発生。艦隊が健在であるにもかかわらず、である。当然これでは作戦は失敗であり、支援艦隊や基地航空隊は無駄となってしまうのだ。
この為、一時はわざわざ再度出撃して大破させることを避けるために大破した潜水艦娘をわざと編成のうえ、H・C両マスをダメコンと護衛退避の併用ですり抜けるか轟沈覚悟で強行突破し、残りの艦でギミックマスに向かう、あるいはそこまでしたくないという提督の場合狙われやすい潜水艦を予め中破にして出撃させるなど、事情を知らない提督が見たら頭を抱えそうなかつてない異次元のプレイングが攻略方法の主流と見做されており、万が一にも当該マスで仕留め損ねてやり直しとなった場合の精神的ダメージが大きすぎることも相まってゲームとしての設計ミスという説も出ていたほどであった。
そして前段作戦が開始されて3週間以上経過した後に、高速+のみでもM3マスへ到達できる編成が発見され、これらの諸問題は解決された。
その条件は『戦艦2以上、重巡系3以上、高速+統一』というわかってしまえば普通も普通な条件。このため『オンメンテでサイレント修正されたのでは?』といぶかしむ声も上がっているが、記録をとっているはずの検証界隈から「その編成は試した」といった声が聞かれないことから、Cマスへ向かう『低速艦含み』という条件があまりに普通だったために(パージ戦法も含めて)低速艦でM1マスへ向かう方法を探す方向で検証が進んでしまっていたことと、もう一つの可能性である『編成が重いと高速や高速+でも低速ルートへ逸れる場合がある』という部分を後段が控える中では検証しにくかったこと、上述の史実の存在ゆえに他の可能性から注意がそれてしまったこと、これらが合わさった結果迷走していたというのが実際のところのようである。
いずれにせよ、根本的な「高速+化によるスロットの不足」「ルート制御による戦力の制限」はそのままであり、ついでに敵は甲ともなれば上述のネ級改Ⅱ夏mode。敵を侮れば苦戦は必至なだけに、このギミックマスもまた提督たちにとっての腕の見せ所となった。
史上初・クインティプルゲージ
最終海域のE-7は、艦これ史上初のクインティプルゲージ、すなわち5本のゲージが実装された。複数ゲージやギミックが導入されて以降、徐々に肥大化してきている艦これイベントだが、その肥大化の歴史に新たな1ページを刻む事となった。
史実においても『史上最大の作戦』と呼ばれるネプチューン作戦ことノルマンディー上陸の兵員輸送陣容を再現した結果と考えられる。
海域数だけでも7海域あり、E-6まででもゲージ本数の合計が17本もあるところに、最終海域でまさかのゲージ5本。この前代未聞の事態に多くの提督が衝撃を受けた。
しかし、蓋を開けてみると、
- 新規の札こそあるものの、E-6までで使用した一部の札も出撃可能で、なんなら新規札の投入する要員以外は既に投入された戦力だけでも攻略可能
- 1本目と2本目、3本目と4本目がボスマスを共有し、ルートも1・2本目は完全に共通かつ3・5本目で一部ルートを共有している事から、マスの数自体は飛び抜けて多いわけではない(ちなみに、異なるゲージで同じボスマスへ挑むというのは前例がある)
- ゲージ本数やギミックは多いが、個々で見ると飛び抜けて難易度が高いわけではない
といった事実が判明し、(最終海域に入って気兼ねなく主力を投入できるようになったのもあるだろうが)むしろ上述したE-1や前回のラスボスが立ちはだかるE-6の方が難しい、といった感想も出るようになった。
大規模かつ初の5本ゲージという事もあり、運営としても様子見として難易度を抑え目に設定したのもあるかもしれない。
また、その後のドイツ攻略まで含めたオーバーロード作戦ならまだしもノルマンディー上陸という一点に限ればオマハビーチの一部が地獄と化しただけで作戦全体としてはスムーズに進んでおり、ドイツ側の不手際も影響して実は規模からすれば被害は大幅に抑えられた作戦でもある。
そのオマハビーチも地獄だったのは着岸後、それも一部上陸点であって輸送自体はスムーズだったため、ゲーム設計上海戦~上陸までが中心であり着岸上陸した後の事には特にかかわらない艦これ的な視点で言うと『手間は大きいが難易度はそれほど高くない海域』という設計になったのはある意味まっとうな調整ともいえる。
とはいえ、再利用や混成込みとはいえ札5枚使用かつ5本ゲージの海域という前例ができてしまったのも事実である。
過去の例を見てもギミックの有無や札数、1海域あたりのゲージ本数などは再登場や更新が早く、これらが高止まりしたわけでなく今後も増え続ける可能性を垣間見てしまった提督達の心境は如何程か。
この最終海域を考慮してか、本イベントの作戦期間は上述の通り史上最長を更新することとなった。
謎の迂回ルートから見える「情報戦」
さて、上述したE-7最終ゲージだが、そのボスマスの位置は出撃マス(第三ゲージと共通)の真南すぐ。まさにスタート地点の目と鼻の先にボスマスが存在しているのだ。にもかかわらずボスマスへの直行は不可能であり、攻略するには第三ゲージ攻略時と同じく一度南西の方向に向かいそこから分岐、対地戦闘マスたるUマス、そしてスタート地点に近いイギリス本土の泊地修理マスを経由する迂回ルートを辿ってようやくボスマスに到達する流れとなっている。
一見非常に回りくどいように見える道中なのだが、このボスマスがある地点はと言えば、イギリス本土に最も近くドイツ軍による防備が固められていたパ・ド・カレー地域。史実においてはここへの上陸を連合軍が断念し、代わりに同海域の第一~第四ゲージにあたるノルマンディーへの上陸を選んでいる。実際にこのボスマスは第一~第四ゲージのボスたるトーチカ要塞棲姫をはじめとした陸上型の深海棲艦が随伴に混じっており、史実と同じく防備が固められていることは確かである様子。
また、第5ゲージ道中で通ることになるUマスは集積地棲姫Ⅲバカンスmodeやトーチカ要塞棲姫といったそうそうたる顔触れがそろっており、編成だけ見ればボスマス扱いされても不思議ではないほどの凶悪ぶりを呈しているが、このマスの場所に存在するディエップという港町には、ドイツ占領下にあった1942年8月に連合軍が奇襲上陸を試むも情報が漏れており防備を整えていたドイツ軍に惨敗、そのままノルマンディー上陸作戦後の1944年9月までドイツ側の拠点となっていた…という意味深な史実が存在する。
これらを踏まえ見てみると、この海域の作戦名たる「ノルマンディー上陸作戦」は陽動に過ぎず、ここへの増援と見せかけてディエップの再攻略を行い、そこから撤収して引き返すように見せかける…という何重ものブラフをかけてパ・ド・カレーの防備に隙を生じさせたうえで、反転して本命であるパ・ド・カレーへの上陸・制圧を試みる、という流れこそ今回の作戦の本筋…という推察も可能である。
仮にそうであれば、人類側は深海棲艦に対して陽動を仕掛けている=深海棲艦と人類の間での情報戦が繰り広げられている、という解釈も可能であるが、真相やいかに…?
ちなみにこれは蛇足ながら、パ・ド・カレーへの上陸が作戦の本命であることは(少なくとも人類側=提督たちに対しては)本イベント開始前よりそれとなく運営から示唆されていたりする。
ノルマンディー上陸作戦と言えば切っても切れない関係なのが英国面の権化ともいえるパンジャンドラムであり、特攻兵器寸前のプチ潜水艇だの謎の情熱が込められた下駄ばきだの各国航空機運用のびっくりドッキリ艦艇だのと珍兵器に事欠かない艦これにおいてこれがついに実装されるかと話題になっていたが、結局これは空振りに終わった。もっとも史実での使い道が「失敗を前提として開発された」とまで言われてしまうほどのお察し状態なので無理もない話ではあるが。
(ちなみに、ドイツ側の珍兵器ゴリアテ(兵器)はトーチカ要塞棲姫−壊が使っており、ドイツ側から見たノルマンディー上陸作戦のイベントが今後あれば味方側の装備としてお目にかかれる…かも?)
その代わりと言うべきか否か、本イベントでは史実で実際に使用された装備である「阻塞気球」が新たに登場。上述の実用面はもとより、風船を思わせる独特の見た目からネタ的な意味でも好評を博した。