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熊野丸(艦隊これくしょん)

くまのまる

大日本帝国陸軍の揚陸艦「熊野丸」をモチーフにした、ゲーム「艦隊これくしょん」のキャラクター。
目次 [非表示]

図鑑データ編集

艦名熊野丸
図鑑No543→548(改)
艦級特種船M丙型
艦種揚陸艦
CV井料愛良
絵師海原さかな


日本陸軍特種船、揚陸母艦、熊野丸だ。

貴様が提督か。成程……そうか。貴官の指揮下に入ろう。

よろしいか!


うむ、概要は万全だ。陸軍特種船熊野丸、出撃する!編集

2023年3月3日に実施されたオンメンテにより実装。同日解放された期間イベント海域絶対防衛線!「小笠原兵団」救援』E-3海域の突破報酬としての初登場となった。


5人目の大日本帝国陸軍所属船艇をモチーフとした艦娘であり、陸軍特殊船揚陸艦)をモチーフとしたものとしてはあきつ丸神州丸に次いで3隻目、戦時標準船をモチーフとしたものとしては山汐丸に次いで2隻目である。

余談だが、2023年3月時点で艦これに実装されている艦娘の内、最も進水日が遅い(年齢が若い)。


容姿か! 望むところだ。編集

黒い髪に赤い目をしており、前髪で左目が隠れている。

軍服を思わせるカーキ色の上着に同色の帽子とオーバーニーソックス、黒い指なし手袋にリストバンド、およびブーツを着用している。

なお、上着の下は体操着(名前入り、中破時に確認可能)。ついでに穿いているのはブルマである。

腰には山汐丸同様、茶色いベルトパッドをしており、その左側には弾薬入れがある。


改になると帽子が無くなり、代わって髪飾りが追加されるなど、細部が異なっている。

kumanomaru


艤装は大鷹型のそれに近い航空甲板状のものだが、腕に取り付けている大鷹型姉妹と異なり、右太腿に専用のジョイントを介してつながっているほか、甲板表面には薄く迷彩塗装が施されている。ちなみにこの飛行甲板、表面は金属板のようなもので仕上げているらしく、中破時には一部が剝がれていることがわかる。


水着モード

23年夏、早くも限定グラが実装。

無印では黒のスポーツブラとスパッツを装着、ボディボードを小脇に抱えるカッコいい姿なのだが、改になると、


センシティブな作品

鉢巻巻いて胸にはサラシ、褌締めて上着を羽織る……その…なんというか、大変漢らしい姿に………


秋刀魚漁モード

秋の秋刀魚祭り2023に併せ、同絵師担当艦山汐丸共々秋刀魚漁モードが実装された。漁港で働く漁師のお兄ちゃんが如き装いで、担当声優も興味津々、フォロワーに秋刀魚漁モードを教えてくれとXで呟いていた。


性格用意! 各自抜かるなよ!編集

一人称は「俺」。陸軍の者にしては珍しく、プレイヤーのことを「提督」と呼ぶ。

陸軍艦娘らしく、武人口調ではきはきとしゃべっており、あまり物怖じしない性格。このためか、夜間には鎮守府内の見回りに出向いているが、幽霊との遭遇でも期待していたのか、何事も無かったことに対し「つまらない」とこぼしている。


上下関係には気を使っているらしく、建造時期の近い山汐丸にはタメ口で接している一方、あきつ丸神州丸については「先任」と呼んで敬語で接し、失礼が無いよう注意を払っている。神州丸に対してはかしこまるあまり一応の上官に当たるはずの提督にまで敬礼をさせるという行動に及び、怪訝そうな様子の提督に対し逆に怪訝がる一面も見られることから、目上の立場の者の前では余裕を失いがちの性分である様子。

このほかまるゆについて「頑張ってほしいものだ」と期待を寄せている。


料理はそれなりにできるようで、朝食も「陸軍式」のものを用意しているほか、昼食に五目握り飯を作って提督に振舞っている。

時報では山汐丸から陸軍艦娘そろっての夕食会に誘われ、嬉々として出向いているのだが、その際に神州丸からを清酒を貰い見事に酔っぱらっている。やや呂律が回っておらずどうなるかと思いきや…もっと大変なことになった山汐丸のせいで酔いつぶれるどころではなかった様子。22時の時報によれば、結局山汐丸より先に酔いが覚め、いまだぐでんぐでんの彼女を自分が介抱する羽目になったようだ。


陸軍所属の身としては史実で一度も戦闘に出向いたことが無いためか、地名などに言及することは少ないが、17時の時報では夕陽を見て「宇品のそれもきれいだった」とのことを口にしている。


性能か? 悪くはない。……さあ、往くぞ!編集

艦種はあきつ丸・神州丸と同じ「揚陸艦」。

基本的なステータスや改造後の搭載可能な装備は概ねあきつ丸に準ずるが、ドラム缶や司令部施設などが積めない代わりに艦爆や大型電探、洋上補給などを搭載できる違いがある。


運用時の特徴も概ねあきつ丸と同じで、あくまで「揚陸艦」の扱いであるため艦爆を積んでも山汐丸のような挙動はできず、艦爆の恩恵に与れる機会は航空戦に留まる。

このため、大発系での融通が利く対地攻撃を除けば攻撃面では少々心もとない。

ただし、あきつ丸と異なり、飛行甲板を持ちながらもルート分岐上では空母系として扱われないという特徴があることから、かつてのあきつ丸と同様に連合艦隊での第二艦隊旗艦における制空補助などといった起用法が期待できる(ついでに彼女の場合は洋上補給も使えるため、この起用法に限ってはあきつ丸の上位互換とすら言える)。

また、大型電探の搭載によって索敵値を稼げる利点もあるため、ボス前の分岐である程度の索敵値が要求される輸送作戦などでは出番があるだろう。


史実が気になるか?編集

陸軍特種船「熊野丸」

日本陸軍による日米開戦後の揚陸艦艇特種船」量産計画に則り建造された4隻の戦時標準船構造の特種船の一隻。戦時標準船構造の特種船は貨客船型の「M甲型」と空母型の「M丙型」の2種類がそれぞれ2隻ずつ建造されており、熊野丸はそのうちM丙型に分類される。

当初は就役当初のあきつ丸同様、上陸支援のための航空機発船能力のみを有した形で計画されていたものの、戦況の悪化と米潜水艦による通商破壊の激化により起工前に護衛空母機能を有した形に計画変更となった。この際日本海軍による設計協力を得られた事から、熊野丸は大鷹型空母に準じた構造となっている。


1944年8月15日日立造船因島工場にて起工。戦時標準船構造ゆえ建造期間は短く、1945年1月28日進水、同3月31日竣工と半年少々のうちに完成した。しかしながらこの時点で日本は既に制海権どころか制空権までも喪失しており、進水の2日前のヒ88J船団壊滅を最後に日本は南方からのまとまった資源輸送が行えない状態となってしまっていた。護衛すべき輸送船団がない以上折角完成した熊野丸の活躍の場は皆無であり、兵装も完全に揃えられぬまま以降終戦まで陸軍船舶部隊の本拠地である広島宇品港に係留され続けた。


戦後は一部改造の上引揚船として使用された後、1947年神戸川崎重工業艦船工場にて解体された。なおその際船体のうち二重底部分や一部廃材が浮き桟橋として流用され、1972年頃まで使用されていたという。


なお、他の戦時標準船構造の特種船のうち、M甲型の2隻「摂津丸」「日向丸」は一応完成し日本近海での輸送作戦に供されたのに対し、M丙型の残る「ときつ丸」に関しては建造途中で航空艤装をオミットするも終戦までに完成する事はなかった。


貴重な関連イラスト、礼を言おう。編集

10周年イラストその2酔いどれな熊野丸


関連項目か? 大事だ、特にこんな時はな。陸軍部第二部に問い合わせる! 待っていろ。編集

艦隊これくしょん 艦これ

揚陸艦 陸軍特殊船 空母


陸軍艦娘


大鷹型:上述の通り、熊野丸の構造は大鷹型に準じている


熊野(艦隊これくしょん)名前つながり

クマ艦隊:これも名前つながり…でいいのだろうか?

熊野丸、お迎え

違う、そうじゃない


タスカルーサ:同イベントで実装された艦娘。声帯の妖精さんが同じで自身も酒を嗜むがより酒癖の悪い同僚に悩まされているという共通点がある。


???


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