概要
タグとしてはしずまよしのり氏がデザインした艦娘さんの集合絵に付与される。
2024年3月現在で下記の21隻が実装済。ただし、ほとんどが入手には困難を極める。
メンバー
大和・大和改二・大和改二重 | 武蔵・武蔵改二 |
長門・長門改二 | 陸奥・陸奥改二 |
アイオワ | サラトガ・サラトガMk.II/Mk.II mod.2 |
雪風・丹陽・雪風改二 | 島風 |
天津風・天津風改二 | 時津風 |
秋月 | 照月 |
初月・初月改二 | 涼月 |
冬月 | 秋津洲 |
伊13&伊14 | アトランタ |
ドラム | スキャンプ |
入手難易度の高さと能力値の高さ、何より大艦巨砲主義の浪漫という点において艦これの中でも異彩を放つ艦隊。そのほとんどが最重量級の戦艦娘・空母娘と最軽量級の駆逐艦娘・潜水艦娘(秋津洲は、水上機母艦ではあるものの陽炎型駆逐艦よりも艦体は短い、例外であるアトランタの排水量は6000トン)という非常に極端なメンバー構成である。
日本を代表する超弩級戦艦姉妹の長門型、史上最大の戦艦姉妹である大和型、最速の駆逐艦とその試作型、最高の幸運艦とその姉妹艦、超対空特化艦、潜水空母、さらにはそんな彼女達と戦い、2022年現在でも実艦がフネとして生きた状態で海上に現存している大東亜戦争往時の米軍最新鋭艦と開戦から終戦まで戦いかの実験に殉じた米国海軍最大の空母というオーダー(時津風のみ性能的なアドバンテージはない、秋津洲は水上戦闘機での制空補助や大発での輸送及び対地攻撃、緊急泊地修理などの長所を持つ)。
帝国海軍が夢見た決戦艦隊、大艦巨砲主義を体現する水上打撃艦隊とその護衛艦群、そしてそんな彼女らの敵手として存在した艦で構成されている。
旗艦職を拝命した経験のある艦が多いのも特徴。大型艦揃いの戦艦ばかりでなく、いずれも比較的短期ながら駆逐艦でも歴任者がある。
・水雷戦隊旗艦:島風(第二)、秋月(第四)、照月(第二、5日間のみ)
・第1艦隊旗艦:長門・陸奥(昭和16年8月11日までは連合艦隊旗艦と兼務しそこからミッドウェー海戦直後までは日向が務めるも航空戦艦への改装の為に離脱して以後は第二戦隊に移った長門が解隊まで旗艦。解隊後長門は第一戦隊へ復帰)
・第2艦隊旗艦:大和(レイテ沖海戦序盤の愛宕沈没から翌年の坊ノ岬沖海戦での自身の沈没まで)
・第8艦隊旗艦:雪風(ただし3日間のみ)
・中華民国海軍旗艦:丹陽
このうち連合艦隊旗艦は「全帝国海軍の総旗艦」と思われる場合もあるが海上護衛総隊などの組織が別に存在しており(ちなみに連合艦隊は元々臨時編成の艦隊であった)、正真正銘”一国の総旗艦”を務めたことがあるのは雪風のみの栄誉である。
航空火力もあり、砲撃戦での圧倒的な火力を有し、また駆逐艦の回避力も並みの駆逐艦を上回るため、夜戦に縺れ込んでも十分な勝機を望める。
ただし戦艦勢全て燃費はかなり悪い方で、(大和型は史実を反映してかぶっちぎりの超燃費とはいってもあの排水量では小さい方なのだが・・・・・・、アイオワも金剛型の2倍近くの燃費の悪さ)、本当に運用した場合は洒落にならないほどの燃料と弾薬がすっ飛ぶ上、万一戦艦が一度に複数中大破した場合、鋼材も相当量消し飛ぶというハイリスクハイリターンな艦隊になっている。
秋津洲の加入でごくごく僅かながら念願の制空能力を手に入れ、相手が制空能力を一切持たない場合に限り、制空権確保からの弾着観測射撃を行うことができるようになった。
相手に航空巡洋艦の一隻もいればアッサリと制空権喪失する有様ではあるので、相変わらずそこがウィークポイントではあるのだが。
2016年春に水上戦闘機が追加され、低速戦艦が水上戦闘機を装備可能となった(当然ながら秋津洲も)ことで、大和型や長門型が制空権確保の補助に回ることもできるようにはなったが、搭載機数は空母とは比べるべくもないため、やはり辛いものはある。また水上戦闘機の開発にも改修資材や水上機を大量消費することとなるため、量産は困難を極める。
なお、水上戦闘機の熟練度による制空ボーナスは当初は艦上攻撃機・爆撃機と同じで水上爆撃機以下だったのだが、その後艦上戦闘機と同じになるよう変更されたため、秋津洲が水上戦闘機をガン積みして航空優勢以上をとることが可能な海域も増加した。
2016年秋、ついにしずま艦初の空母サラトガが実装され、ある程度の制空権奪取が可能となった。
2017年冬には潜水艦娘の伊13と伊14の加入で艦隊編成の幅もある程度増えた。
2017年秋に秋月型4隻目となる涼月が加入し、2019秋イベでアトランタが加わることで、さらなる対空防御力が向上している(演習で見かけたら攻撃機を搭載して演習を挑むのは完全に自殺行為)
またアトランタの実装により水上打撃限定ではあるものの遂に12隻全員をしずま艦隊の艦娘のみで組んだ連合艦隊を編成可能になった。
しかし、素人にはお勧めできない・・・というより相当の熟練提督でないと半数以上は入手困。アトランタは2019年秋イベント最終海域突破報酬のみ(2021年2月現在)。アイオワ、秋月、照月、涼月、初月、伊13、伊14はイベント海域でドロップできるものの通常海域・建造での入手手段が存在せず(2021年2月現在)、天津風は難関マップ北方AL海域のボスドロップ、時津風、秋津洲は中部海域最深部のマップでのドロップのみ(2021年2月現在)と惨憺たる有様。長門型と雪風・島風は建造・ボスドロともに難易度が高く、大和型とサラトガに至っては泣く子も黙る大型艦建造である(イベント海域でのドロップチャンスは一応ある)。レア度に違わず能力面でも殆どが同じ艦種の平均をぶっちぎり、改二が実装されて漸く肩を並べる(大和型はそれすら凌駕する)有様のため、相当先まで改二実装は望みにくいのも現状・・・・・・と思われていたのだが『コンプティーク2017年6月号』対談記事にて【春イベの後には、長門型戦艦一番艦「長門」の改二改装、「長門改二」が控えています。】との報告としずま氏による「長門改二デザイン稿」 準備稿 第二稿が掲載され、5月22日のオンメンテで長門改二が実装された。初のしずま艦隊改二の実装である。他に2016年内よりアナウンスされていたサラトガ改二(Saratoga MK.II/MK.II mod 2)が2017年9月に実装された。本艦隊初のコンバート改装で、これと同時に大型艦建造に追加された。
2018年2月には、期間限定海域「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)」の実装と同時に武蔵改二が実装された。(イベント海域との関連による)
ブラウザ版に先んじてコンプティーク2019年3月号でイラストが公開された陸奥改二が、2019年2月27日に実装された。
長らく実装が待望されていた丹陽及び雪風改二が2020年11月13日に、大和改二及び大和改二重が2022年6月8日にそれぞれ実装された。2023年7月7日には天津風改二も実装され、翌2024年の6月28日には秋月型初となる初月改二も実装された。
また、大型艦建造により、長門型は一度に数千単位で資源が飛ぶものの、しずま艦隊の中では比較的入手しやすい方になった。ただしこちらも資材に相当の余裕を求められる以上、新米提督がほいほいと手を出せるものではない。
絵師が(良い意味で)HENTAIなため、細部にまで拘った上で大変良く分っていらっしゃるデザインが多いのも特徴。「いつもの事だけど、2番艦はスケベボディ。」ともコメントしている。
深海側のしずま艦
ファンの間では15年夏イベラスボス防空棲姫もしずま艦では?と噂されていた。のちにTwitterにて確定した。撃破報酬の照月との関係が噂されている。
16年秋イベントボス深海海月姫のデザイン草案をしずま氏が担当していることがTwitterで語られた。
その後2017年秋イベントボス防空埋護姫のデザイン担当を当人Twitterにて発表。
さらに2019年秋イベントボス防空巡棲姫のデザイン担当を艦これ運営Twitterにて発表があった。
傾向として防空の名を冠する「姫」級深海棲艦及びその報酬艦の担当が多いようである。
関連イラスト
関連動画
【艦これ】声優別に艦隊を組んでみた①【佐倉綾音さん】
※0:00~5:05の間。
関連タグ
しばふ艦隊:しばふ氏デザインの艦娘による艦隊。こちらはほとんどの艦種が揃う。またしずま艦隊と同じく船として現存する艦船(こちらは日米二隻)を擁している。
コニシ艦隊:コニシ氏デザインの艦娘による艦隊。改二の実装率が高く質も高いが。なによりも艦これ絵師最大勢力という数の上での最大の敵。陽炎型姉妹艦繋がりでもある。
大和型 長門型 ホロ風三姉妹 秋月型 秋津洲(艦隊これくしょん)
アメリ艦娘(一部)
2番艦はスケベボディ:当初は照月を指していたが他型、さらには他絵師艦隊へも拡大しつつある。
軍艦防波堤:(wikipediaのページへ)
福岡県北九州市若松区にある、秋月型3番艦「涼月」と同8番艦「冬月」が眠る地。国内に残る数少ないしずま艦所縁の地で今もそこに「涼月」「冬月」がいる。