図鑑データ
「改秋月型防空駆逐艦、初月だ。お前とは長い付き合いになったな。
僕は、約束は忘れない。守るさ、必ず。」
概要
週刊ファミ通2024年5月23日号の艦これ11周年記念特集にて改二の実装がほのめかされていた。
2024年6月27日に行われた梅雨明けメンテナンスで秋月型姉妹初となる改二の正式実装が行われた。改造に必要な練度はLv88。さらに改造には改装設計図・戦闘詳報を各1枚、新型兵装資材を2枚、加えて開発資材30個が要求される。
初月改二最大の特徴は何と言っても第4スロットが解放されたことだろう(しかし、大型電探や主砲・魚雷等は載せられないなど制限がある)。装備枠を4つ持つ駆逐艦はソ連の空色の巡洋艦ことТашкентに続き2例目、日本艦では初の事例となった。
容姿
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基本的に無印及び同改でのデザインを踏破しており、姉の涼月同様上着を着るようになり、第二種軍装を思わせる白いジャケットを羽織るようになった。乳紐…(文章はここで終わっている)
艤装に関して言うと、長10cm砲ちゃんは健在で、外側にあった機銃は主砲前後に増設・移動している。また、背中の魚雷発射管は4連装のものから6連装のものに換装されているなど細かな部分に変更が加えられている。ちなみに、6連装魚雷発射管が艦娘の艤装として描かれたのはこの初月改二が最初だったりする。
中破すると右舷の艤装と背中の魚雷発射管は脱落するが、左舷の長10cm砲ちゃんや機銃が敵に対して立ち向かう意思を見せ、初月本人は改のときとは打って変わってジャケットを脱ぎ勢いよく走り出すようなポージングになる。おそらく、これは史実で初月が最後に参加した「エンガノ岬沖海戦」での活躍を反映したものと思われる。
また、このとき中に着ていた黒いインナーが露わになり、胸の前にあったタイを首に巻くようになる。どうやら中にセーラー服は着ていなかったらしい。
性格
改二まで改造できるほど多くの時間を共に過ごしたためかより信頼度が増した模様。もともとおっぱいのついたイケメンなどと言われており、改二になって成長した容姿も合わせるとよりイケメンさが増した。また、戦いの際は「巡洋艦並みの働き」を見せてくれるらしい。
性能
改の時と比べて、
耐久+2 火力+10 雷装+28 回避+4 対空+8 対潜+3 索敵+5 装甲±0 運初期値+10 運最大値+14
その他補強増設に新たに13号電探マストが装備可能となった。
装甲は改より据え置きだが耐久は2上昇しタシュケントと同率1位(ただし、ケッコン後は44つまり4nになるため一撃大破の確率は若干高い)。
今まで秋月型の弱点だった低い雷装値は最終的に82まで延び、素の夜戦火力は152(暁改二と同等)と大幅に向上した。D型改三×2+6連装魚雷+小型電探+水雷見張の構成では夜偵次第で夜戦火力キャップまで狙えてしまう。
雷装値の上昇も凄いが火力も10上昇、最終的な火力は70まで延びなんとあのソロモンの鬼神とソロモンの悪夢に次ぐ駆逐艦娘中3位(実装当時)の火力値を誇る。
ただ、2024年夏イベントにて実装されたフランスの大型駆逐艦Mogador改(火力72)に追い抜かされたがそれでもなお4位にとどまっている。なお、このMogadorも4スロ持ちだったりする…。
また、上記にあった通り第4スロットが解放されたため、運用上の汎用性も劇的に跳ね上がった。『D型砲+魚雷×2+電探+水雷見張』の多くのカットイン判定を満たす構成が出来たり、極めて高い練度とレア装備が必要だが高角砲×2+爆雷(投射器)+ソナー+対空電探で秋月型最大の特徴である強力な対空カットインを維持しつつ2種シナジーの先制対潜を両立できたりする。他にも装備構成は色々あるがここでは割愛させていただく。(気になる方はこちらへ)
運用上は基本的にタシュケントと同じだが、初月は第4スロットに載せれる装備に制限がある他、素の射程は「短」。汎用性ではタシュケントに、戦闘力や艦隊防空では初月改二に軍配が上がり、この辺りも踏まえて使い分けを行いたいところ。
ただし、燃費及び弾薬消費はすこぶる悪く、タシュケント改やフレッチャーMk.IIを超える。当然のことながら遠征には向かない。
余談
初月は「出撃!礼号作戦」で実装された3人のうちの1人だが、初月改二実装により同期実装3名(初月・Zara・沖波)全員に改二が出揃ったことになる。また、中島愛さん担当艦娘も水上艦3人(衣笠・三隈・初月)に改二が行き渡ったことになる。
関連タグ
改二防空駆逐艦:Fletcher Mk.Ⅱ
大型駆逐艦繋がり:タシュケント(艦隊これくしょん) モガドール(艦隊これくしょん)