図鑑データ
「装備が大きすぎないかって?丁度いいに決まってるじゃないっ」
概要
2015年5月29日のアップデートにて実装され、暁型(特Ⅲ型)としては2番目の改二の実装となった(ただし、響は戦時賠償艦として「ヴェールヌイ」と改名された為、暁型としての純粋な改装は彼女が初)。
一人前のレディーとしての第一歩を踏み出すことになったが、相変わらず提督からは子供扱いされている。
性能
改装可能レベルは70。
初期装備は浦風砲こと「12.7cm連装高角砲(後期型)」に加え、探照灯、61cm三連装(酸素)魚雷を装備するという、少し豪華なもの。耐久と装甲は改から+1だけの上昇に留まったが、火力+11・雷装+11・対空+10と他はそれぞれ大幅に向上した。
対空値に関しては近年のインフレと比べれば低く夕立改二やヴェールヌイと同値であり、どちらかというと水雷寄りの補正を受けている。
これらの事から特別に抜きん出た能力がないように見えるが、火力と雷装がどちらも駆逐艦中3位(実装時点)と、実は相当高い能力を持っている。
この火力と雷装は、史実において最期の戦いとなった第三次ソロモン海戦において、砲撃を命中させ、雷撃においては(米軍側の記録によれば)軽巡アトランタに致命傷を負わせて事実上の相討ちに持ち込んだ武勲によるものであろう。
また、索敵値も吹雪改二を上回り、駆逐艦中1位の60と大幅に上がった。
その為、索敵値が非常に厳しい上に、道中夜戦マス&ボス夜戦前提の2-5マンスリー任務で真価を発揮する。
しかし、その一方で運の値は15と改二の中では低めの数値となっている(探照灯を照射した結果、集中砲火を受けて僅か15分で撃沈されているため)。
総じて夜戦向けのステータス配分となっており、単純な夜戦火力を追求するならば選択肢としてかなり有力な候補となった。
同じ特Ⅲ型のヴェールヌイ(響)と比較すると、攻撃系の能力は暁が高く、防御系の能力は響が高い、と対照的な能力になっているのが印象的である。
また、ヴェールヌイとは異なり、弾薬消費量は改装前から据え置きとなっている。
なお残念ながら、2016年において火力重視の駆逐艦改二が多数実装されたことで夜戦火力のインフレが進み、同年10月時点においては、それらの艦よりも総合力で一歩劣るステータスになってしまっているため、ステータス向上等の救済が待たれるところである。
容姿
改からの艤装の変化は以下のとおり。
- 左肩に探照灯を載せている。
- 右肩辺りの砲塔2つが12.7cm連装高角砲へ換装された。
- 魚雷発射管も初期装備どおり3本に減っている(魚雷は酸素魚雷に更新されたと思われる)。
- 腰にベルトの様なものを巻いている。
- 背部左側に爆雷投射機が増設されている。
- 右側の盾が撤去されている。
- 脚部のビルジキールが撤去されている。
- 右耳にソナー手風のヘッドホンを付けている。
服装も若干変化しており、帽子や制服に入っていた白いラインと錨マークが黒寄りの赤になった他、胸のスカーフ留めも黄色になり、改では紺色だった部分が、他の特型ネームシップである吹雪改二や綾波改二に近い、緑がかった黒色に変化している。
ちなみに集中砲撃を受けた際の再現なのか、中・大破時には大幅に露出度が上がった。
また、左肩の探照灯は通常時は点灯状態だが、中破すると破損して消灯状態となる。
余談
実は改二になってからの新規ボイスは一つしかない。
それも、母港ボイスの「本日はお日柄もよく、なのです」が…
「司令官、そんなに見つめられると私…私っ…!って!帽子がズレてるって何よそれ!もうっ!」
に変更されたというものである。
最近の改二艦に新規ボイスが数多く実装されていることを考えると、寂しいものがある。
しかし、暁は改の時点で時報ボイスが実装されており、司令官からのお子様扱いは全くと言って変わっていないので、改二への改造に伴う別人化を恐れていた提督はむしろ安心出来た…とも言えるが。
変更されたボイスに関しても、「使い方が間違っていたから変更された」とも取れる。
関連イラスト
関連タグ
1番艦:暁/暁改二
3番艦:雷
4番艦:電
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