図鑑データ
ログイン時ボイス
「白露型駆逐艦・夕立!今日も頑張るっぽい!ぽ~いっ!」
「ソロモンが夕立に染まる! 赤く! 紅く! 緋く!」
まず概要から説明しようかしら?
史実での海戦戦績をなぞって容姿・性能ともに攻撃的に変更された夕立の姿。
2013年10月4日のアップデートにて更なる改造が可能となった。
初期の改二のためか改造Lvは「55」と改二の中では比較的手頃。
その史実通りの駆逐艦ならぬ「鬼畜艦」と言うべき立ち絵に衝撃を受けた提督諸兄は多いのではなかろうか。
史実での暴れっぷりに倣ってか、火力は軽巡どころか重巡に匹敵する水準にまで達し(軽巡最強の火力を持つ神通改二より強い!)、雷装値は雷撃に特化した雷巡を除けば全艦娘中5位を誇る。
夜戦火力(火力+雷装)「166」はD型砲×2+水上電探装備時の長波改二を除けば全駆逐艦でも堂々の首位。
綾波改二や長波改二がライバルであるが、トップクラスの攻撃力を持つ。
しかも後に実装された先制爆雷攻撃にも対応可能な対潜値まで併せ持っており、攻撃面においてはまるで隙がない。
一方、防御系パラメータは据え置きでやられる時はあっさりとやられるピーキーな性能を持つ。
ケッコンカッコカリで耐久値がいわゆる4nになってしまう(回避率の向上で相殺され実質的な大破率はほとんど変化しないが)。以前はどう足掻いても防御力手段が無かった為問題視されていたが海防艦を用いた改修で耐久値が伸ばせる為この問題が回避可能となった。
ただし先述の高い対潜値がさらに向上し、最終的にはソナー一つでの先制対潜が可能となるため、夜戦連撃やカットインとの両立も可能となるなど攻撃面でのメリットは十分大きい。
どこまでも攻撃特化である。
容姿、見せてあげる!
担当イラストレータの玖条イチソ氏が「別人にするつもりで描いた」と言う通り、瞳の色は赤にチェンジ、髪も先端が桜色に染まった独特のカラーリングと、さながら吸血鬼の如きおぞましくも妖艶な姿に化けた。
このカラーリングは2018年1月17日に実装された双子の姉の改二にも取り入れられた。
水雷戦隊クロニクルでも、龍田の前に「行かせないっぽい」と立ち塞がり冷や汗を流した龍田を天龍が突き飛ばしてかばったりと威圧感を発揮している。
艤装にはハンモックを即席の帆としたエピソードから帆を背負っている(後述)。
なお、改造前も駆逐艦の中で有数の大きさだった胸部装甲も更にボリュームアップしており、駆逐艦トップクラスのサイズとなった(潮や浜風といった規格外組には及ばないが)。
水雷戦隊クロニクルには最初から改二の状態で登場したが雷に「うわっキレイな娘!」と驚かれ、アニメでは吹雪と睦月が初見で夕立だと気付けず「夕立のお姉さん」と思い込んだり、暁が「レディーよ、これぞまさしくレディーだわ!」と認めたりしている事からも、公式でも火力だけでなく容姿も駆逐艦のレベルではないっぽい。
史実では壮絶なまでの戦果を挙げたが、それと引き換えに海へと沈んでいった夕立。
まさに閃光のようにその力をすべて発揮した史実故に、見る人が見るならば改二の姿は撃沈され海の底へと沈んだ姿と紙一重とも見える。
彼女を使う提督には、今度こそその力を彼女を含む艦隊全員が生き残る為に使ってほしいと願ってやまない。
担当イラストレーター氏によるとイメージは「狂犬」であるらしく、獣耳のような髪型や色の変化は超サイヤ人的なイメージも含んでいるとされている(該当ツイート)。
しかし元々提督に対しては非常に無邪気な好意を向ける一面を持っていた彼女。
そして改二になってもそこは全く変わっていないため、犬耳がマスコット的なアクセサリとして機能してしまい結果的にわんこ度が増しているという現象も。
ここから付いたあだ名が「ぽいぬ」(口癖「~っぽい」+犬)。
「夕立ったら、結構頑張ったっぽい?提督さん、褒めて褒めてー♪」
お正月っぽい?
2015年に入り、オンメンテで何と振袖姿の正月限定グラフィックと、母港ボイスが実装された。
もちろん中破絵も新規描き下ろしとなっている。
なお、こんな恰好でも殺る気満々で出撃しようとする。
夏真っ盛りっぽい!
2015年7月17日の更新で、先行して夏服になった白露と村雨に続いて、時雨とともに改二での夏服(水着)姿が実装された。詳細は夏服夕立へ・・・・。
梅雨っぽい!
2016年6月1日の更新で、黄色いレインコートを着た梅雨限定グラフィックが実装された。
なっかうでごっはん~♪
2016年10月5日の更新で、なか卯コラボ限定グラフィックが実装された。
がるる~っ……ぽい?
2019年10月27日の更新でハロウィン衣装が実装。ノーマル夕立との初の差分グラである
詳細はハロウィンぽいぬへ
夕立、性格するっぽい
夜戦開始時の台詞は「ソロモンの悪夢、見せてあげる」と艦隊に向かって核弾頭を打ち込みかねない口上を披露する。
ぶっちゃけて言うとあっちの悪夢に負けず劣らず。
この機会に、生まれ変わった彼女の火力を体感してみてはいかがだろうか。
ちなみにこの他にも、「夕立、突撃するっぽい!」「よりどりみどりっぽい?」などあの作品を意識したような台詞が多い。
ここまでだと完全な戦闘マシーンになってしまったかのようだが、そう思う提督諸氏は是非出撃してMVPを取らせてあげてほしい。改二の彼女の力なら容易い筈である。
駆逐艦とは思えないほどの戦果を挙げる彼女だが、戦闘が終われば「てーとくさん、褒めて褒めてー!」と今までと変わらずじゃれついて来るなど、根っこの部分では元と何ら変わらず慕ってくれていることが分かるだろう。
というか髪型に犬耳っぽい部分が追加されたおかげで犬っぽさも大幅アップしているっぽい。
忠犬か、はたまた番犬、あるいは狂犬か…ちょっとおバカな駄犬っぽい所も含めて彼女の魅力の一つだろう。
そして2018年7月29日のオンメンテにてついに時報ボイス実装!
実に実装から4年半を要した。
…時雨に先行して時報が付いたこともあって、長すぎたお預けから「え、時報まだだったの?(汗)」と誤認していた提督もちらほらといるようだ。
内容は夕立らしく人懐っこく元気いっぱい。そして口癖となった「ぽい」の仕様回数は実に76回にも及ぶっぽい。「ぽい」の概念がゲシュタルト崩壊する……。
もりもりとご飯を食べてやる気いっぱいに動き回る様は、まさに「わんこ」そのもの。
姉妹や僚艦だった軽巡たちとの交流も盛んで、ソロモン海で一緒だった霧島や比叡とも交流しており、二人には忌憚なく呼び捨てで挨拶している。
ただ春雨を悪気無く振り切ってしまう、時雨に「良い夕立だね(良い雨だねの変化形)」といわれて何故か照れるなど、若干だがアホの子っぽい部分も見られる。
そして21時から22時まで夜戦モードに突入するが、その暴れっぷりはソロモンの悪夢の評に偽りなしのバーサーカーっぷり。
因みに20時の時報では某夜戦バカが三水戦に(という建前であちこちの駆逐艦達に)集合を掛ける中、夕立は今の自分は四水戦だからと呼びにきた五月雨に断りを入れている。その一方で21時になって由良も出撃すると聞くと、上記の通り夜戦に出かけていく。
夕立の中では完全に「由良>>(超えられない壁)>>川内」となっているようだ(もっとも由良は後期四水戦の旗艦を務めており、艦これ内でも四水戦旗艦として扱われるのは彼女である。四水戦を自ら名乗る夕立が付いていくのは、むしろ当然と言えるかもしれない)。
提督さんのためなら、性能どんどん強くなれるっぽい!
驚くべきはその火力で、最大まで近代化改修を施した場合、強力な主砲こそ積めないものの装備無しの状態でなんと73。これは多くの巡洋艦の最大値を凌駕し、中には上位の中口径主砲に依らねば太刀打ちできない者さえいるほどのものである。というか、素の火力であれば利根型・高雄型重巡にも匹敵し得る高さだったりする(差は僅か1~2)。
雷撃能力も相当強化されており、最大改修した素の状態で93。
これを現状上回るのは島風(99)、神通改二(98)、江風改二(96)、阿武隈改二(94)、重雷装巡洋艦に改装した北上改二・大井改二(共に139)・木曾改二(110)のみ。
軽巡?重巡?いいえ、駆逐艦です。
さらに改二になると「12.7cm連装砲B型改二」なる12.7cm連装砲のマイナーチェンジ版を装備している。
肝心の性能は通常の12.7cm連装砲に比べて火力が+1されているだけだったり。
ただし前述の通り夜戦での火力はかなりの物となるので、10cm連装高角砲と一緒に積んでカットインではなく連撃を狙った構成にするのも一つである。
のちにB型改二は改修工廠で強化補修できるようになったため、改修資材(ネジ)は少し嵩むが、より気持ち良く暴れてもらうため改修しておいて損はない。また「12.7連装砲B型改四(戦時改修)+高射装置」への改修更新任務があるので1本は☆10へ改修を進めておくことを推奨する(12.7㎝連装砲系は派生のC型改二の方に白露型全員への装備ボーナス・電探シナジーボーナスがつく為、無印の12.7㎝連装砲の改修の優位度及び優先度は完全に消滅している)。
2018年以降、駆逐艦用の小型主砲「12.7cm連装砲」系列に対し各砲ごとに対応する駆逐艦のステータスに補正が入るようになった。
特に白露型は「12.7連装砲B型改四(戦時改修)+高射装置」との相性が良く、夕立改二が装備した場合は【火力+2、雷装+1、回避+1】の補正が発生する。
このB型改四の出現に加え、C型砲改二+水上電探による【火力+2/雷装+3】の補正、さらにB型改四の水上電探補正【火力+1、雷装+3】を加えることで、夕立の夜戦火力が再びトップに返り咲くことになった。
しかしイベント海域深部の敵旗艦は雷巡の夜戦連撃する弾き返すレベルの装甲値を誇るのがざらになっておりこれらの装備構成では正直心許無い。しかし「61cm四連装(酸素)魚雷後期型」その改修MAXであれば装備補正で「火力+1,雷装+13,命中+2,装甲+1, 回避+1」の魚雷となる(これらの補正は朝潮型・白露型・夕雲型共通)。この補正は2基まで重複する為、夕立改二であれば「61cm四連装(酸素)魚雷後期型改修MAX×2」で夜戦キャップである「300」に到達してしまう。運改修が必要だが、この数値は綾波改二であっても五連装酸素魚雷3基は必要となる数値である。
…言っておくがステータス増強等のテコ入れはまったくないにもかかわらずである。
後日、補強増設に熟練見張員と高射装置が装備可能となったことで、更なる夜戦火力の底上げが可能となった。
さらに2021年5月8日には「水雷戦隊 熟練見張員」という上位互換装備が登場。本装備は軽巡・駆逐限定でカットイン攻撃の発生率が大幅強化される仕様のため、とうとう幸運値を踏み倒して超火力での狙い撃ちまで可能になってしまった。
追い風とばかりに、2022年10月14日には初となったハロウィンミニイベント「鎮守府南瓜祭り」にて獲得出来るアイテム「かぼちゃ」を期間中に近代化改修で使用すると、【同一艦娘(未改装Lv1でも可)2隻とかぼちゃ1個で幸運値を確定で3上昇させる】ようになった。……コモン艦の夕立なら1-1のドロップ艦やデイリー任務の建造でもよく出現するので、かぼちゃが惜しくないならあっという間に幸運艦に昇格し、夜戦CIへの期待値はもちろん命中/回避にも潰しが効くようになる。
再確認するが、夕立自身には一切のテコ入れはない。取り巻く環境が結果的に彼女を最強へと導いている――と言い得るのかもしれない。
2023年7月7日に、遂に夕立にも【雷装+1/幸運+2】と僅かながらの微修正が施された。
同時にお気に入りの艦娘をマーキング出来る「海色リボン」と「白たすき」が実装され、それぞれ前者は【雷装+1/装甲+1】後者は【火力+2/回避+2】の効果を発揮する。
これらの補正を味方にすることで、更なる夜戦火力の獲得に成功。特に海色リボンの場合は、補正された雷装値を加えて魚雷CI時における夜戦火力のキャップ値に到達するようになった。
どこまでいくんだ、この駆逐艦娘……
攻撃面は突出してこそいるが、装甲面などそれ以外はノーマル駆逐艦と変わらず、幸運艦や最速艦ほど自身の守りを考えずに戦うスタイルといえる。
そのためルート固定要員として戦艦や空母らとともに編成した場合、早々に一撃をもらって大破してしまうこともある(ただし低いHPや装甲は逆に高難易度海域に置いて『中破ストッパー』を発動させやすくなる可能性もあり要検証項目)。
第三次ソロモン海戦におけるダンスパーティの一夜を再現させても必ず鎮守府まで連れて帰って修理してあげて下さい。
素は駆逐艦なので装甲は薄く、装備の差による性能差までは流石に埋められないため戦艦等と日中の砲撃戦で渡り合うには不安があるが、そこはやはり駆逐艦、夜戦でこそ真価を発揮する。
日中の砲雷撃戦を凌げば、夜戦で文字通り「素敵なパーティ」であらゆる敵を海の藻屑へと帰すであろう(装備、陣形、戦況次第ではあるが、日中の砲撃戦においても火力の高い夕立は重巡、空母、戦艦といった艦種の装甲を抜くこともしばしば。理論上は戦艦ル級flagship、戦艦タ級flagshipをワンパン撃沈することも可能)。
余談
マフラーを巻いている改二艦繋がりなのかたまに某夜戦忍者と一緒に居たり性格が一部似通っていたりするファンアートが存在する場合もあるが、これは史実で水雷戦隊に初めて所属した際の旗艦が川内であった(当時は第一水雷戦隊旗艦)事も関係があるかもしれない。
もっとも上司としては由良の方に懐いている様だが。
最高にステキな関連イラストしましょ!
なんか関連タグみたいのがきてるっぽい?
夕立(艦隊これくしょん)⇒夕立改二
白露(艦隊これくしょん)/白露改二・時雨(艦隊これくしょん)/時雨改二/時雨改三
村雨(艦隊これくしょん)/村雨改二・春雨(艦隊これくしょん)/春雨改二・五月雨(艦隊これくしょん)
海風(艦隊これくしょん)/海風改二・山風(艦隊これくしょん)/山風改二/山風改二丁・江風(艦隊これくしょん)/江風改二・涼風(艦隊これくしょん)
由良(艦隊これくしょん)/由良改二・・・ゆらだち(カップリングタグ)
大潮改二 江風改二 山風改二・山風改二丁