図鑑データ
「駆逐艦島風です。スピードなら誰にも負けません。速きこと、島風の如し、です!」
DMM.com公式トップでの紹介
島風は、高速重雷装の最新型、島風型駆逐艦の1番艦。
40ノットを超える韋駄天の高速性に加え、零式5連装魚雷発射管×3基15射線という、重雷装巡洋艦に迫る雷装を誇る、超高級駆逐艦な彼女。
少し出会うのが難しいけれどぜひゲットして、貴方の水雷戦隊に入れてあげてくださいね!
概要、出撃しまーす!
速力自慢の俊足娘。pixivでは「ぜかまし」の愛称が一般的。
『艦これ』サービス開始時から登場する駆逐艦のトップレアの1隻で、建造可能な艦としては陽炎型駆逐艦8番艦の雪風と並ぶホロレア(SSR)艦。
全ステータスが並の駆逐艦と一線を画すため、多くの提督(プレイヤー)がそのあざといまでのデザインと相まって初期から欲しがる艦でもある。
公式主役格の一人である吹雪型1番艦の吹雪と並び、公式HPトップでも紹介されている、艦これ看板娘の一人である。 メディアへの露出や数々の商品化に恵まれているが、2021年現在、時報ボイスは実装されていない。改二に期待しよう
2020年11月25日に発売された『FlyingDog×C2機関【KanColle Memorial Compilation】』に島風の歌う「奔りだす風」が収録された。何気に初のソロ曲である(声帯の妖精さんは担当艦の楽曲を複数歌っているが島風は「艦隊これくしょん -艦これ-」キャラクターソング "艦娘乃歌" Vol.1に収録された「Let's not say "good-bye"」に艦娘特別艦隊で参加したのみだった)
容姿には誰も追いつけないよ!
イラストを見ての通り、大きなうさ耳リボン・鼠蹊部をかろうじて隠す程度の超ミニスカート・そこから出る黒の見せ下着(お尻がモチーフのZ旗に見えるようにデザインされたZ旗パンツ)などなど、数ある艦娘の中でも群を抜いてあざといデザイン。
当然、人気も非常に高く『艦これ』の看板娘的な扱いをされており、DMM社そのものの企業広告(『艦これ』というタイトルではなく)にも用いられるほど。就職説明会のブースにも彼女の等身大POPが置かれていたとか。
そして、見せびらかしている割にはスレンダーな体である。本来ならばミスマッチかと思われたが、あまり感じさせないあたりはデザインの妙と言うべきか。
「ぜかまし浮き輪」に加え全く厳つさのないゆるキャラのような自律行動型の旋回砲塔(連装砲ちゃん)を3匹提げ、左のもみあげには碇型の髪留めをしている。
(非常に忘れられがちだが)唯一の装着型の艤装である五連装魚雷発射管を背中に背負っていて、アニメ(第2話以降)のOPでは横撃ちしている姿を見られる。(後述)
実はこのデザインは担当イラストレーターのしずま氏によると「吹雪の没案となったコンペデザインをそのまま島風にスライドした物である」との事。一見するとその面影はほぼ残っていないように見えるが、ミリタリー知識の深いユーザーには「島風ではなく吹雪型の部分が確かにある」とも言われている。
前述の「描けば出る」によるファンアートフィーバーとこのあざとい容姿から、初期には新参ホイホイ扱いされたこともあった。
立体化にも恵まれており、ねんどろいど、figma、ピュアニーモ(1/6ドールシリーズ)、その他スケールフィギュアやトレーディングフィギュアなどが多数発売されている。
これにより島風は他の艦娘より、圧倒的に商品数は多く、公式の猛プッシュと愛を感じる。
吹雪、がんばります!では冬服を着ていることもある。
エンガノ岬決戦mode
ゲーム内で初となる書き下ろしグラフィックとして【エンガノ岬決戦】modeが実装された。
2018年冬イベント『捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)』に合わせての実装となったが、他の艦娘が通常グラフィックに鉢巻を追加した差分グラフィックだったのに対し、島風は完全書き下ろしの新規イラストとなっており、何時もの立ち絵から両手を広げた躍動感のある姿で描かれ、鉢巻の代わりにウサ耳風リボンが黒から白に変わっている。
艦これアーケードで稼働3周年を記念して期間限定のカードとして排出され(限定にもかかわらず全6種類用意されており、読み込んだ場合の3Dモデルも変更される)島風自身がレア艦故高値で取引されている。
ローソンコラボ島風
2023年4月4日からスタートする恒例のローソンと艦これのコラボで艦これ10周年記念で描き起こされたウエディング衣装の島風である。
他の艦娘にも同様にウエディング衣装での描き下ろしが発表されたが、艦これの顔の1隻として走り続けた島風の新衣装であり、普段の衣装から全く想像出来なかった事もあり提督達には大変好意的に受け止められた。
これ以上性能良くなっても知らないから!
次世代型の駆逐艦を目指した設計が元なだけあって、そのパラメーターは(伝説的な幸運艦である雪風と共に)駆逐艦中最高峰、改二駆逐艦と同等以上であり、殆ど軽巡洋艦並の水準を誇る。
特に速力(回避力)は全艦船中でもトップクラス。
雷装値も、重雷装駆逐艦とでも言うべき性能だった史実に則って駆逐艦ではトップ、全艦で見ても重雷装巡洋艦三隻の次ぐ4位という高さを見せる(余談だが、史実では日本海軍で唯一5連装酸素魚雷発射管を備えていたのだが、ゲーム中では何故か装備しておらず、逆に史実で所持していなかったはずの重雷装巡洋艦が改二となった時の初期装備として持っていたりする)。 砲撃火力も比較的高く、駆逐艦としては規格外の火力を持つ夕立改二、綾波改二、15年5月に実装された暁改二に次ぐ4位タイに付けていた。しかし2018年2月現在では島風よりも高火力な駆逐艦改二が多数実装されている為、昼砲撃戦に関しての優位性は相対的に低下している。
夜戦火力(火力(59)+雷装(99)=158)も綾波改二、暁改二を追い抜き2位であったが、現在は同値に長波改二、江風改二が存在し、朝潮改二(夜戦火力160)に負け綾波改二も最大火力と最大雷装に情報修正が入り現在夜戦火力1位夕立改二・2位綾波改二となっており、その後に160~155の間で団子状態になっている。
こちらも史実上の根拠があり、他の多くの駆逐艦が改装により1基主砲を下ろし、12.7cm連装砲2基4門を装備していたところ、島風は3基6門装備していた。ちなみに魚雷発射管の数も(連装数・設置数ともに)多かった。
駆逐艦としては規格外とも言える重武装は、ゲーム中でも遺憾なく発揮されることだろう。
改二駆逐艦が充実してきた現在では当初ほどの圧倒的なアドバンテージは失われているが、依然として高性能艦であることに変わりはなく、3-2を筆頭に後半海域で頻発する駆逐艦必須の編成では大いに活躍するはずである。
(ちなみに3-2は史実での島風の初陣だった「キスカ島撤退作戦」がモデルとなっている)
これほどの高性能であれば当然の事ながら入手も難しく、レアリティも駆逐艦中(雪風と並ぶ)トップクラスとなる。
建造レシピやドロップ海域などの情報が蓄積された現在では、稼働当初ほど希少艦とは見做されないものの依然としてレア艦であることに変わりはなく、どう頑張っても出ない時は出ない。一応、“初心者の壁”と恐れられる南西諸島海域「沖ノ島海域(2-4)」では全ポイントでドロップが見込めるため、2-4に挑戦していたらひょっこり艦隊に加わっていたというパターンもある。
おかげで「島風を描けば、島風が出る」という都市伝説を信じてpixivに願掛けイラストを投稿する者も少なくない。どういうわけか「エロい絵ほど出現率UP」という尾ひれまで付く始末。
そして投稿されたイラストを見た者達が『艦これ』に興味を持ち、そのうちの絵師はまた願掛けのために島風を描き…(以下永久機関) のように続き、公式からも看板扱いをされたりした事からか有名になり、グッズは非常に多い。また、知名度が高く、最も有名な艦娘ではないかと思わせる。
2015年5月現在、pixivにおける島風のイラストは24000件にものぼり、2位(金剛:17000件)以下を引き離してダントツである。そのため関連タグの種類も非常に多い。
→ぜかまし
→ぜかましり ……etc
あまり問題にされないが、実は性能的に拮抗している雪風を含む他の駆逐艦よりも燃費が悪い(所詮駆逐艦の消費量なのだが)。
2017年1月10日のアップデートにおいて、タービンと缶を同時に装備することで速力強化が可能となったが、島風はタービンに加えて「新型高温高圧缶」を用いることで、驚異の速力「最速」を手に入れる。
他駆逐艦では最速に到達するためには複数の缶を必要とするが、島風のみ一つで達成可能となる。
タービンは補強増設枠に搭載できるため、その気になれば連撃や魚雷カットイン発動条件を満たしつつ最速に到達できる唯一の駆逐艦となった。
なお同条件で最速に到達できるのは、翔鶴型姉妹およびその発展型となる大鳳のみである。
誰も追い付けないとまではいかなかったが、ひとりぼっちは避けられたようだ。
上述の様に複数の高性能改二が実装されたが、2017年12月22日のランカー報酬で新たに実装された「12.7cm連装砲D型改二」の艦種補正による火力ボーナスと「水上電探」とのシナジーボーナスで夕立改二と同等の夜戦火力が発揮できるようになった。
艦これ2期開始と同時に「61cm五連装(酸素)魚雷」にも装備ボーナスが適用されており「雷装+1」が付加され実質「雷装+13」の魚雷として運用が可能。これは累積し61cm五連装(酸素)魚雷自体も改修可能となっている。
補強増設に熟練見張員系列が装備可能となった事もあり「D型改二+五連装酸素魚雷+水上電探+増設見張員」と言った運用が可能。特に新装備の「水雷戦隊 熟練見張員」の登場で「主魚電」のカットイン発動率上昇とhit数増加が加わった為運の値の低い島風でも現実的なカットイン艦として運用が見込めるようになっている。条件としてレベル80以上が必要となるがこれ迄島風を運用し続けている提督なら容易に突破しているレベルである。
第2期への更新により、それまで「12.7cm連装砲」「61cm四連装魚雷」だった初期装備が、魚雷から「22号対水上電探」へと変更された。
これにより島風を建造や海域ドロップで拾うだけで、電探を気軽に確保できるようになった。
これまで回収や任務で電探の消費に悩まされていた提督たちにとっても、また電探の確保が難しい新米提督にとっても、この変更は大変に有り難い福音となっている。
島風改の改造後の持参装備も一新され「13号対空電探」「九三式水中聴音機」「25mm三連装機銃」となっている。
性格が一番?やっぱり?そうよね!だって速いもん!
性格は勝ち気で無邪気。
一人っ子にありがちな意地っ張りでワガママでな子供、という雰囲気を醸し出しているのは、史実でも同型艦が居なかった事に由来しているのだろうか。
アニメでも、1人で連想砲をおもちゃのようにしてた。作戦を聞いていない、見た目は中学生あたりのようだが、まだまだ子供らしく、そこをワガママな1人っ子と捉えてる人もいればチャームポイントと捉える人もいる。
また、連装砲にもカレーを食べさせようとする描写もあり、優しさが滲み出てる。
足の速いのが自慢であり、提督とも駆けっこを楽しんだりしている。
また、専用タービンが専用部品を必要とすることから、なかなか整備できないのが悩みらしい。
ちなみに二次創作や4コマでは姉妹艦が居ないことや、速すぎて艦隊に組み込みづらかった史実からぼっちネタがしばしば使われている。公式4コマ第11話でも、泣きながら「姉妹艦募集」の掛け軸を書いていた。
但し、姉妹艦が居ないのはぜかましだけであり、先代(初代)と3代目(護衛艦しまかぜ)には姉妹がいる。最速の代償は自由か孤独か。
ただ、島風を「日本海軍艦隊型駆逐艦の最終型」と位置付けるなら、その究極の姉は吹雪であると言えなくもない。吹雪の公称速力は38ノット(しかも日本海軍が一番逆サバ読んでいた時期)なので、行動を共にするのは無理でもなかったろう。
なおこの関係からか、艦これアーケード(後述)での速力が「最速が島風、次点で吹雪」になっている。本来は「吹雪を含めた特型駆逐艦が全て38ノット」なのだが、ネームシップである吹雪だけが例外的に「特型駆逐艦の更に上」という位置付けとなされている。
なお、タッチ時に「お゛うッ!」と形容しがたい声を挙げる事があり、アザラシと呼ばれる事がある(ぜかまざらし)。
交友関係、いっちゃってぇー!
駆逐艦としては同型艦の居ない唯一の艦であり、他の艦との姉妹艦繋がりではネタにしづらい二次創作作家も多いせいか、数少ない3匹の友達連装砲ちゃんをよく可愛がっている。とはいえ、史実での関わりが強い長波の時報では彼女と仲が良いことが確認されているほか、武蔵から摩耶の生存者を引き受けた史実からか、武蔵の時報ボイスでも交流があるような様子が見受けられる。なお、これら島風への言及がある艦は全て後から実装された艦である。
以上の関係を汲み取ったのか、公式4コマで武蔵が初登場となった回では、利根や摩耶と一緒に抱き合って再会を喜んでいた。
史実では就役時に第十一水雷戦隊に配属されており、この当時は龍田が旗艦を務め、暁を除く第六駆逐隊も配属されていたが、彼女達との絡みは少ない。
ただし、響とは初陣のキスカ島撤退作戦に共に参加し、訓練では演習用魚雷を命中させて響のスクリューを損傷させていたりした。
キスカ島撤退作戦では、旗艦の阿武隈と共に敵艦に向けて魚雷を発射、全弾命中させた…のだが、実は敵艦だと思っていたのはただの「島」だったのである(皮肉なことに、これが五連装酸素魚雷発射管3基15門という強力な兵装が挙げた唯一の「戦果」であった)。
島風の缶を先駆けて積んだ島風のプロトタイプともいえる天津風は陽炎型でありながらTwitter公式アカウントからも「島風の友達艦」という触れ込みが成されていた(→該当ツイート)
また、天津風の時報ボイスでも島風を自身の友達と公言しており、島風とお揃いの「連装砲くん」を所有している。
阿武隈改二実装後、阿武隈改二を旗艦に島風・響・秋雲・夕雲・長波を含めたでキス島撤退作戦を実行するイベントが追加された。
二次創作での組み合わせ
連装砲ちゃんを除くと、ほぼ単艦で描かれることが多い島風だが、同じレア駆逐艦の雪風と組ませた『ゆきしま』や、金髪ロングヘアという共通点のある愛宕との『愛島』も見られる。
その他、絵師つながりで共に雑誌の表紙を飾った長門との『島長』、および同一絵師キャラの集合絵である『しずま艦隊』などの組み合わせもあり、アンソロジーでは同じひとりっ子の夕張と友好を深めていた。 r /> また、「お゛うッ!」と空母ヲ級の「ヲッ」で会話をさせるネタも頻繁に使われる。
『艦これ』一周年にして、やっと現れた友達の天津風と組んだ『島津風』も今後の見所。
所属を転々としたなかで最も多くの作戦を共にし、同じ戦いで沈んだ長波とのカップリング(島波)も定番になりつつある。
海外艦では同じ『しずま艦隊』でなにかと共通点が多く『でかい島風』とも呼ばれるアメリ艦娘のアイオワとの絡みも見られるようになった。
『艦隊これくしょん』でも特に人気の艦娘であるため、二次創作での組み合わせの豊富さはぼっち設定を払拭する程である。
一方、キャラの方向性が違いすぎるためか、事実上の最速コンビの相手である翔鶴とのカップリングは非常に少ない。史実でも絡みは少ないが、一応1943年(昭和18年)11月にトラック島から横須賀へ移動する翔鶴を島風が護衛したことがある。
メディアミックス
4コマ『吹雪、がんばります!』では一話目から登場。水上移動訓練でスピードを出しすぎるものの燃料不足で動けなくなるネタも。
雪風、長波、初風、天津風などの「レア駆逐艦」との関わりが多く、当初一人部屋だったが雪風がルームメイトとなり、その後時津風の着任の影響で天津風と同室となった。
漫画『島風 つむじ風の少女』ではタイトル通り主人公を務めるが、問題児としての立ち位置が色濃い。
しかし、男少佐や朝潮との交流を通じて少しずつ変化の兆しが見える。
(打ち切りになってしまったが、『Side:金剛』でもよく似た描かれ方をしていた)
ノベライズ『一航戦、出ます!』では潜水艦の群れ相手に大立ち回りを見せた。
この小説では、連装砲ちゃんは「キュー」と鳴く。
ノベライズ『鶴翼の絆』の外伝では「最強の駆逐艦」と呼ばれ、雪風や長波との連携が成されている。
ちなみにこの作品だと長波は姉貴キャラのような立ち位置である。
なお、『つむじ風の少女』、『一航戦、出ます!』では駆逐艦の仲間に変なあだ名を付けるというキャラ付けが共通している。
『つむじ風の少女』では口うるさい朝潮を皮肉交じりに「優等生」と呼び、『一航戦、出ます!』では「~っぽい」という口調を良く使う夕立を「ポイポイちゃん」と呼んでいる。
『艦これRPG』のリプレイ「温泉娘の曳航」では、NPCの「電撃サイコロ船団」の旗艦として登場。連装砲ちゃん達にしか心を開かないめんどくさい子であり、PCの夕張から気に掛けられていた。
プレイ漫画『艦々日和』では、2015年春イベント・ベーグル湾通商破壊作戦の回において水本提督の艦隊に加わった。この時、連載は第83回。当初からバナーや予告編に姿を見せていたにもかかわらず、本編に登場した時にはすでに連載開始から2年も経っていたのである。なお、本編中で島風は提督に対し『(見つけてくれるの)おっそーい』と抗議している。
アニメではOPで酸素魚雷の横撃ちを披露。第1話は運動場で走っているだけだったが、第2話から本格的に登場。吹雪達と同じ教室に通っていて、暁をいじったり連装砲ちゃん達と戯れたりしている。
提督の部屋で踊るように騒いだり、作戦の説明中も座り込んで飛行機ごっこをしたり、コタツの中で寝ていたり、重要な作戦をすっぽかした挙句に金剛達のティータイムでのスコーンに釣られてのこのこやってきたり、料理大会に出場してレトルトカレーを温めた挙句1カットまたぐ間に速攻で自分で食べて失格になったりと、自由奔放すぎるキャラに。
その一方、作戦面では有能で、第4話でその実力を披露した。史実では、日本海軍が制海権を失いつつあった戦争中期以降の時期に竣工したこともあり、その高い砲雷撃能力と速力を生かす機会には恵まれなかったが、本作では1隻で複数の敵駆逐艦を排除する活躍を見せた。ちなみにこの第4話で、(一時的ではあるが)艦隊を組んだ相手である金剛型4姉妹と吹雪は、史実では5隻中3隻が島風の竣工前に戦没している。島風の完成がもっと早い時期だったならこういうチームでの戦いもありえたかも、という歴史のIFと言えるかもしれない。
戦闘スタイルとしては、連装砲ちゃん3体をビットのように操りながら各個に砲撃させ、自身も雷撃するのを得意としている。
駆逐艦の中では非常に長身であり、靴のヒールも高いせいか第六駆逐隊と比べると頭ひとつ分も差がある。
第6話のエプロン姿はへそが見えるほどのミニエプロン。ピンク色で非常にかわいい。
第8話では夕立が改二へと改造された際、吹雪に対し『あたしは吹雪ちゃんが先になると思ってた』と率直な意見を述べている。このような一面から「ふざけているように見えるが実は意外と思慮深い」のだと思われる。
2016年11月に公開された劇場版には出演していない(厳密には1カットだけ天津風や雪風と絡んでいるシーンが見受けられる。台詞はなし)。
リアル世界において三代目しまかぜとなる、海上自衛隊はたかぜ型2番艦の『しまかぜ』は速度こそ特筆するものではないが、妹がいないという点は共通している。(1人とはいえ姉がいるだけマシではあるが)
一般公開の際には、先代の等身大ポップが甲板に飾られているらしく、DMMからの寄贈品かつ艦艇の備品扱いとなっている。日本は平和だ。
艦これアーケード
艦これアーケードでは物理的に移動速度の差が設定されたためトップクラスの速力を持ち、旗艦にして全速にしただけで艦隊の他の駆逐艦ですら置いて行ってしまう。しかし砲撃戦中はしっかりついて行くようになるため、戦闘では艦隊そのものが“誰も追いつけない”回避の鬼と化す。そのブッ飛んだ性能から、島風改中破ホロには数十万円の値がついていた時期もある。
『REVISION2』からは砲撃戦時の速度が艦隊の艦娘全ての速度を平均化したものになったため弱体化。それでも入れれば艦隊の速度が速くなる事に変わりはなく、リリースから半年以上が経過して市場が落ち着いた今でも、高額なレアカードとして取引されている。
2016年夏「敵潜水艦」が実装された際、一部の艦娘に「爆雷投下」のモーションが追加されたのだが、多くの艦娘が艤装から発射したり手で爆雷を投げるのに対し、島風は連装砲ちゃんが打ち上げた爆雷を蹴り飛ばすというかなり独特なモーションであることが話題を呼んでいる。
…爆発物をそんな乱暴に扱っていいのか島風よ。
ちなみに艦娘着任時の演出として、島風が執務室の扉より奥の廊下で踊っている演出がある(この演出は、那珂になっている事もある)。
この演出が出る確率はかなり低く、実はこの演出が出た場合排出するカードがホログラム加工されたものになるという、所謂確定演出なのではないか?という噂があるが詳細は不明。ダンス演出に関係なくノーマルカードが排出されることもあるので過信は禁物。
しまかぜ、クロスオーバー入ります!
「最速」繋がりでこのようなクロスオーバーイラストもいくつか見られている。
さらに、スピードを誇る駆逐艦の関係で戦艦少女のル・ファンタスクとのクロスオーバー作品も存在する。
また、史実ではない世界で自分を指揮した艦長とのクロスオーバーも見られている。
ちなみにここでの島風は海上護衛総隊に所属しており、敵潜と認識した主人公の乗った隠密輸送作戦中の伊152潜水艦をもう少しで撃沈するところであった。ちなみに海上から海中を「砲撃」するという離れ業を披露している。
史実とか面倒くさーい。
史実の島風に関しては、島風(駆逐艦)を参照。
この私が抜かれるなんて...。
スピード自慢の島風だが、他国の海軍には島風以上のスピードを誇る駆逐艦がいる。有名どころではフランス海軍のル・ファンタスク級駆逐艦である。
もっとも、各国の海や地下資源の状況などによって船の設計は大きく変わるし、あまり早い船だと運用に困ってしまうのは島風が体現したことである。
「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)」で実装されたソ連嚮導駆逐艦『タシュケント』は公試で42ノット以上の高速力を出している。
彼女は、ソ連がその技術を取得しようとイタリアに発注したのだが、技術の修得に難有りと判断され、島風と同じく一人っ子となってしまった。初期装備で缶とタービンを装備し入手時点で「高速+」とステータスが表示されている等、此方も速度に拘りがある様子。
島風(本物)がやっと帰投したよ、遅いよね?
2017年秋季イベントの熱狂も冷め遣らぬ12月15日、スリガオで西村艦隊の5隻を発見した「ポール・アレン」氏率いる調査チームがレイテ島北西のオルモック湾付近で撃沈した駆逐艦「島風」を発見した。
外部ニュースサイト→『http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1712/15/news123.html』