それは鎮守府に恐怖を振り撒く、純白の堕天使――
概要
登場海域はステージ4-1「西方海域・ジャム島攻略作戦」以降と非常に遅い段階。
そしてボスらしくとてつもなく硬く、そして一撃が重い。ただしボスとして配置されるのは4-2からで、4-1では『ボス直前で航路を外れた袋小路』という罰ゲーム的な位置での初登場となる。またボス艦隊で登場した場合も、必ずしも旗艦となっているわけではない。
なおイベントの期間限定海域では序盤の段階で登場することもある。
何気にノーマルのタ級は初登場の4-1でしか出現せず(他は全てeliteかflagship)、意外とレアな存在。出撃!北東方面第五艦隊のEー4では何故か甲作戦においてもボス前でノーマルのタ級が出現。知名度の低さ故か「見た事のない新型の敵」と勘違いしたなんて例もちらほら。
性能
通常で「16inch連装砲」2門・「12.5inch連装副砲」・「偵察機」、eliteで「16inch三連装砲」・「16inch連装砲」・「12.5inch連装副砲」、flagshipで「16inch三連装砲」2門、「12.5inch連装副砲」、「電探」と、eliteを抜くとほとんどがバランス重視の装備となっている。
2013年8月と2014年4月のアップデートで、戦艦ル級と共に装備を変更。
最初の更新でeliteに電探が配備され、二度目の更新でflagshipは副砲を降ろして偵察機に変更された。
ステータスはル級と比較すると防御向きだったが、flagshipの時点であちらに完全に抜かれてしまっている。
しかし、命中や回避等内部的なステータスはル級より上らしく、道中で単縦or複縦で出現することが多い。
着弾観測による二回攻撃の脅威などはあちらと同じだが、なんといっても怖いのが5-3での夜戦。このマップは道中ほぼ全てのマスが夜戦となるので、堅実に連撃で押してくるタ級は非常につらい相手となる(それまでは装備がカットイン向けであり、発動さえしなければ被害は出にくかった)。更に5-3ではボス護衛(最終戦だと2隻も)として登場。空母がルート固定の関係でつれて行けず、同じくボス護衛の南方棲戦姫が艦載機を飛ばすため、フラタ級が昼連撃をしてくる。
そして2014年5月23日、南西諸島海域ExtraOperation「沖ノ島沖」『沖ノ島沖戦闘哨戒』(通称“2-5”)にてボス艦隊旗艦としてflagshipが出現。
意外にもゲージ付きボスに抜擢されたのはこの海域が初めてであり、なおかつ2017年11月までにゲージ付きボスになったのはこの海域のみである。
もっともこの2-5で厄介なのは、EO海域特有の編成縛りと、本海域から導入された索敵値の計算、そして夜戦マスで必ず3隻は登場する重巡リ級(しかも改flagshipのパターンあり)なのだが……。
しかし、第二期からはボス艦隊旗艦に戦艦ル級や空母ヲ級が入ることもあるため確定で登場するわけではなくなった。
にもかかわらずゲージはタ級のままである。
容姿
人間的なスタイルを持ちボディラインが明確に現れている上位深海棲艦の中にあって、多くの艦娘たちのものに近いセーラー服とブルマのようにも見えるパンツを着用しているという異端的な容貌であり、『深海棲艦は沈没した艦娘たちの怨霊である』という説に信憑性を与えているとされる。左肩だけの肩当ても、他の艦にはあまりない特徴になっている。
空母ヲ級・欧州棲姫と並ぶ深海勢の数少ないマント着用組で、こちらの色も白が基本カラー。
他の人型の深海棲艦同様に白い肌色や髪の色、青く光る眼と不気味な人外感を余すことなく漂わせているが、それらを容認さえ出来れば結構美人な口である。
そのためか、プロポーションの良さが際立った妖艶さから「敵艦隊のグラドル」と呼ばれ、一定のファンが付いていたりもする。