概要
白露型のうち、設計変更が施された7~10番艦を指す。別名、海風型。
前期型と比較して、主に船体構造に改良が加えられている他、艦橋が後の朝潮型と同様のものに換装されているのが特徴であった。
当初は14隻が建造予定であったが、ロンドン海軍軍縮会議の失効に伴い駆逐艦の排水量制限が撤廃されることを受け、大型の朝潮型が建造されることとなり、4隻の建造に留まった。
所属は四隻すべて一貫して第二四駆逐隊であり、全艦とも戦没するまでの間、駆逐隊が変わることはなかったが、駆逐隊そのものの所属は戦局の変化に伴い第四水雷戦隊から第二水雷戦隊へと変わっている他、江風の戦没後は朝潮型駆逐艦・満潮が追加要員として所属している。
艦隊これくしょん作中においては、海風および江風が自らを改白露型と紹介しているほか、海風は海風型という呼称を用いることもあるが、直後に改白露型と訂正している。尚、図鑑上の分類は海風改二と山風改二/山風改二丁が改白露型、それ以外は白露型となっている。
所属艦
白露型7番艦/改白露型1番艦:海風
白露型8番艦/改白露型2番艦:山風
白露型9番艦/改白露型3番艦:江風
白露型10番艦/改白露型4番艦:涼風