図鑑データ
「司令官。ま、今日も頑張りなさい。付き合ってあげるわ。」
よーし!概要、出撃するわ!ついてらっしゃい!
2015年4月10日のアップデートで実装。初期艦娘としても、特型(吹雪型)としても吹雪に次ぐ二番目となる。
改装Lvは70で、実装当時としては改二駆逐艦の上限まで練度を上げる必要があった。
母港・ケッコン後母港・出撃・戦闘・補給などのボイスが変更され、同時に時報も実装された。
それによると以前より提督のことは受け入れており(諦めたと取れる部分も?)、改二になるまでに折り合いや信頼関係がある程度築けたと見受けられる。
でも食事の用意は(後片付けまで込みで)提督に命令してくる。お前もか。
改装された叢雲の容姿、いよいよ戦場(いくさば)で発揮するのね!悪くないわーっ!
以前の華奢で痩せっぽちだったイメージから一転、適度な筋肉質に以前同様のフィットした服装から全体的にムチムチ感が増量しており、より戦士な趣が出た。また胸も少し成長した様子。巨乳とまではいかないが、身長に比してかなり脚が長くて頭身が高く、駆逐艦離れしたプロポーションの良さである。
以前の面影を残している部分もあるが、全体的な変更が多い。
まず髪型と髪色は以前同様だが、ボリュームが初春改二同様に大幅にボリュームアップしており、前髪も完全なパッツンではなくなった。
服装は半袖の黒インナーは以前同様。ただ以前はどうだったか不明だが、インナーはみぞおち辺りまでしか無い。
ワンピース状だった白のセーラー服は、後ろから包むように胴を回し、前布で止めるタイプの丈の短いチューブトップドレスのようなものに変更されている。布を留めているのは胸元の赤紐と腹部の黒ボタンだけであるため、張り出した胸の所為で胸あたりの黒インナーが露出している。
またその関係で坐骨くらいまでのスリットが形成されているが、服装の下にさらに黒のミニスカートを履いているため大事なところが露出することはない。
首に巻いた赤いネクタイは健在。長さもそのままに、胸元のループに通して胸元に留めてある。
服を留めている赤い紐は背中からも回されており、二の腕あたりで房飾りによって纏められている。
下も以前同様に黒タイツを着用。脚部艤装は以前のフィン状の突起を廃止、ローファーの靴底に主機をはめ込んで純粋にハイヒール型となった。
艤装は大幅に変更されており、腰の艦橋を模した基部ユニットはより高く・長くなり大型化している。基部ユニットの下には錨を装備。
マジックアームは以前同様。先の砲塔は「12.7cm連装高角砲(後期型)」に変更された。
以前は持っていた杖型マストや、左腕にマウントしていた楯付きの魚雷発射管はなくなり、代わりに両手に白黒のグローブをはめている(せっかく母港台詞通りに酸素魚雷を装備してきたのに、今度はイラストから消えるとはこれ如何に……)。因みに杖型マストを持った公式イラストは存在しており、以前よりも剣っぽくなっている。
頭の獣耳状の浮遊ユニットは同様だが、若干大型化している。
こうした大掛かりな変更は、彼女の「第四艦隊事件」を経て大掛かりな改修補強工事を受けた史実を元にしていると考えるなら、ある程度は合点がいくだろう。
ただし、バレンタイン限定グラフィックについては改二用を用意していなかったせいか、未改装時の艤装に戻ってしまう。
これは改二がバレンタインイベントの後に実装されたことが原因なのだが(バレンタイン実装が15年2月に対し改二実装は15年4月)、16年以降のバレンタインイベントでも変更がなかった為、仕様と割り切るべきだろうか。(しかし中破すると改二艤装に再び戻る。何故だ・・・。)
性格、悪くはないわ。見てあげる。
改からの変化として、お触り時に「アンタ…ま、いいわ。もう…」というように提督のセクハラにも慣れ、諦めたように受け入れるようになった。ただし依然として「アンタ…!酸素魚雷を食らわせるわよ!」は健在である。
またログイン時には「付き合ってあげるわ。」と言い、補給時には「いいわね、こういうのを待っていたのよ。やれば出来るじゃない!」と言ったりなど、全体的に提督の手腕を認め、より深い信頼関係を築けたことが窺える。
ちなみに帰投時には「ま、みんな無事でよかったわ。」と旗艦として仲間に気を配る余裕も出てきた様子。(ただし帰投ボイスは一つしかないため、轟沈者が出た場合でも「みんな無事」と言ってしまう。まあ、仕様だから仕方無い。要は沈めなければ良いのだから)
なお、改二から追加されたボイスはそれまでと比較すると微妙に声色が異なっている。
いいわね、こういう性能を待っていたのよ。やれば出来るじゃない!
【火力+6・雷装+10・対空+25・装甲+1】と、昨今の改二駆逐艦たちと同様に対空値が急激に伸びている。ただどのステータスも飛びぬけて高い訳ではなく、一見すると中途半端。
だが逆を言えば運用法次第で色々と潰しが利くという側面もあり、比較的扱いやすい性能に収まったと言えるだろう。この点は長姉である吹雪と同じである。
初期装備は「12.7cm連装高角砲」(通称:浦風砲)×2に61cm三連装(酸素)魚雷×1と、大きく目立った装備はないものの、浦風砲をWで持って来てくれるのは何気に嬉しい。そのまま装備させて防空と対潜を両立するもよし、一基を「10cm連装高角砲」に換装して別の艦娘に載せるのもアリだ。
三連装(酸素)魚雷は【雷装+8・回避+1・装甲+1】性能的に若干微妙なものの、吹雪改二を「改修工廠」のサポートに付けることで、回避と装甲の微増を付加させたまま61cm四連装(酸素)魚雷と同等の雷装値にすることも出来る。
ただし叢雲本人は改二時点でも【運:15】と、夜戦カットイン狙いは厳しい。
まるゆを使った近代化改修でも、最大値はコモン駆逐艦の平均値【59】より少ない【57】でしかない。
戦没時期は吹雪と殆ど変わらないのにこれは一体…(吹雪改二の運の最大値は【77】)。
ただ主人公でオールラウンダーな性能の姉妹の下の方と聞くとある有名な兄弟の弟の扱いと似たような何かを感じるが、まさか狙ったのだろうか…。
ふふっ、いよいよ関連イラストね。
今頃関連タグを確認するの?遅いわ!早く確認なさいな
浦波改二……姉妹艦としても追加実装艦、改二艦としても追加実装艦。
深雪改二……姉妹艦5人目の改二艦。叢雲は深雪戦没の補充として11駆に編入した。
初春改二……彩樹艦隊の改二仲間、デザイン・性能ともに類似点が多い