概要
とくにないです氏が投稿した「白い艦これ漫画」第4話の一節がバズった事が発端になったものと考えられている。
内容は、伊勢型2名が
- 大破グラフィックがあまりにも地味で黒インナーという武器を生かせなかった
として唐突に戦力外通告を受けるというもので、提督のこの分析は正鵠を射ていた。
「射てねーよ!このドクサレが!!」
「大破グラフィック」というのはいわゆる「ボロ絵」で、それ以上ダメージが蓄積するとキャラロストに繋がりかねない危険な状態である一方、下着や素肌が見えやすくなるため「お色気シーン」と看做す向きも一定数ある。
つまりこの場合、「大破しても黒インナーのせいで露出を拝めず、その黒インナーも大してエロくなかったので外された」という話の流れになっている。
ドクサレじゃねーか!
・・・ともあれ、ここから逆説的に
- 黒インナーという武器=着用する事で注目を集め採用の動機に繋げる
といった意味合いが成立し、広まっていったのである。
該当艦娘
当初は他にほとんど話題にも上らないレベルで子日が着用していた程度(黒スパッツのみといった形では多少増えるが、一般的にカウントしない)であったものの、その後のアップデートで緩やかながら増加傾向にあり、比例して初期3名の再評価も進んだ。
次第に着用方法で特色を出す例も出始め、本稿の指摘もあながち冗談ではなくなってきている。
稼働当初から着用
着用して追加参戦
未着用で参戦→改造時に着用
関連イラスト
- ※1:潜水服なので厳密には本タグの適用外だが、その上に防弾ジャケットを羽織るスタイルのため便宜的に含められる事がある。ちなみに改造前限定なため、これが未改造のまま運用する動機になる事もあるとか。
- ※2:2016年描き下ろしの私服はイラストのような状態で、浴衣になっても黒インナーを外さない事で話題になった。
- ※3:2017年描き下ろしの私服で着用。通常時も黒スパッツを着用。
- ※4:2019年描き下ろしの私服で着用。
他作品
- ※5:『ゼノブレイド2』出身。2018年の『スマブラSP』出演時に着用した物を原作にも逆輸入している。同作のレイティングを満たすために追加された衣装と言われており、一時は専用の記事ができるほど話題になった。
- ※6:『FF7』出身。2020年のリメイクから着用しており、やはりレイティングの変動を嫌ったためとされる。今後はこうしたタイプも増えてゆくものと考えられる。
- ※7:YouTubeの規約上必要な物らしい旨を幾度か語っている。
関連タグ
白インナーという甲冑:対義語(?)こちらは秋月や初月の姉妹である涼月(艦隊これくしょん)に由来するネタだが、まだあまり他へは広まっていない。
SUMOU教導艦日向:「黒インナーという凶器(狂気)」とも。