図鑑データ
「不知火です。ご指導ご鞭撻、よろしくです。」
一般名詞は→「不知火」。
モチーフになった実艦は→「不知火(陽炎型駆逐艦)」。
概要になにか御用ですか?
陽炎型2番艦の駆逐艦娘。提督の間では「ぬいぬい」あるいは後述する台詞から「落ち度さん」の愛称で呼ばれている。後者については声帯の妖精さんも知っていたようである。
彼女は序盤から入手可能なコモン艦であり、序盤の戦闘や後半での資源稼ぎなどでお世話になる提督もいることだろう。ただし、陽炎型は彼女と姉の陽炎、妹の黒潮の3人を除いた全員が『艦これ』屈指のレア艦揃い(3人のほかに陽炎型で建造できるのは雪風と末妹の秋雲だけ)であるため、建造などでは姉妹艦と建造時間が一緒である事からよくハズレ扱いされている。
とはいえ、クエストとして編成任務2つ、出撃任務1つがあるため、育てておいて損はないだろう。
良い改二ですね。助かります。
…と思っていたら、姉が新たな姿を手にしてからしばらく経過した2018年5月13日。運営の公式Twitterにて、とある陽炎型駆逐艦の改二改装が告知された。そこにはキスカ島や捷一号作戦についての言及があり、そして何より最後の一文に、「ご指導ご鞭撻、よろしくどうぞ!」とあったことから、不知火であることがほぼ確定となった。
そして2日後の5月15日のアップデートにて、姉に続いてめでたく改二が実装された。
詳細は「不知火改二」を参照。
容姿に応えてみせます。
ピンクのセミロングを水色のリボン型プラスチック飾り付きのゴムでポニーテールに纏めており、瞳の色はスカイブルー。
そこ、性格に似合わず飾りが子供っぽいとか言わない。
服装や艤装は姉の陽炎と同じだが、彼女の肩掛け連装砲には陽炎が使用しているタイプのようなグリップが見受けられないのと、胸の紐リボンが赤色なのが主な相違点である。
- 「秋の私服」mode
2017年10月18日のアップデートで初の限定グラフィック【「秋の私服」mode】が実装された。
コニシ氏が担当する陽炎型駆逐艦では初風に続く2例目(陽炎型全体だと第十七駆逐隊と秋雲には限定グラフィックが実装されている)かつ、初期実装陽炎型では初めてとなった。
その6日前にあたる同月12日には、運営アイコンで不知火の限定グラフィックのチラミセが行われたが、その日は奇しくも海上自衛隊の新あさひ型護衛艦2番艦『しらぬい』(後述)の進水日で、数奇な巡り会わせに多くの提督は驚きと喜びの声を上げた。
その後、レイテ前編やクリスマス期間などもこのグラフィックが継続され、かなりの長期間実装が行われている。
何でしょうか?性格に落ち度でも?
普段は加賀さんばりの非常にクールな性格で、一際低い声も相まって子供っぽいイメージの駆逐艦娘の中では大人びてドライな印象を受ける。
・・・とまぁ、これだけだったらただのクールキャラで済んだのだが、ひとたび戦闘になると突如として「沈め」・・・だの「徹底的に追い詰めてやる・・・」だのと非常に物騒なセリフを呟き始める。MVPを取っても「もっと骨のある敵はいないの?」と、勝ち気な事を言っているあたり、本性は天龍や木曾も真っ青の戦闘狂なのかもしれない。
また、中・大破時においては他の大抵の艦娘が焦っていたり、恥ずかしがっていたり、苦しそうにしている中、彼女だけはボロボロになりながらも不敵な笑みを浮かべ、「不知火を怒らせたわね・・・!」と言い放つ始末。
世界のビッグ7に数えられる戦艦の長門や陸奥でさえ、中破したら恥じらいの表情を浮かべるのに、である。お前のような駆逐艦がいるか。
ただし、イラストをよく見てみると涙目になっていたりもする。
2014年7月18日のアップデートで改造後の一部のボイスが更新された……のだが、戦闘ボイスが「沈め……沈めっ!!」とよりドスの効いたものに変化している。
え、二度も「沈め」という必要性?大事なことでしょうに。
秘書艦にした場合は実にそつなく仕事をこなしてくれるが、主にお触り時に「何でしょうか?不知火に落ち度でも?」とさりげなくドスの効いたセリフを浴びせてくるので、一部では「戦艦クラスの眼光」と恐れられている。
い…いえ、何でもございません…
装備換装時に「あら、いい強化。感謝します」「良い改造ですね。感謝します」、入渠時には「まだ航行できますが…ご命令ならば」などなど、その忠義心の高さや堅物ぶりは個性豊かな艦娘達の中でも際立っており、加えて陽炎型の初期実装組の残り二人が当たり障りのない性格な上に最も性能で恵まれた妹の入手難易度が段違い(ただし後から実装された妹達に比べれば彼女はまだマシな方である)であるため、入手しやすさと能力の高さ、目立った(尖った)個性で人気を早い段階で確立した。その分長女が割を食ったような気がしなくもないが。
上記のように、敵対者へ容赦のなさと提督への軍人らしい忠誠心を兼ね備えたキャラクター性は、他の艦娘にはない魅力となっている。艦隊に加えれば雰囲気が引き締まること間違いなしである。
基本的には敬語だが、素は「~ね・~のね・~だわ」等の女性口調の様子。
出撃の時には「すいらいせんたん(水雷戦隊)、出撃します!」と噛む。二次創作ではこのことをイジられることも。
あら、いいメディアミックス。感謝します。
史実でアリューシャンにて自身を含む第18駆逐隊が壊滅した経験からか、AL作戦の参加にはガクガク震えながら拒否するなど、ゲーム版からは想像もできない可愛らしい一面も窺える。
とは言え、長らくほとんどモブキャラ扱いで登場しても一言二言台詞がある程度だったのだが…第142回にて親潮が着任した際には(それまでの扱いを考えれば)かなり長めの出番を貰い、第154回にて吹雪に代わり事実上の主役に大抜擢(鬼怒改二回なのに)。鬼怒改二の仕様に「(甲標的が装備できないという事は)鬼怒ってないんですね…」と妙なガッカリの仕方をしたり、鬼怒のボケに真面目に対応したり、かと思えば積極的に鬼怒のボケに絡みに行ったりとやりたい放題やった挙句、その事を吹雪達に暴露されて「不知火の圧倒的落ち度…!」と言いながら走り去るというオチを付けた。
詳細は当該ページにて。影の主役クラスの存在感と濃厚なかげぬいが特筆される。
じっとしてるのは性能に合いませんね。
ゲーム内でのステータスは陽炎型駆逐艦が史実上最新型の艦だったこともあり、他の駆逐艦よりもやや高め。さすがに島風や雪風に敵うほどではないが、それでも序盤においてはかなりの戦力になるであろう。
陽炎型は改にすればなかなかの性能になるので、錬度と近代化改修の度合い(と愛)によっては前線で活躍し続けることも可能。
関連イラストが入っています。
駆逐艦らしからぬクールさを描いたイラストが多い。
かと思えば、落ち度だらけだったりして可愛く描かれていることも。
2014夏季イベントで雲龍が実装された事で、SUMOUネタが増える・・・のか?
このイベントでは史実で関わりのある早霜も実装された。
また前述の新あさひ型護衛艦の2番艦「しらぬい」が進水した際には、それから間を置かずして最初の改自イラストが投稿された。なお、1番艦「あさひ」の名を持つ先任艦は敷島型戦艦(第2次世界大戦時は練習特務艦から工作艦として運用。)も2023年8月に実装された(→朝日(艦隊これくしょん))
関連タグが完成したようです。
yaggy・・・陽炎(艦隊これくしょん)/陽炎改二・黒潮(艦隊これくしょん)/黒潮改二
第十八駆逐隊・・・霞(艦隊これくしょん)/霞改二/霞改二乙・霰(艦隊これくしょん)/霰改二・薄雲(艦隊これくしょん)
鬼怒(艦隊これくしょん)・早霜(艦隊これくしょん)・沖波(艦隊これくしょん)・藤波(艦隊これくしょん)・・・不知火戦没に関わりの深い艦。鬼怒・早霜は節分限定voiceで触れられている。