霞改二
かすみかいに
改装後の服装はこれまでの朝潮型の統一されたものと異なり、スカートが吊りスカートからサロペットスカートに変更されている(色合いや白い一本線の意匠はそのまま)。また、艤装のショルダーベルトが赤から黒となり(よく見ると小さい探照灯がついている)、襟元には赤いリボンが追加されているが、これについては史実から以下のような可能性が考察されている。
- 第十八駆逐隊で派遣されたキスカ島沖で潜水艦の襲撃を受けて僚艦である霰が撃沈、霞と不知火が船体断裂した事。
- スリガオ海峡海戦で大破した阿武隈から第一水雷戦隊旗艦を継承した事。
- 一水戦旗艦時に鬼怒からの救援要請を受け、霞と不知火のいずれを派遣するか協議した結果不知火が派遣されたが、帰路に早霜の救援を行っていた最中に空襲に遭い沈没してしまった事。
この他、単純に他の第十八駆逐隊の二隻(霰・不知火)と揃えただけ、という可能性もある(その場合、陽炎と揃えていないのは、キスカ時点で彼女だけ別行動をしていたからかもしれない)。
中破するとスカートの裾がわずかに燃えたようになり、右肩付近は肩ベルト毎破れて艤装が落ちかかっているが、それすらイラストの逆側であり、全艦娘中でも指折りの露出度の低さ。パンチラはしてるけど。
後にコニシ艦朝潮型全艦の改二が実装されたが、彼女の改二制服が朝潮型改二艦の標準服(霰改二はスカート丈が伸び、荒潮改二はスカートにフリルが追加される等若干の差異あり)となった。
必要な改装Lvは75。これは駆逐艦としては実装時点で最高Lvとなっている。一方、後述のコンバート改装の都合もあり、初期装備はない。
特筆すべきは、カテゴリは駆逐艦、スロット数は3で据え置きながら、艦隊司令部施設と大発動艇の装備が可能となった点である。
前者は礼号作戦において旗艦となった史実によるものである。
また後者はというと、これまた旗艦として参加した第四次多号作戦にて、輸送船団の揚陸拠点であるオルモック湾に用意されていた大発が直前の暴風雨で大半が砂に埋もれてしまい揚陸がごく一部しか成功しなかった、という史実に基づくものではないかと思われる。
また、霞改二の時点では素の火力が63、雷装が92、夜戦火力が155であり、これは夕立改二・綾波改二に次ぐ駆逐艦第三位の数値である。
運の数値も初期値で37、最大値97のため、まるゆを使えば夜戦カットインも十分狙える。
これは史実では多号作戦や礼号作戦、マニラ湾空襲などの大戦末期の困難な戦いをくぐり抜けてきた上、敵勢力下での危険な救助活動を何度も成功させている点を考慮したものと思われる。
「司令部」「大発」「特二型内火艇」の全部載せができる駆逐隊改二は霞改二が初で、朝潮型以降の型式の艦で他に搭載可能な駆逐隊改二は早潮改二のみである。
Lvが88以上の場合、弾薬と鋼材を消費する事によって、霞改二乙へとコンバートが出来るようになる。これにより火力が低下する代わりに対空値・装甲値の向上と専用対空カットインを得られる。また、大型電探(対空・水上問わず。戦艦専用電探を除く)の装備が可能となる代わりに、艦隊司令部施設の装備が不能となる。
また、逆に霞改二乙から霞改二に戻す事も可能である。この場合も資源は消費される。この場合、要求される弾薬と鋼材の消費量が逆転する。
注意点としては、コンバートをした時点で運以外の改修値がリセットされる事が挙げられる。とはいえ、コンバート改装の前例である翔鶴型の改二甲と比べれば、バケツ節約目的での改装もまだ現実的かもしれない。
全艦娘屈指のツンっぷりを見せていた彼女であるが、改二への改装に伴い、若干角が取れている。
特に提督をクズ呼ばわりすることはなくなり、素直なところや、穏やかな口調で秘書艦としての執務に取り組む姿も見せるようになった。
提督との付き合いが、自らが改二に成長するほどに長くなり、その中で提督の人柄や実力を認めたがゆえの態度の軟化であろうか。
ただし相変わらず基本的には厳しい態度を貫いており、甘えは許さない姿勢のようである。
なおクズ呼ばわりの対象は深海棲艦へと移っており、小破時に激昂して反撃の意志を燃やしている。
コメント
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豆まきをしていたら、鬼役が本物の鬼だった件
霞改二のセリフからインスピ。 なお、エルム提督はLV85で慢心していたため改二乙に出来ず、悔し涙を流しながら"カスミーズーットキャンプ"に付き合わされている模様;w; まぁ対艦戦闘メインの司令駆逐艦仕様と、大きいモノが詰められる艦隊防空仕様のどちらが良いのかは、鶴姉妹以上に判断が分かれる所です。 一応Lv88までレベリングしますが、仮に達しても当面は改二でいく予定。2,116文字pixiv小説作品